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イタリアの古典文学、いいなづけを読み始めました。
主な登場人物は十二人。
結婚を約束した若い二人。
裏若き女性に横恋慕した暴君によって二人は追われる身となり
女性は修道院へ匿われます。
が、妙な手口によって修道院から連れ出され数々の試練を受ける物語らしいです。
始まりはこのお話が繰り広げられる北イタリアのコーモ湖周辺の景観の描写。
ちょっとよく分からないけど、山が重なって張り出したりしている景観で
スケールこそ違えどちょっとこの辺りに似ているのかと思い、
ネットでコーモ湖の映像を見てみました。
するとやはり想像していたような山間の湖で時に川のように細くなっています。
イタリアにもこんな渓谷のような景色があるのね、と思ったけど
それもその筈、北イタリア=アルプス山脈の南側ですもの。
長靴のような形のイタリアの国の足を突っ込む位置の真ん中がロンバルディア州。
有名なミラノはロンバルディアの州都です。
北イタリアがヨーロッパの国とのボーダーでそこから南は半島だから
島国日本と似ているところも多いのかもしれません。
火山もあるしね。
そんなコーモ湖のほとりの街がお話の舞台となりますが、最初のシーンは
物語の主要人物の一人、気の弱い司祭が歩いて行く壁龕の道のその先には
二人の与太者が両端に陣取っています。
与太者ってね、当時のロンバルディア地方には多かったみたい。
闘士って書いてるけどブラーヴォと言って
まあ江戸時代の浪人者のような存在だったらしい。
一応剣の使い手で、力任せに悪いことをして庶民を苦しめたり、
悪い領主に雇われて暴力を奮ったりしていたので
十六世紀後半には国外追放の法律ができていたようです。
そんな二人が気の弱い司祭を待ち伏せしているところから物語は始まります。
主人公の若い二人はこの司祭の元で結婚するはずだったのです。
ところが司祭を待ち伏せしている二人のならず者に寄って
これがとんでもない事態に発展していきます。
それにしてもイタリアって
何時頃今のイタリアになったのでしょうね。
日本は一応紀元千六百年には
徳川家康によって天下統一されました。
イタリアにも天下分け目の合戦みたいなのがあったのでしょうか。
ならず者はその頃には傭兵として活躍したのでしょうね。
力のあるものがその力で活躍する場を失うとならず者に落ちて行くって事でしょうか。
さてこれからならず者と司祭のやりとりを読み進めていきましょう。
天気は回復して空は晴れて来ましたが、毎日少し読書の時間を設けてます。
そうでないと本なんか読めません。
昔は寝る前に布団の中で読書したけど今はとても無理☆