“4年前の私の結婚式のあいさつで上司が語った「夫婦にはリスペクトが欠かせない。それがあれば、どんなことも乗り越えられる」を最近になって実感した。リスペクトとは相手への思いやり、敬意という意味。
わが家は共働きのため、当然のごとく家事を交代でし、一緒に買い物に行った。私は出産前に仕事を休み、昨年5月に娘が生まれると、常に子ども優先のバタバタした生活が始まった。気付けば、夫とゆっくり話をする時間は大幅に減った。
6月下旬、仕事から帰宅した夫が、おもちゃや洗濯物で散らかった部屋を見て「大変だったんだね」とつぶやいた。夫のために用意した夕食の簡単な野菜炒めも「ありがとう。おいしいよ」と食べてくれた。ともに短い言葉ながら、私へのリスペクトを感じてハッとした。苦労が報われた気がした。「もっと寛容にならなきゃ」と思った。”(7月29日付け中日新聞)
名古屋市の公務員・大川さん(女・31)の投稿文です。「リスペクト」、最近よく聞くようになったが、意味は知らないままであった。何しろカタカナ言葉が氾濫し、ここが日本かと思うばかりである。ボクは昔からカタカナ言葉の氾濫には抵抗があって、あえて避ける気もあった。「リスペクト」、なぜ思いやり、敬意でいけないのか。思いやり、敬意以上の意味があるのだろうか。
不満はこの程度にしておいて「リスペクト」思いやりや敬意、これは本当に大切である。だから他人にはよく気を使う。ところが、夫婦だとないがしろにするのである。夫婦だから当たり前、言わなくても分かる、そして「ありがとう」も言わない。昔はこれで通ったかもしれないが、今は通らない。夫婦に従属関係はない、平等である。これは昔も今もない。これを間違えた夫婦は不仲にいたる。夫婦にとっては特に意識しなければならないリスペクトである。
わが家は共働きのため、当然のごとく家事を交代でし、一緒に買い物に行った。私は出産前に仕事を休み、昨年5月に娘が生まれると、常に子ども優先のバタバタした生活が始まった。気付けば、夫とゆっくり話をする時間は大幅に減った。
6月下旬、仕事から帰宅した夫が、おもちゃや洗濯物で散らかった部屋を見て「大変だったんだね」とつぶやいた。夫のために用意した夕食の簡単な野菜炒めも「ありがとう。おいしいよ」と食べてくれた。ともに短い言葉ながら、私へのリスペクトを感じてハッとした。苦労が報われた気がした。「もっと寛容にならなきゃ」と思った。”(7月29日付け中日新聞)
名古屋市の公務員・大川さん(女・31)の投稿文です。「リスペクト」、最近よく聞くようになったが、意味は知らないままであった。何しろカタカナ言葉が氾濫し、ここが日本かと思うばかりである。ボクは昔からカタカナ言葉の氾濫には抵抗があって、あえて避ける気もあった。「リスペクト」、なぜ思いやり、敬意でいけないのか。思いやり、敬意以上の意味があるのだろうか。
不満はこの程度にしておいて「リスペクト」思いやりや敬意、これは本当に大切である。だから他人にはよく気を使う。ところが、夫婦だとないがしろにするのである。夫婦だから当たり前、言わなくても分かる、そして「ありがとう」も言わない。昔はこれで通ったかもしれないが、今は通らない。夫婦に従属関係はない、平等である。これは昔も今もない。これを間違えた夫婦は不仲にいたる。夫婦にとっては特に意識しなければならないリスペクトである。