ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』

2010-12-26 00:09:05 | 新作映画
----- あらら。ずいぶんとご無沙汰。
実は、えいは今めちゃめちゃ忙しくって、
映画について喋る機会もあまりないみたい。
そこで、
「ポイントを簡単に話すからフォーンが喋るように」とのこと。
でも、もう公開されているのに、なぜこの映画を?と聞いたら、
「だって、ストーリー喋らなくていいでしょ」だって。
そんなんでいいのかニャあ。
まあ、あまり気にせず喋るか…。
さて、ポイントの1.
※前作が東映配給映画の中では断トツの1位。
うん。確かにこれは大きい。
いままで、同じテレビシリーズの劇場版を作っても
当方ばかりが目立っていたしね。
ポイントの2
※監督が和泉聖治
これはちょっと補足が必要。
彼は映画『オン・ザ・ロード』で一般映画デビュー。
「一般映画?」と首をかしげるフォーンに、
えいは、こう説明。
和泉聖治の父親は、やはり監督。
それもピン抜く映画中心に活躍した木俣堯喬
継母はピンク映画の往年の人気女優、珠瑠美
という家柄(?)もあって、
彼は父に師事し、ピンク映画を数多く手掛けたらしい。
でも、そんなのなかなか観られないよね。
で、一般映画でのおススメは?と聞いたら
『この胸のときめきを』『さらば愛しのやくざ』だって。
話が横道に逸れて長くなっちゃったけど、
要するにえいが言いたいのは、
彼はいわゆる、現場で経験を積んできた監督ってこと。
だから、「魅せる」ということの意味を知っている。
新鮮味には欠けるかもしれないけど、
決して退屈はしないんだって。
う~ん。確かにこれって、エンターテイメント志向の映画では重要だよね。
さて、内容について…。
これは、警視庁本部内で起こった前代未聞の籠城事件に、
警視庁特命係の刑事コンビ、杉下右京と神戸尊が挑む――というもの。
これだけで、もう想像ついちゃうよね、
そう、これは一種の内部告発もの。
上層部の思惑の下、平気で切り捨てられる現場。
さらには警視庁と警察庁、それぞれのトップの思惑も絡み、
ドラマとしても見ごたえがある。
フォーンも観てみたけど、
何が驚いたかって、
今回、ある重要な人物が死んじゃうこと。
これ、おそらくファンは騒然としちゃうだろうな。
だって、シリーズの根本にかかわるもの。
えっ、なんでテレビを観ていないのにそれが分かるかって?
そこがこの映画、最大のポイント。
ポッと出の監督ではこうはいかない。
最近、とんと聞かなくなった“職人監督”という言葉を
フォーンも思い出したな。

(byフォーン)

フォーンの一言「しかし、このタイトルはないのニャ。えいはずる休みするし…」ぱっちり

※ご無沙汰してごめんなさい。来年は、もっと喋る度

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1 コメント

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日本インターネット映画大賞 (日本インターネット映画大賞)
2010-12-27 00:35:41
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