寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3722話) 健康留意

2024年09月05日 | 行動
 “来年3月で100歳を迎えるにあたり、これまでのことを振り返る機会が増えた。幼いときは体が弱くて病気がちだった。戦争で、専門学校を繰り上げ卒業し19歳で海軍に入ったが、戦火を交えることなく終戦を迎えた。そして公務員となり、20~30代は時折体調を崩しつつも懸命に働いた。50歳で虫垂炎を発症し開腹手術を受けた。1994年に妻を病気で亡くし一人暮らしとなった。朝はパン、昼はうどんかそばを食べ、夜は米飯に徹して過食を戒めている。6年前に入所した老人ホームでは体操や散歩、歌、ゲーム、おしゃべりを楽しんでいる。この調子。この夏を乗り切り、秋、冬を無事に過ごしたい。”(8月9日付け中日新聞)


 名古屋市の岩井さん(男・99)の投稿文です。100歳か?ボクには遠い話である。まだいくつもの関門を通らねばならない。岩井さんはこの機会にいろいろ振り返っておられる。戦争もあり大変な時代であった。体調もあまり芳しくなかった。それでも100歳である。感無量であろう。今は老人ホーム暮らしを楽しんでおられる。良い人生で終われそうである。
 ボクには岩井さんの歳までちょうど20年ある。でも80歳も立派な歳である。いろいろ振り返ってみたい。岩井さんは体が弱かったと言われる。でも長生きできるのは単に体の弱い強いではない。いろいろなことが作用する。ボクは見かけは強そうだし、実際もそうである。しかし、この歳になっていろいろな問題点が生じてきている。定期検診で心臓に問題があるらしいことが分かり先日再精密検査をしてきた。やれることをはやり、気持ちをしっかり持ち、あと20年を迎えたい。