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とみーのにっき&おえかきちょう

ロミオ×ジュリエット 第17幕 暴君~漆黒の因縁~

2007年07月27日 | 視聴済アニメごった煮
あ、ディボルトいたんだ(笑)。

そんな今回のお話は…
鉱山を離れ、ネオヴェローナへの帰還の途にあったロミオ達の元に、帰還拒否の通達が下った。
絶望する一行に、ロミオは自分たちの手で居場所を作ろう、と提案する。
一方、ジュリエットは、一度は捨てたキャピュレット家の剣を再び受け取る。
この剣の重みを、今度こそ受け止めることを誓うジュリエット。
明くる日、ジュリエット達は貴族の別荘で偶然ティボルトと再会する。
ティボルトからもたらされたモンタギューの新たな事実に、ジュリエットは驚愕するのだった。
以上公式のあらすじ。

今回はサブタイ通り暴君モンタギューの過去の話。
と共に、ディボルトの過去の話でもある。
一応説明しておくと、モンタギューは元々貴族ではない。
キャピュレット家の貴族と娼婦との間に生まれたのが彼、モンタギューであった。
本来、そういうこともあって苦労のない生活を送れるはずだったのだが、
そうはならず、彼の母は娼婦のままで病死してしまう。
最愛母を失ったモンタギューはキャピュレット家に復讐を誓う。
これが彼の行動原理だ。
貴族の勝手気ままな振る舞いに虐げられてきた彼にとって、
暴力と恐怖こそこの支配し得るすべだと思っているのだ。
母を失った彼は、貴族に取り入って養子となり、その長男を毒殺し継承権を手に入れると、
キャピュレット家に近づくためひとりの貴族の女性に手を出す。
それがディボルトの母だ。ディボルトはモンタギューの息子だったのだ。
モンタギューは結局彼女を捨て、ジュリエット達の決起を密告した貴族カルロと結婚したが、
彼女は既にディボルトを身籠もっており、彼を産んで程なく死亡。
ディボルトは失意の母のためにモンタギューへの復讐を誓う。
なんという因果応報の連鎖か。

モンタギューは実はキャピュレット家の縁者で、
息子のロミオはキャピュレット家の忘れ形見ジュリエットと恋に落ち、
ロミオの腹違いの兄、ディボルトは父親モンタギューを殺そうとしている。
まぁ、なんといううっとうしい人間関係か。
しかし、ディボルトがモンタギューを復讐しようとしているのにも関わらず、
彼と同じような道を辿ろうとしているのがおもしろいな。
ディボルトの方がモンタギューの血を色濃く受け継いでいるようだ。
一方、ロミオの方は母親ポーシアの血を受け継いでいることは確かだろうが、
ロミオは本当にモンタギューの息子なんですかね。これっぽっちもにていないもの。
後にロミオはモンタギューの本当の息子ではなかったとかになったら、
それはそれでおもしろいかもしれんなぁ。


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