(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

ハートキャッチプリキュア! 第36話 みんなが主役!私たちのステージです!!

2010年10月19日 | 視聴済アニメごった煮
やっぱ HEART GOES ON 燃えるなぁ。

 そんな今回のお話は…
 ついにやってきた学園祭の日!!学校のなかは、いろんな屋台やお客さんで大にぎわい!
 つぼみたちのお父さんやお母さんもみんな見に来ている!つぼみたちのファッションショーも本番が近づいてきたわ。
 ファッション部の出番は、ステージの1番最後!1番盛り上がるステージになるわ!
 「ど、どど、どうしましょう!」最後と聞いて、ドキドキがとまらないつぼみ。えりかといつきは、逆に燃えてきた!!
 その頃、軽音楽部ではトラブルが発生していたわ。歌手の彩と真由が、突然ステージに出ないと言い出したの。歌手がいないステージに、客席はブーイング!
 そこへナルシストのコブラージャが現れて、歌い始めたわ。このままじゃ、学園祭がメチャクチャになってしまう!!
 彩と真由、それにつぼみたちのファッションショーはどうなるの?
 以上公式のあらすじ。

 あらすじの「歌手がいないステージに、客席はブーイング!」は嘘です。ブーイングはコブラージャが出てきてからだろうが。ったく誰がこのあらすじ作ってんだ。
 そんなABC公式の嘘あらすじはともかく、今回のお話としては、夏から前フリを行ってきた学園祭のファッションショーのお話なんだけど、振りに振った今回のお話だからなのか、今回のゲストキャラは、OPを歌う池田彩さんとEDを歌う工藤真由さんがゲスト出演し、ファッションショーで後期EDのカップリングで、池田彩さんと工藤真由さんがユニゾンで歌い、むしろED「Tomorrow Song~あしたのうた~」よりもプリキュアらしいと言われる「HEART GOES ON」を歌うというプリキュアファンとしてはたまらない内容だ。というか、もうこの際、ファッションショー以外の部分はどうでもいいとさえ思える(笑)。
 
 とはいえ、お話はとてもプリキュアらしい話で、ファッションショーにカリスマモデルでありえりかの姉である来海ももかが出演するため、たくさん来るであろうお客にビビって出演を拒否してしまう彩と真由に、それで後悔しないのかという事や、仲間を信じ、仲間が信じる自分を信ずるということをメインターゲットの皆様に伝えている。
 基本的に今回の内容としてはそれだけで、ファッションショーを含めそこに終始しており、「仲間と自分を信じていれば、きっと出来る!」ということと、コブラージャが出てきてからの騒動で、軽音部のライブが無くなってしまったのを、えりかの機転でファッションショーをファッション部と軽音部の合同企画にして大成功を収めることが分かればいい。
 と言っても、まぁ確かにお話の内容としては薄くはあるのだが、画面としてはおもしろく作ってあり、これまでのゲストキャラが大概出てきていたり、つぼみたちのクラスの出し物「大正喫茶(だったっけ?)」での給仕さん姿のふたりであったり、軽音部の部室前で歌えないと言う彩と真由に「こうなったら……」と実力行使するのかと思いきや、ドアを開けてみると土下座して頼んでいたり、そして即「ごめんなさい」だったりと見ていて楽しく、学園祭というお祭りらしさを醸し出していて見ていて楽しかった。
 そしてなによりは、Aパートを早く切り、戦闘をさっくり終わらせて始まる振りに振ったファッションショーで、「HEART GOES ON」のフルコーラスをバックにしてステージの盛り上がりを演出おり、大きなイベントという感じがするのが良いし、「HEART GOES ON」の歌詞もこのお話のために作ったのか、はたまたこの歌詞からお話を作ったのかは定かでないが、内容とマッチしている部分も多く、それだけにCDをわざわざ購入するほどのファンとしては盛り上がらざるを得ない。
 そんな盛り上がりのまま、つぼみとえりかを中心に、彩と真由、ファッション部と軽音部、ゆりとももかの全員が喜んでいる一枚絵で白フェードして終わるのだから、なんか見ていてとても充実しましたよ。
 これまでのシリーズでは日常パートにとりあえずの目標というものはなかったが、今作はこのファッションショーを間違いなく物語の山場のひとつと捉えていて、主役のつぼみがプリキュアになり、えりか、いつき、ゆりと仲間を増やし、また学校生活でもファッション部の仲間や、お悩みカウンセラーとして関わってきた者たちのと繋がりがあってこその今回のファッションショーなわけで、プリキュア本編以外の所で達成感を作った事は素晴らしいと言えるだろう。

 さて、今週の我が愛しの来海えりかの事ですが、前回のパニック状態から一転、イベント当日となると「ここまで来たらやるだけっしょ!緊張なんてするだけ損、損」とドーンと構えているのがえりからしいなぁ。
 前回どっちかって言うとつぼみの方が落ち着いていた感があったが、ここでそれが逆転してしまうのがおもしろいしこのふたりらしさが出ていて良い。
 えりかは他にも、ファッションショーがイベントのトリになり、恒例であった軽音部のライブを差し置いてしまった事をちゃんと気にしたり、バンドのみんなの説得に応じない彩と真由に真っ先に近寄って肩を抱き「これでいいの?後悔しないの?」「大丈夫だよ、だってひとりじゃないんだから」と語る彼女を見ると思う所があるな。
 第4話でお互いが足を引っ張っているんじゃないかとし、コンビの解消の危機にあったテニスのダブルスのコンビに、「だったらもっと強い娘と組めばいいじゃん」などと言っていた事を思うと、えりかはここまで他人に気持ちに敏感で人一倍思いやるつぼみから他人の気持ちを読む事を学び、随分と成長した事が窺える。最初の頃のえりかなら、きっと「うぉい!(笑)」と思うようなことを言っていたであろう。
 最初のその「ウザ可愛く空気の読めない女」であるえりかの惚れた自分としては寂しくはあるものの、そんな自分に悩み、友を得て学び、心の成長した彼女を見せられて喜ばすにいられようか。
 つぼみも最初の頃の引っ込み思案も随分無くなって、自分の思った事をしっかり言えるようになってきていて、主役ふたりの心の成長をしっかりと描いていっているこのアニメはやっぱり素晴らしいなと思った次第です。

今週の花言葉とウンコの数
 今回のお花は「アスター」、花言葉は「信じる心」。ウンコは彩と真由のふたつ分出て合計は31個です。
 次回はプリキュア本編のお話のようで、「プリキュア対プリキュア」とあっては期待せざるを得ない。
 というか、CMで振りに振っているし、今月末には映画もあるしで、そろそろ件の「スーパーシルエット」とやらになっておかなくてはなるまいて。
 しかし、ここまでを振り返ってみると、このハートキャッチプリキュア!は結構内容盛りだくさんだよなぁ。感心感心。


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