吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

実は、とっても性格が悪いんだぞ

2012-11-29 18:05:02 | インポート
勤め先の友人から、『インド古典舞踊』のチケットを分けてもらったので
昨夜は、ニトリ文化ホール(旧拘厚生金会館)へ行ってきました。
行ってみてビックリ。
なんと、前から5列目の中央よりという、とても良い席だったのです。
この辺の方が、最前列よりも全体が見渡せて良いのですよ。
ラッキー♪

…アレね。

インドのダンサーって、えらく栄養状態がいいのね。
ダンサーってこう、きゅっと締まっていて、筋肉が隆々していて…
って、それは私の勝手な思い込みなのね。
仕方がないから、1番綺麗でスタイルのいいお姉さんに照準を絞って
そこだけに集中していました(←ひどい)

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この人の妖艶な感じがいいけど
どっちかってーと、こっち。
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さて、ここからが『ぶっくり大事件』

なんと、ホール内で、偶然私の父親にバッタリ!
全く予想していなかったことなので、これにはかなりぶっくりしました。
私は前列から5列目。
父親は、13列目。
私が手を振ると、父親も笑顔で手を振り返してきました。

私は、人の好き嫌いがハッキリしていて
嫌いな人がいる場所には近付かないと言う正確ゆえ
自分の実家には、あまり寄り付きません。
ですが、子供の頃からかなりの父親っ子なので、父だけは好き。
父親のことは気になるし、いつも心配しているのですが
なかなか会えず、時々どうしているかなと思っていたのですが
いるじゃないですか、そこに。

ショーが終わり、出口に向かって流れる人の川を掻き分け
私はやっと父親の傍に辿り着きました。
「不義理をしていて申し訳ない」
開口一番に父親が言いました。
いや、義理を欠いているのはこちらの方で。
なのに。
「本当に悪いと思っている?」
「うん」
「じゃあ、今から付き合って欲しいところがあるの」

この時、父親は、その辺の喫茶店で話でもするのかと思ったそうです。
でも、私の「付き合って欲しい場所」は、たった一箇所しかありません。
ニトリ文化ホールの近くのバス停に父親を連れて行き
困惑する父親をぎゅうぎゅう詰めのバスに乗せ、数十分。
徐々に乗客が降り、老人優先席が空いたので
「座ったら?」と、言うと、父親は「いい」と、首を横に振りました。
齢76歳。
まだまだ優先される立場ではないと思っている様です。
ですが、バスが先へ進むにつれ、ガラガラになってゆく車内は
やたらと空席が目立ち始めました。
「逆に、変だよね」
父親と私は、老人優先席ではない一般席へ、並んで腰掛けました。
窓の外は雨。
バスを降りてからの道が、滑らなければ良いのですが。

やがて、私たちはバスを降り、雨の中を目的地へ向かいました。
「いらっしゃいませ!」

勘の良い方は、もうお気付きですね。
私が父親を連れて行ったのは、クリリン店長さんのお店です。
お蕎麦が大好きな父親を、是非ここに連れてきたかったのです。
例え、夕食には遅すぎる時間でも。
例え、雨の中でも。

父親は、私のおすすめメニューを食べると言ってくれたのですが
おすすめしたいものがあり過ぎて、何をすすめたら良いのか分からない。
でも、クリリン店長さんのお蕎麦の美味しさをリアルに味わいたいのなら、もり。
そこで、父親には、1日20食限定の、摩周産の蕎麦粉のもりそば。
私は、初めて食べた時にひどく感動した、海老せいろ。
父親に、海老せいろの味も味わってもらいながら
お蕎麦の香りとコシを楽しんでもらうことにしました。
でも、他にも美味しいお蕎麦がいっぱいあるんだよ。

「それは、またの機会にな」
父親が、嬉しそうに言いました。
はい、勿論です。

今朝、チケットを分けてくれた友人に会ったので
久し振りに父親に会えたことと、2人で食事が出来たこと
沢山話が出来たことを報告し、何度もお礼を伝えると
彼女も嬉しそうに、「良かったね」と、言ってくれました。


前日素敵なことがあったせいで、浮かれていたのでしょうか。
今朝、出勤途中に凍結したツルツル路面で、滑って転びました。
しかも、国道で。
早朝なので、車通りが少ないのを良いことに、信号無視をしている途中で。
死ぬかと思ったわ。
死ぬのは別にいいんだけど、さっちゃんがいるからね。
出来れば、もうしばらく生きていないと。

結構派手に転んだせいで、左臀部を強打し、いまも痛いです。
しかも、流行り病をうつされて、体調が絶不調。
なのに、今日は知り合いと飲み会なのですよ。
数日前に吐露で愚痴っていた、断れなかった飲み会です。
臀部の痛みと体調不良を理由に、キャンセルしようかと思っていたら
昼休みに、『すごい楽しみー♪』と、メールが…。
こ、断れない。
これじゃ、断れない。
好きでもないけど嫌いでもないので、断れない。

どこに行こうかな(まだ決まっていないのです)
私が好きな、あそことあそこに連れて行くのは気が進まないから
飲み屋街から離れた場所にある、あのスカしたマスターのダイニングバーか
白湯のように薄いコーヒーのお店か…。
数時間で疲労困憊しているおのれの姿が目に浮かぶぜ。
どうやって早めに抜けて、癒しの空間に移動しようか。
ああ、俺ってやっぱり性格悪いわ。

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