目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

パン作りから学ぶ事

2020-05-07 | 日記

こんにちは😃

 

いいお天気だけどやっぱり空気が冷たいので日陰は寒いくらいです。

お日様が当たれば新緑は輝いて美しい五月の名の通り。

風が吹けばザワザワと優しい若緑の葉ずれの音が山を賑やかにしてくれます。

五月は良いな。

 

えーと、再びパンの話なんですが、

昨日、今日と

今までに無いくらい美味しいパンができています。

 

自分でもちょっとびっくりしています。

だってもう二十年も焼いているんですよ。

ベテランと言っても恥ずかしくないかもしれません。

なのに人生最高にうまいパンができたのが昨日のことなんです。

自分で金メダルをあげたいと言うほどのパンはコレまでのパンと

何が違うのか?

 

当然考えました。

自分の作った天然酵母でここまでのパンが焼けるってちょっと感動しているんです。

 

できることなら読者の皆さんに食べていただきたいくらいですが、

さすがに無理なのでそれはかないません。

残念ですが話だけ聞いてくださいね。

最高のパンはいつものパンと何が違ったのか、検証してみます。

 

とにかく温かい場所の方が良い、と思っていたので

常にそれを気にかけ日の当たるところに置いて見たり、夜はストーブのそばに置いたり

毛布か布をかぶせたり、

今思うといつものパンは気を配って大事にしてきました。

 

それに対して、最高のパンは一日中キッチン脇の日の当たらない部屋に置きっ放し。

おとといの夜遅くに仕込んだので昨日の午後には焼くつもりでいたのです。

でも、他の用事にかまけてそれも忘れ、

ああ、パンの支度をしなくちゃいけない、と思いつつも時間的に夕食の支度を始めてしまいました。

結局夕食後、後片付けも済ませてやっとパンに取り掛かった始末でした。

フルーツを入れて四つに分けてさあ、ベンチタイム。

 

三十分くらいで良いかな?

フムフム、まあそんなもんだろう。

と、いつものように適当です。

 

そこでキッチンタイマーを仕掛けるとストーブのそば、

うたた寝もしたかもしれません。

途中タイマーがぴこぴこ、なる音が聞こえました。

でもなんだか面倒でそのまま放置。

 

暫くしてそろそろ就寝という時になり、パンのことを思い出しました。

そうだそうだ、パンの事。

慌てて行ってみると

なんと見事に二倍ほどの大きさに膨らんでいるではありませんか。

ワーオ😵

理想的な展開じゃん❤️

 

 

見るからに美味しそうです。

焼く前から分かります。

二十年も焼いてますので。

 

その時にはたと気がつきました。

今までいかに適当にパンを作ってきたか、という事です。

 

焼いて見ると果たして、結果は思った通りでした。

焼き色といい形といいその香りといい、

パン好きなら見ただけで涎の出る事でしょう。

粗熱を覚まして

手でちぎって食べて見ました。

美味しいです、最高の出来じゃないかしらん。

それがミッドナイト五分前のこと、

深夜にパンはちと重いかな、と思いつつも

このパンを目の前にして欲望に抗うのは無理でした。

手で割った時のあの乾いた音、

引き裂かれるパン生地のキメと膨らみ、

フィリングとパンの配分の良さ、

そして何よりカシュカシュのあのパンの皮の焼き上がり。

小麦粉は焼き方によってこんなにも美味しくなるものだったのか。

思わずため息が出てしまいます。

パンを一口かじった、その瞬間の事です。

目から鱗が落ちるとはこの事でした。

自分はどうしてここを目指して来なかったのか?

