一緒に学ぼう、等身大の中国!

manamiの私生活は、食べることと歩くこと。日々の生活を通して、メディアが伝えない、中国の今を覗いてみよう!

国子監博物館~科挙制度を勉強しよう!~

2015-11-17 05:17:25 | 北京市内観光

 で、孔廟の参観を終えたら、今度は、そのまま隣に移動して、元朝・明朝・清朝時代の国家の最高学府で、国家教育の行政機関でもあった国子監博物館を参観しよう!
 1306年に創建され、左右には教室や図書館として使用された沢山の部屋が残る敷地内では、中心線に並ぶ瑠璃牌坊を潜った先に建てられた、“壁雍”が必見。歴代の皇帝が自ら講師となって講座を開いた場所で、美しい形状と色彩が印象的である。
 が、manamiがここで最も興味を魅かれたのは、中国の歴史的教育機関の様子や、科挙の制度を説明した展示で、地味ながらも、実はなかなか充実していた。
 特に、科挙の制度については、地方毎に行われた試験(郷試)の合格者・挙人が北京に集まり、北京での試験(会試)に挑戦し、更にその合格者・貢士が紫禁城の保和殿で皇帝と面談形式で行われる最終試験(殿試)に挑み、それに合格すると、漸く“進士”としてその誉れを受けることになることなどが、分かり易く説明されている。また、科挙の試験の上位合格者が、第1位=状元、第2位=榜眼、第3位=探花と呼ばれることや、科挙の試験の際に不正を働き、厳しく処分される事例があったことなども、紹介されている。
 いずれにしても、中国の歴史と文化を知る上で、“科挙制度”を理解しておくことは欠かせないので、基礎知識習得のためにも、1度訪問してみてはどうだろう。チベット仏教寺院・雍和宮と同じエリアにあるので、一緒に観光してしまうと、効率的だと思う!




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孔廟~見逃すな、祭祀パフォーマンス!~

2015-11-16 06:12:55 | 北京市内観光

 地下鉄2・5号線雍和宮駅を下車して徒歩5分ほど、雍和宮大街を南に向って歩いて、国子監街に到達したら右折し、その先にあるのが孔廟。元朝・明朝・清朝の時代に孔子(紀元前552年~紀元前479年)を祀った場所で、1302年に創建された後に増改築を重ね、今では、全国に点在する孔廟の中で、曲阜にあるものに続き全国2番目の大きさとのこと…。

 入口に到着したmanamiは、まずは隣接する国子監博物館の参観とセットになった入場券(30元)を購入して、敷地内へ…。すると、直ぐに、大成門をバックにした孔子の像が目に入ってくる。が、全体的に極めて地味で、歴代の科挙のテストの合格者の氏名や儒教の教えを刻んだ石碑が、多数並んでいる。が、どんよりした雲とスモッグが広がるお天気のせいもあると思うけれど、かなり寒々として感じ??? まあ~、昔から、季節の節目節目で祭祀が開催されている場所なので、その時になると、賑やかな感じにはなるのだろうけれどね!
 そんな中で、少しでも華やかさを感じたいしたら、敷地内で演じられる祭祀を再現した音楽・舞踊のパフォーマンス。毎日、10時・11時・14時・15時・16時から各15分間演じられるので、折角足を運ぶのであれば、この時間を目指すのが良いと思うな!



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趣き一杯~旧くからの交通の発着ポイント!~

2015-11-15 00:44:23 | 日記

 PM25が300を超える日々が続くと、青空が恋しくなる!これは、少し前のこと…。
 中国の交通網は、航空路線も、高速鉄道も、高速道路も、もの凄いスピードで発達している。13億人以上が生活しているのだから、少し便利になるだけで、その経済効果や人々の満足度は格段に改善できる訳で、力を入れるのは当たり前のことかもしれない…。
 でも、manamiには、モダンなデザインの建造物が増える中でも、少しレトロな趣きを残す旧い建造物の威風堂々とした姿が、魅力的に映る。

 例えば、多くの高速鉄道が、新駅である北京南駅などを利用するようになった今でも、古くからある北京駅は中国らしい光景を残していてくれるし、多くの航空会社が第3ターミナルを利用するようになった北京首都国際空港においても、第1ターミナルの独特の雰囲気は捨て難い!

 いずれも、北京と地方を結ぶ交通の起点・終点として、数え切れない程の人々が利用してきた歴史ある建物。この威風堂々とした佇まいが、北京らしくて、やっぱり良いのだよね~。



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小大董~セカンドラインでも、やっぱり美味しい!~

2015-11-14 05:58:15 | 中華料理

 地下鉄6号線東大橋駅から徒歩5分程にあるショッピングモール僑福芳草地大厦をmanamiが訪問したのはこの日が2回目。
 オフィスの旧い仲間の車に乗せてもらって来たので、地下駐車場に行き成り到着!ここで、まずはプチ・ビックリ。最近の中国の新しいショッピングセンターの地下には、大きな駐車施設が設けられているのが当たり前だけれど、ここには電気自動車・TESLAの充電設備が準備されているのだね~(実際、何台ものTESLAが充電中だった)。

 で、この日の食事は、地下2階にある中華料理レストラン・小大董。北京ダックの人気店・大董のセカンドラインという位置づけのお店で、普通に中華料理を楽しむことができるのだけれど、人数が少ない場合には、北京ダックや火鍋などの1人用セットメニューもあるので、少人数のランチ・ディナーに向いているとの印象!

 ちなみに、この日manamiが注文した北京ダックセット・酥不膩烤鴨套餐(118元)は、前菜1種(※)、北京ダックセット(ダック+荷葉餅・薬味・甜面醤付)、鴨スープ、デザート1種選択というもので、サービス料も不要なので、とってもリーズナブル。勿論、大董グループなので、お味の方もバッチリ!(※写真の前菜は2人用で、小鉢4つが1人用、キャベツサラダがもう1人用)
 まあ~、デザートで出てきた綿菓子+(中央に)サンザシというデザートにはちょっとまいったけれど、他にヨーグルトプリンというチョイスもあったので、これは、manamiの選択ミス!ははは…。
 知っていると便利なお店ですよ!

 住所:朝陽区東大橋9号僑福芳草地大厦LG2-11 ℡:8563-0016
  http://www.kedukeji.com



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北京に居ても、保存食は必要か?

2015-11-13 01:03:50 | 日記

 日本に戻ると、東日本大震災以降、地震などに備えた防災グッズや避難グッズを、しばしば目にするようになった。その一部を構成するのが、保存食。
 最近の日本では、火山爆発・土砂崩れ・洪水など、自然災害の威力を目の当たりにする機会が増えている。予測不能な、これまで経験したことのないような豪雨までも…。

 一方で、地震のない中国では、いわゆる保存食のようなものは不要かな??? でも、SARSの時とかには、飲食料確保に素早く動いた日本人も少なくなかったという話も…。
 で、ご多分に漏れず、manamiは、お部屋の棚に、乾燥米(五目ご飯or赤飯)、レトルトお粥、カンパン、お芋などをストックしている…。これって、心配症が過ぎるかな???



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