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目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

向上心

2025-06-02 | 文章

土曜日の夜に見たもの。

何だと思います?

 

多分、私自身以外の人にとってはほとんど意味のないことかも知れない全く個人的な印象なのでしょう。

けれどもそれはとても印象的なことでして、この話から何かに思い当たるひとがあるかも知れません。

週末久しぶりに戸外の仕事をして来ました。

土曜日の夜には出先の日帰り温泉に行き、そこで見たものにある意味感動したのです。

何を見たか?

それは温泉の更衣室でした。

更衣室には入って右側に脱衣カゴの並ぶ棚があり右手には百円の鍵付きコインロッカーが並んでいます。

 

自分がよく行く地元の温泉も同じで、私はお金を払わない脱衣カゴを使っています。

で、その夜もカゴを手にしたものの、気持ちが一瞬固まりました。

ここは知らない場所ですし、三千円ばかり入った財布を持っていたのです。

どうしようかな?

百円払って安心の方がいいかも知れない。

そう決めた時ふと棚の隣に目をやると

折目正しくキレイに畳んだ衣服が脱衣カゴの中に整然と収めてあるのが見えました。

公衆浴場でコレほど見事に整理された様子を見た事がないと思います。

何故なら殆どの人はバスタオルでカゴを覆っているからです。

その手前のカゴには化粧品と思しき小瓶の入ったビニール製のポーチが立っていて

更に横にはローションのような大きめの容器が二つ立っています。

そのまた手前にはバスタオルがキレイに畳んで置いてありその配置も

無意識に置かれたとは思えないくらい整然としているのです。

もしも誰かがイタズラにでもそのどれかに触ったら

立ち所に気がつくでしょう。

それが最初の印象でした。

衣服のカゴだって誰かが金目の物を物色すれば絶対に元に戻せない綺麗さなんです。

公衆浴場で安心して荷物を無料の脱衣カゴに入れておくのに

最良の方策かも知れません。

この方策は自分には絶対に気が付かない事でしょう。

ズボラな私は適当に畳んだ衣服にタオルを被せて隠すタイプの人間でした。

この歳になるまでそこに疑問を持ったことは一度もなかったと思います。

自分はそう言う人間だと恥ずかしくもなくそう考えていたのです。

でもこの整然とした脱衣カゴを見たとき、初めて恥ずかしいと感じました。

自分の人間性を恥ずかしいと思いました。

齢七十を過ぎても人間性を向上させることはできるのか、

それは分からないけど、意識してみます。

実は去年のクリスマスに、大人のADHDじゃないかと言われている

少々変わった友人がいて、常々仲間は彼のことを心配しています。

私も彼はコレからもちゃんと生きて行けるだろうか、などと思う事があったんですよ。

上から目線と言うわけでもありませんがね。

所が、そのクリスマスの日に、制服に着替えて仕事をしてたんですね彼が、

その時たまたま彼が着替えた部屋に入って探し物したんです。

そこで見たものは整然と畳まれて重ねてある着替え前の彼の衣服でした。

ビックリしました。

こんなにキチンと出来る人なんだと思うとそれまで心配していた自分が恥ずかしくなったのです。

この人の方が私よりずっとちゃんとしている、と思ったのです。

その経験があったから今回美しく整理された脱衣カゴに出会った事が余計に印象に残ったのでしょう。

人間改革。

幾つになっても出来るはずです。

向上心を持って生きたい私です🌟

今頃かい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あの頃が懐かしい

2022-07-23 | 文章

ミンミンゼミの初鳴きの声が聞こえ、ようやく夏らしくなってきた山里です。

 

 

母家の屋根に浮かぶ雲、真っ青な夏空が広がっています。

 

暑いよ、(^^;;

 

それでも時々吹き込む風は爽やかでさすが信州の夏でございます。

 

クーラーも扇風機さえも使わずに暮らしていけることの素晴らしさ、

皆さんはもう忘れてしまった事でしょう。

 

夜になったからって網戸なんて建てません。

 

縁側から背戸ヘと夜気を渡ってひんやりとした風が流れ込み、時折カブトムシが飛び込んで

ブンブンとヘリコプターのように飛び回るのはご愛嬌。

 

網戸越しに入ってくるフィルターを抜けたような空気とはまた一味違う自然風なのでございます。

だけどね、最近めっきり虫が少なくなりました。

ここで暮らし始めた最初頃など夜になってお勝手の明かり点けると

たちまち大小様々な蛾が集まってまるでがの見本図鑑のようでした。

 

それが最近はほとんど姿が見えません。

昨日もわずか二、三匹の小さいのが窓の向こうで羽ばたいていただけです。

 

蛾は蝶に比べると驚くほど種類が豊富でその模様や姿形もいろいろです。

 

大きな翅を広げ、じっとしている薄緑色の蛾は、およそ十五、六センチはあるでしょう。

透け感のあるフリルで飾られた長い脚。

蛾は大抵窓に張り付いてじっとしていることが多いので観察するのが楽で良いですね。

 

