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とみーのにっき&おえかきちょう

機動戦士ガンダム00 第32話 再会と離別と

2008年11月23日 | 視聴済アニメごった煮
セルゲイ大佐カッコイイなぁ。

そんな今回のお話は…
カタロンが強襲された支部から撤退する時間を稼ぐためにアロウズと交戦を続けるソレスタルビーイング。
ミスターブシドーと交戦中の刹那は劣勢に立たされ、まだ安定していない為に使わないようにと言われていたトランザムシステムをやむなく使用してしまう。
一度は逆境をくぐり抜けた00ガンダムであったが、ツインドライブがオーバーロードしてしまう。
アレルヤのアリオスガンダムもソーマ・ピーリス中尉の機体と交錯しもみ合いのまま落下。
両軍ともふたりをロストしてしまう。
窮地に立たさせたプトレマイオス2であったが、スメラギ・李・ノリエガが意識を取り戻し、何とか撤退に成功した。
一方、地表に落下したアレルヤとピーリス中尉は……。
って感じ。

お話はその後、アレルヤとソーマ・ピーリス中尉の本当の人格マリー・パーファシーの話に終止し、
最終的には彼らがソレスタルビーイングに発見される所で終わる。
1stシーズンで遺しておいた伏線のひとつをここで回収した格好になるが、
アレルヤとマリーがくっついた所で「ちゃんちゃん」となることはもちろんなく、むしろこれからどうなるのか気になる所だ。
そもそも「マリーを取り戻す」という事がアレルヤの戦う理由であったのだが、
今回の時点でその理由が無くなってしまうことになる。
だからといってソレスタルビーイングがこのふたりを放り出すわけにもいかないし、
なにより、アレルヤはマリー=ソーマを争いに巻き込みたくないとしているので、
ソレスタルビーイングに残っているわけにもいかず、今回のED前のラストシーンでちゅーしていたからといって、
「ああ、よかった。ふたりともお幸せに」とならないよなぁ。
しかもまだ2ndシーズン7話という前半でこれという事はまだ何かあるわけだし、
なによりソーマはハレルヤと違っていなくなってしまったわけでもない。
そういった今後を気にさせる話の作り方は上手いなぁ。

そんなずっとアレルヤとマリーのターンみたいな話でしたが、
冒頭書いたようにセルゲイ大佐が非常にいい役で、むしろ彼らよりも大佐の方が印象に残った。
ロストしたふたりをソレスタルビーイング、連邦正規軍、アロウズが捜索していたわけだが、
アロウズは「らしく」途中で捜索を打ち切り、ロックオン、マイスターピンクが彼らを探せていない中、
唯一大佐が二人を発見するが、当然アレルヤと一悶着するわけなのだが、
アレルヤが1stシーズン4話でコロニーの救出活動を手伝った事、ソーマとマリーの事、
ふたりが愛し合っていること、アレルヤがマリー=ソーマを戦いに巻き込みたくないとした事などを知り、
ソーマが戦死したという事にして去って行くんですよねぇ。
これ、自分ならどうしただろう。普通に考えて人格が違うといえども養子に迎えたいと思っていた人を、
テロリストの手の中になんて置いておけない。
自分が撃たれてもいいからマリーをもう戦わせないと誓ってくれと言われてもだ。
状況的にはアレルヤといた方がきっといいのだろうと、頭の中では理解しても私としてはやはり大佐のようには出来ない。
が、まぁ、私のそれはエゴであって本当に彼女の事を思うなら大佐のようにするしかない。
きっと大佐も断腸の思いであったろうが、彼女の幸せを考えてそんなそぶりも見せず帰って行く様は、
これぞ正に漢といった感じで何ともカッコいいのでありました。
以前の感想でソーマに「幸せになってもいいんだよ」と言ってくれる人がいると良いなぁと言ったが、大佐がそれだったんだなぁ。
アレルヤはともかくとしても(笑)、ソーマ=マリーには幸せになって欲しいなぁ。

最後にちょっとというかすごく気になった所。
いくら密林の中に落ちたとはいえ、MSがコントロールを失って落ちたのだから、すぐに分かりそうなものだよなぁ(笑)。
地表にそんな跡も大きく残るだろうし。
それと上記したようにレスタルビーイング、連邦正規軍、アロウズが同じような所を捜索したわけだから、
鉢合わせしてもおかしくない、というか、どー考えても鉢合わせると思うんだけどなぁ。
その辺がどーしても納得のいかない所でありました。
それと、前回からの引き、沙滋が知らずにルイス機を撃つかという所は、結局沙滋は引き金を引けなかったと言うオチ。
これはなんか妙にほっとしたというか、やっぱ彼は自ら人殺しになっちゃダメだよなぁ。
しかし、沙滋はもうソレスタルビーイングと行動を共にするしかないので、これからどうなっていくか見物。
ああ、そういえば。前回死亡フラグ?とか思っていたセルゲイ息子(名前忘れた)は、
なんとなく予想はしていたが、盾にはなりはしましたが、しっかりシールドで受け止めて死にませんでした(笑)。

今週の姫さま
襲撃を受けた姫さまの故国アザディスタンに連邦正規軍が乗り込んで暫定政権を樹立、
連邦は暫定政権を中心に各国を解体し、中東を再編する事となり、アザディスタンという国はなくなってしまいました。
国が燃えて傷心の姫さまに追い打ちをかけるこの仕打ち。酷い、酷過ぎる!
国民の為に何かしたいと、平和で誰もが普通に暮らせる国に作り直したいとしていた姫さまの落胆たるや、
見るのも忍びない程であり、姫さまのお心が心配でなりません。あうう。姫さまがんばって!
こうなったらもう、前々回の「今週の姫さま」で書いたように、
ソレスタルビーイングとカタロンが一丸となって「俺たちがアザディスタンだ!」と国を興すしかないな!
姫さまのために!立てよ国民!ジーク姫さま!!


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