後悔さえ感じました。

どんな風に焼けてもそれはそれで美味しいから、って

ずっと適当にやってきました。

それで何の不満も無かったしそれはそれで良いのですが、

昨日のパンのあの皮の美味さを知ってしまった今は

作る限りはそこを目指したいと考える様になってしまった、

と言うことなんです。

何より良いのはそのために特別のことはする必要がないと言うのも楽チンで

良いじゃないですか。

むしろ忘れているくらいがちょうど良いってよ。

それ私向きじゃんね。

 

最高のパンを焼いて見て気がついた事を

次のパンで実践してみました。

結果はグー👍

コレはぜひ、今までのパンを美味しいと言ってくれていた人たちに

 

もっと美味しくなりました、と言って

 

作って差し上げたくなりました。

 

長い話ですみませんが、書きたいのよね。

この気持ち。

そうそうそれでね、違いは何か?

 

ベンチタイムは二十分くらいと、パンの作り方などにはよくそう書いてあります。

その後で二倍くらいに膨らんだら、とあとがきに書いてあるのですが、

適当な私は、言葉通り受け取ってだいたい二十分くらいでずっとやってきたと思います。

時々で発酵状態によっては時間を変えてみたりもしてました。

でもね、みてたのは時間だったのです。

それが浅はかさの証明ですよね、恥ずかしい。

ちゃんと二倍になっていなくても

適当な時間を置けばそれなりに美味しいパンが焼けるのです。

それで良いと思っていましたから、時間しか見ていなくて

発酵状態の生地を見て美味しい焼き上がりを想像するなんて、

やって来なかった気がするのです。

ベンチタイムをおろそかにしていたことですよね。

実はここでしっかり発酵させることがポイントなのでした。

私のパンは美味しい、仲間内ではまま評判良いのだけれど

いつも気紛れで、それが自分流

 

なんちゃってパン焼くベテラン、ですよね。

穴があったら入りたい気分です。

 

こんなこと大ぴらにしなくてもいいのに、とも思ったけど

コレも修行。何の?

分かんないけど、美味しいパンを焼くための、、、

 

タイミング的に難しい時もあるけれど、

目の前の生地の状態をよく見るって

本当に大事なんですね。

ああいやだ、今頃気づくなんてトホホです。

コレからは目標を持って

小麦粉の最高のうまさを引き出すパンを作って行きたいと、

決意いたしました。

 

コレもまたこの際に変わるべき習慣になるのかもしれません。

 

家人にいつも言われてたんです、本当に見てないね。

もっとよくみなくちゃダメだよって。

何事につけよくみて行動するに越したことはないと

つよくおもったしだいです☆

パン作りから学ぶ事。

いろいろありますね☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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深夜に人生最高のパン

2020-05-07 | グルメ

おはようございます😃

 

空気が冷たくお天気は良くてもひんやりとした朝です。

 

昨日は前の晩仕込んだフルーツパン用の生地をすっかりなのか、うっかりなのか、

忘れてしまい晩ご飯の後思い出してみたら

なんと非常に美しい状態で発酵していました。

丸く大きく膨らんでいます。

それからフルーツのフィリングを入れて四つにカットして

二十分ほどベンチタイムね、と呑気してたらまたうっかり。

 

そうや、そうやパンを焼かな、と腰をあげたのが夜中の十一時です。

 

今日中に焼いた方がいいよね、とかけてあった濡れ布巾を外してみたら

なんと整形したパンが理想的に膨らんでいます。

いつものように二百三十度で十五分焼成しますと

 

まあ素晴らしく美味しそうなパンが焼き上がりました。

見た目もパーフェクトです。

焼き立てはやっぱり食べて見たくなりますよね。

どっちみちパンがある程度冷めるまで待たなければなりません。

そこで深夜にもかかわらずやっぱり食べてしまいました。

皮が、パリパリっとして

コレは自分のパン作りの中で最高の出来だ、と感激しました。

二十数年パンを良き続けてきましたが、

昨日のフルーツパンが最高です。

金メダルをあげたいくらい☆

 

発酵のタイミングがいいとこんなにも美味しいパンができるのですね。

 

天然酵母なのでどう焼いても美味しいけど、やっぱりタイミングが大事です。

 

今朝のパンも割といい感じに発酵。

 

 

焼いたのはいつもの黒パンです☆

 

 

 

 

 

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