でもそんな蛾はもう何年もお目にかかることがありません。

キリギリスだってあの特徴的な声をもう何年も聞かなくなりました。

寂しい限りです。

 

夏はあの虫が一匹部屋の隅にいるとそれだけで部屋中に虫の音が響き渡ります。

あの波動が部屋を満たすと体感温度が一度くらい下がる気がしたものです。

 

田んぼであんまり農薬を使うものだから虫たちがいなくなったと言う話だけど、

嫌になる程虫が飛び込んできたあの頃がとても懐かしい私です☆

 

 

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毎日パンを焼く

2019-03-27 | 文章

昨日はジャガイモの植え付けをしました。

風が強い日だったけど鍬を使っていると汗ばむほどでした。

 


 

いっぱいジャガイモできるといいな。

 

昨日のパンの覚書。

 

三百グラムのスペルト小麦粉とチョコチップ三十グラム。

 

クルミとレーズンも少し入れました。

 

柔らかめに仕上げたかったので水分多め。

 

二百四十C.C.の水はさすがにちょっと多すぎました。

 

少しの粉を足しながらこねてこねて何とか手につかなくなりました。

 

最終的にいい感じに発酵。

 

二百度で焼いたけど下段だったせいか焼き上がりの

 

皮が薄めです。

 

上段で焼いた方がパリッとしたクリスピーな感じに焼き上がり

 

以前のストーブに近い食感。


食べて見たらもう少ししっかりと焼いた方が良さそうでした。

で、今朝は自分ちのパン。

昨日の経験から少し焼成時間を長めにして見ました。

昨日のパンは近所の人にプレゼント、

今日もプレゼント用のパンをこれから焼くつもり。

ストーブの癖がつかめるまで毎日パンを焼いて知り合いにプレゼントします。


オーブンを使うのが楽しくてたまりません。

新しいもの、って興味を引きますね。


 

 

 

 

 

 

 

 

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Gooブログが変わってしまいました。

2019-03-25 | 文章

メンテナンスの後、

 

ブログがすっかり変わってしまい戸惑っています。

 

すっかり別世界へ放り出されたような気分。

 

楽しみが半減。

 

前の方が良かったです。

足跡機能はどこへ行ったのでしょう。

 

時々訪問してくれた人たちのブログを

 

どうやったらもういちど開くことができるのでしょう。

 

友達を失ったような寂しさです。

 

ため息の夕暮れになりました。

 

 

 

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今度は浅田次郎ですって。。。。。

2016-09-10 | 文章
こんにちは

この間の台風13号が過ぎ去って朝がずいぶん涼しくなりました。

長袖なしではいられませんよ。

さて、私の作文遊び。

まだまだ続いて居りまする。


私が使っているのは文章診断ロゴーンというツールです。

興味のある方はお試しください。


この間まで私の文章が「有島武郎」という大正時代の作家の書くものに似ていると云う診断でした。

似ている文章を書く二人には

一体どんな共通点があるのかと、

ロマンチックな気分で読んでみたら、

似ているのはこんな風にやたら長い文章を書く点でした。


なんだ、そうか。


よし心がけて短い文章を書いてみよう、

と改善したつもりの文章を作って見たら何と今度は

「浅田次郎」と出て来ましたよ。

えー。

それあまり嬉しくないかも。



実は私、この人の書くものがあまり好きじゃないんです。

浅田次郎さんは現代のベストセラー作家で,もちろんお名前は良く知っています。

週刊誌の連載などでその文章も多少は読んだ事が有るけれど、


どれもあまりピンと来ませんでした。


一言で云えば上手過ぎる。

流暢というのか、リズムが善過ぎて反って単調なのか、

深く読み切っていないのであまりハッキリとは云えませんが、

とにかく印象が浅いのです。

ところが今、自分の書いたものがそれに似ていると云われてしまいました。

一体どう受け止めたら好いのでしょう。

まあね。

似ていると云っても50%です。

『有島武郎」は80%くらいだったのでちょっと気になったけど、

今回はあまり気にしないようにいたしましょう。


本当なら芥川龍之介に似ていると云われたいな。

大好きな作家さんです。


好きな本はたいてい古典文学。

だから私の文章は硬い印象を与えるのかもしれませんね。


現代ものはあまり殆ど読まないのです。


読むのはたいてい古典文学です。


100年くらい前の本が好き。


これってだいぶ変わっていますかね。?

いつの時代を生きてるの?って云わないでくださいな。


いつの時代にも、

その時々に必要な力を与えてくれる本が好き。



『有島武郎」は少し興味を持ちました。


白樺派の作家です。


白樺派って国語の時間に習ったわ。

でもその後から白樺派って私の頭の中からすっかり消えていたキーワードです。


白樺派といえば志賀直哉。

「城之崎にて」は好きな作品です。


白樺派は自由主義を理想としているらしい。


その辺りは似ているかもしれません。

やっぱり文章の長さだけでなく、

考え方に共通する点も有ったのですね。


点が繋がって線になった気分です。









































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