見所満載な日曜日

昨日の夜は、知人のお嬢さんのダンスの発表会に行ってきました。
お嬢さんは、１年生の頃からヒップホップを習い始めて、今年で４年目。
発表会には、下は4歳から上は（推定）50代くらいの方までが出ていて
ダイナミックでパワーが溢れるダンスに圧倒されたり
どきどきするほど可愛いダンスにイチコロ（←死語？）になったりで
休憩時間意外はステージから目が離せません。

なかでも、私の一番の見所は、「ちびっこ」
５頭身くらいのおちびちゃんたちが手を上げたり下げたり
跳んだり跳ねたり、ひざをぴこぴこ動かしている様子は
叫びたくなるほど可愛らしいのです。
（つまみ出されると困るので、叫びませんけど）

なにが可愛いって、高学年くらいのお兄ちゃんお姉ちゃんが
ステージの上を軽やかにステップを刻む合間に
あきらかにコンパスの長さが半分以下のおちびちゃんたちが
ちょこまかちょこまかと動き回るのが（踊っているんですけどね）
なんだよもぉー！っていうくらい可愛い。
おちびちゃんは、存在自体が反則です。

さっちゃんも、おちびちゃんたちのダンスに大ウケで
２時間半、ダンスとおちびちゃんをたっぷり楽しんでしまいました。
ステージ終了後、知人のお嬢さんのいる楽屋へ
さっちゃんと、プレゼントを渡しに行ったのですが
ついさっきまで、私たちを魅了していた子たちは
近くで見ると、どこにでもいる普通の子たちなんですよね。
踊りに関わらず、何かを表現するパワーって、本当にすごいと思います。

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発表会に行く前に、プレゼントを買うために街へ立ち寄り
バスに乗って会場へ向かうことにしたのですが
日曜日の夕方ということもあってか、バスは満席状態でした。
そんな中、途中からバスに乗ってきた小柄のおじさんの姿を見て
私は、唖然としました。

年齢は、50代後半くらいでしょうか。
薄汚い黒いジャンパーを着ています。
その、黒いジャンパーの裾から出ているのは…
赤と紺のチェックの…

ミニスカート！？

女子高生の制服のようなプリーツが入りです。
そして、スカートから出ているナマ足は、白い靴下に黒い革靴。
それだけでも充分異様なのに、前をはだけた黒いジャンパーの下には
ベージュのベスト(多分、元は白いベストだったのかも…・)
そして、ジャンパーの胸のポケットからは
茶色いくまちゃんのストラップが見えていました。

白髪混じりの髪はボサボサで、肌は浅黒く
きちんとした服装をしていれば、ただの小柄な中年男性です。

女装趣味にしてはあまりにも中途半端（足のお手入れがいけません）
バツゲームにしては、恥ずかしそうでも楽しそうでもなく
どちらかといえば、怒ったような難しい顔をしています。

おじさんは、なぜだか知らないけど、こちらを凝視しています。
怖くて目が合わせられませんが、強い視線を感じます。
一体、何故。
私の変なもの（人）引き寄せオーラは健在なのか。

おじさんは、手すりを両手で握りしめ、バスの振動に実を任せながらも
顔の方向はこちらを向いたまま、動かす気配がありません。

こわ。

自分よりやや若い者（私）が座っていて
自分が立っているのが気に入らないのでしょうか。
でも、他にももっと若いのに座っている人だって乗っています。

写メりたい。
写メりたいけどさすがにムリ。

私は、おじさんよりも先にバスを降りたのですが
おじさんは、私の座っていた席に座る様子もなく
相変わらず、両手で手すりを握りしめたまま、バスに揺られて行きました。

おじさんは、一体何処へ向かっているのでしょうか（色んな意味で）