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とみーのにっき&おえかきちょう

フレッシュプリキュア! 第24話 せつなの苦悩 私は仲間になれない!

2009年08月06日 | 視聴済アニメごった煮
パッションの変身バンクが一番カッコいいじゃないですか。

そんな今回のお話は…
4人目のプリキュア“キュアパッション”はせつなだった!だけど、せつなは悩んでしまう。
今までラビリンスの一員としてさんざん人々を苦しめてきたのに、いまさらピーチたちの仲間としてプリキュアにはなれない。
帰る場所もなくなってしまった…。行くあてもなく歩いていると、せつなを探していたラブとバッタリ。
今日は、ラブ一家がレストランで外食する日。ラブに誘われて、せつなもお店の中へ入ったわ。
ラブ一家に囲まれて、楽しく過ごすせつな。
そんなとき、街ではイースを連れ戻そうとナケワメーケが大暴れしだす。
逃げ惑う街の人々をみて、せつなが遂にリンクルンを手にとった!!
以上公式のあらすじ。

お話は、あらすじにある通りに、今まで人々を不幸にしてきた自分が、今更プリキュアになるなんてと悩み、
ラブ達と食事をする事で幸せを実感し、街の人々をFUKOにするナケワメーケを見て、ラビリンスと決別する。という話。
このお話のおもしろい所はせつなさんの心情がメインである事。と、いうわけでいきなりですが……。

今週のせつなさん
何が良いって、せつなさんの心情がよく分かるという所だ。
あらすじにある通り、今までさんざ人々をFUKOにしてきた自分が、今更プリキュアになんてなれないと、ラブ達と距離を置くも、
導かれるようにラブ達とばったりであってしまうのは、やはりせつなさんがラブ達を求めていた事は、
ラビリンス時代の回想で、光の向こうにラブ達を見た事でよく分かる。
そしてラブの家族との食事で、誰かと一緒に食べる事の楽しさや、味のある食事のおいしさ、団欒を知り、改めて自分の行ってきたことを悔やむ。
それがあって、西の人がイースさんを取り戻そうとナケワメーケを暴れさせ、人々をFUKOにする様を見て、
それがいかに愚かであるかを知る。この流れが見事だ。単純に仲間になったぜ!イエー!出ないのが良いな。
この枠はともすれば、そんな事をしてしまいそうなのでちょっと戦々恐々としていたのだが、とりあえずは良かった。
戦闘後に「自分は幸せになってはいけない気がするんです」と言うせつなさんに、
ラブママが「ひとつひとつ、やり直していけばいいのよ」と諭すのがまた良い。
というか、今回の一番言いたかった事はそれだろう。
過去の行いをなかった事には出来ないが、悔い改めてまたやり直す事は出来る。
な、なんという前向き発言。すばらしいなラブママ。
そしてその言葉に、イースさんの頃に「私は泣いたりなどしない!」などと言っていたせつなさんがボロボロと涙を流す様に、
優しさや愛情に飢えていたせつなさんが、どれほど嬉しかったかを思うとぐっとくるものがある。
今回はそこへ至るまでの、せつなさんの心の揺れが見て取れてとてもおもしろかったし、上手く話を作ってあるなと感心しました。
でもさ、どーでもいーんだけど、トリニティライブ襲撃事件以外は、あんまり大人数をFUKOにしてないよね。
街をジュースの海にしてやる!とか可愛らしいことしてたイメージしかないよなぁ(笑)。
だからそんなに悩む事ないのにとか、ちょっと思ったり。

ちょっと気になった、というかおもしろかった所として、
ラブの家族とせつなさんが食事をするシーンは、顔のアップがすごく多いんですよね。
ラブ達の笑顔を印象的に見せていると思うのだけど、それを見てせつなさんが自分が壊してきたものの大切さを知るシーンとして、
おもしろい演出したなーと思いましたよ。
それと戦闘なんですが、ナケワメーケが街を絨毯爆撃していましたな(笑)。
前々回の一件で、今までのシリーズのように全頭語に勝手に元通りにならない事が確定なので、
今回は街にエラい被害が出たんじゃないでしょうかねぇ。やったね!西の人!
ってことを考えると、きっとクローバーストリートタウン(だったっけ?)にはラビリンス保険とかあるに違いない(笑)。
「プリキュアが壊したものに関しては対象外です。」みたいな事がちっこい文字で書いてあるのだろうなぁ。
プリキュアが激突とかして壊れた物は、また別口で「プリキュア保険」に入らないといけないわけですよ。難儀だなぁ(笑)。

個人的になところでは、ラブがすごくせつなに気を使っているのがおもしろい。
いや、気を使っているとか、そういうところだけでなく、この桃園ラブというキャラクターは弱点がないのだ。
西に困っている人がいたら助け、東に悩んでいるせつなさんがいればなんとかしてあげて、
天真爛漫で人望に厚く、勉強ができないという事も今の所ないし、運動音痴というわけでもない。
そう、この人には隙が見当たらない。強いて言うならば、おっちょこちょいぐらいなものだ。
それ故なのか、自分は彼女に全く感情移入が出来ない。隙がないから入り込む余地がないのだ。
それだからなのか、そうにも主役として今ひとつ浮き上がって見えないんだよなー。
どっちかって言うと、せつなの方がよっぽど主役らしい隙があるように見える。趣味を差し引きしたとしても。
その辺はちょっともったいないような気がしますな。もっとこれという個性がラブ、ブッキー、蒼い人に欲しい所だ。

今週のまたみてねは「せつなさんの影にイースさん」でした。
よく考えると、もうイースさんになることはないのね。これもちょっともったいないような気がしますな。
イースさんはイースさんであのデザイン八ステキなので、せっかくなのだから二段変身とかすれば良いのに。


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