![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/4b/5fefe925ae877b98fbc042abf4b5e3d8.jpg)
で、孔廟の参観を終えたら、今度は、そのまま隣に移動して、元朝・明朝・清朝時代の国家の最高学府で、国家教育の行政機関でもあった国子監博物館を参観しよう!
1306年に創建され、左右には教室や図書館として使用された沢山の部屋が残る敷地内では、中心線に並ぶ瑠璃牌坊を潜った先に建てられた、“壁雍”が必見。歴代の皇帝が自ら講師となって講座を開いた場所で、美しい形状と色彩が印象的である。
が、manamiがここで最も興味を魅かれたのは、中国の歴史的教育機関の様子や、科挙の制度を説明した展示で、地味ながらも、実はなかなか充実していた。
特に、科挙の制度については、地方毎に行われた試験(郷試)の合格者・挙人が北京に集まり、北京での試験(会試)に挑戦し、更にその合格者・貢士が紫禁城の保和殿で皇帝と面談形式で行われる最終試験(殿試)に挑み、それに合格すると、漸く“進士”としてその誉れを受けることになることなどが、分かり易く説明されている。また、科挙の試験の上位合格者が、第1位=状元、第2位=榜眼、第3位=探花と呼ばれることや、科挙の試験の際に不正を働き、厳しく処分される事例があったことなども、紹介されている。
いずれにしても、中国の歴史と文化を知る上で、“科挙制度”を理解しておくことは欠かせないので、基礎知識習得のためにも、1度訪問してみてはどうだろう。チベット仏教寺院・雍和宮と同じエリアにあるので、一緒に観光してしまうと、効率的だと思う!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/b5/6256bb5b42b2e4d9e7ce008f655c94ac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/f8/ac2cd8b8d24c529ff71eb4233fed7ce9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/d7/988230624e364f58c3b46a0ee6f74f81.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onigiri_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_2.gif)
![にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ](http://overseas.blogmura.com/beijing/img/beijing88_31.gif)