寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3674話) 礼儀は大切

2024年05月28日 | 出来事

 “ほぼ毎朝、30~40分ほど散歩しています。3歳ぐらいの男児を連れた父親らしき男性と擦れ違って「こんにちは」とあいさつを交わしました。男性は立ち止まって、下の方を向く男児に「お顔を見て言うんだよ」と諭しました。すると男児は私の顔を見てもう一度「こんにちは」と言ってくれました。私はうれしくなって、「えらいわね」と笑顔で褒めました。男児はにこにこして、手を振りながら別れました。
 2人とは初対面で、礼儀の大切さを再認識できました。その際に感じた心の温かみが消えません。再会できたら「大事なことを教えてくれてありがとう」と伝えたいです。”(5月4日付け中日新聞)

 名古屋市の主婦・土屋さん(83)の投稿文です。挨拶の仕方の話である。顔を見て挨拶しなさい、3歳位の子ども父親が諭す。よそを見て話すのではなく、顔を見て話す、礼儀である。この父親は素晴らしい、そしてその子どもはきっと素晴らしい人になるであろう。大きくなっても忘れなければである。
 ところが、挨拶というものは顔を見てするどころか、小さいときにはしていても大きくなるとしないのが、多い気がする。これは何だろう。昔は知らない人でも村中であったら挨拶をしなさい、と教えられ、又子供らにも教えたが・・・。孫は小さいとき、よく挨拶をすると誉められたことがあるが、今はどうだろうか。やっていれば立派なものである。一度聞いてみる必要がある。


コメントを投稿