“一年ほど前から友人とウォーキングをしていて、毎朝、自転車に乗った高校生とすれ違います。その中でひときわ爽やかな女子高校生と出会いました。寒い朝、ウォーキング中に「おはようございまーす」と透き通る声が聞こえました。すれ違った女子高校生の声でした。慌てて「おはよう。いってらっしゃい」と声を掛けると、「いってきまーす」と爽やかに返してくれました。
二月中旬、あいさつを交わしてきたあの女子高校生は自転車を止め、「大学の保育科に入学が決まりました。もうあまりお会いできないと思いますが、頑張ります」と。それからは彼女を見かけず、寂しさもありますが、四月から新たな人生を切り開いていくことをお祈りしています。”(3月21日付け中日新聞)
岐阜県土岐市の吉村さん(男・75)の投稿文です。75歳が女子高生から挨拶され、交流が始まるとは楽しいでしょうね。すれ違いに挨拶だけの交流、さわやかで羨ましいことです。節度を守れば、いい関係は続くものです。
すれ違いに挨拶を交わす、ボクのような田舎では地元の人と分かればまず声をかけて通り過ぎます。これが知らない人となると難かしくなる。そして家が増え知らない人が増えた。挨拶をしてもしない人が多くなった。ここは自分がこれにめげず積極的に行うべきであろう。これが高齢者の役目であろう。そうしておれば、何かの縁が産まれることもある。それが人生を楽しく、面白くする。挨拶をしたり声をかけることに何の損もない、負担もない。
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