“2月下旬、救急車を呼ぶべきかどうかで迷った。起床直後に足元がふらついて後ろに倒れて、机の縁辺左顎を強く打ちつけた。顔は大きく腫れあがったが、けがの大小がいまひとつよく分からなかった。休日だったこともあって、結局タクシーを呼んで自力で病院に向かうことにした。着くと、驚くぐらいたくさんの患者が救急外来にいて診察を待っていた。私の診断は打撲と内出血で、骨に異常はなかった。
救急車を呼ぶか自粛するかを素人が判断するのは難しい。病院で診断を受けない限り、重傷か軽傷かの区別ができないからだ。一方で、一刻も早く診てもらいたいという心理もとてもよく分かる。実際に緊急の処置が必要だったケースなら、なおさら。実に悩ましい。”(4月27日付け中日新聞)
名古屋市の市川さん(男・81)の投稿文です。救急車を呼ぶかについてはいろいろな意見が出されている。あまりに呼ぶ人が多く、大変なのであろう。そこで市川さんのような誠実な人には迷いが生じる。救急車で行くとすぐ診察して貰えるが、自分で行くと順番待ちでなかなか診察して貰えない、という話も聞く。救急車を有料化する話しもある。こんな話を聞くとよけいに迷う。誠実な人が不利になる対策だけは止めにして欲しい。一時を争うのか、余裕はあるのか、素人にはなかなか判断できない。ボクは救急車を呼んだ経験がない。
日本は少子化、高齢化社会、人口減少社会である。日本社会はますます人不足なっていく。今まではそれなりに人口があったのに、長時間労働であった。この長時間労働にも問題が当てられ、いろいろ規制が加わっている。この先どうなるのかは、ボクに分かる問題ではない。すべてにおいて厳しくなる、その覚悟が必要な気がする。
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