何故これかと言うとだな。
そんな今回のお話は…
ナツヤスミ目前のある朝、テニス部の練習に向う夏海はイライラを募らせていた。ペアを組んでいる紗季が一週間も部活に顔を出していない為だ。
そもそも全国大会を目指す為に朝練をしようと言い出したのは紗季なのに、何故練習に来ないのか。
もう夏休みも目の前で、本格的に練習を始めたいところ。夏美は思い切って部活を休んでいる理由を聞く。すると紗季は部活を辞めると言い出して……。
突然の宣言にわけがわからない夏美は紗季と絶交することに──。
以上公式のあらすじ。
色々興味深いアニメがあった2012春の新番組の中からこれをチョイスしたのは、この第1話が特別おもしろかったから、というわけではない。では何故かと言うと、むしろさしておもしろくなかったからである。正直ちょっとは期待していたのだが、その期待値の割りには特に何かしら自分の中であったわけでもなく、妙な違和感もあって乗り切れなかったのだ。
なんだろうこの期待はずれ感は……とか思い、良く出来ていた「咲-阿知賀編」の感想を書こうと思っていたのですが、いやむしろこっちの方を書くべきなのではと思い至った次第だ。。咲は詮索が人気を博したくさんの人が見るだろうからな。まぁぶっちゃけ、こっちの方がきっとマイノリティなのだろうから、記録を残すという点でこっちの方が重要度が高い、という結論なのだ。
まぁそれはともかくとして、この第1話ですが、一番メインとなる部分に差し掛かるまでの、中学生の女の子の仲良し四人組の内のひとり紗季が転校することになってしまい、仲良しであるがためにそれを言い出せなかったことから、一緒にテニス部をやっている夏海とケンカになってしまうという部分を見て、その転校してしまう親友がいるまでの間になにをするのかという青春群像劇なのかなーと思って見ていたのだが、その一番のメイン所に来て面食らってしまった。
四人のうちのひとり凛の家に伝わる「お石様」に親友4人で願えば叶う、と言う伝承がこの物語のキーポイントであるとは思うのだが、まさかこの第1話でその「キセキ」が起きて「空を飛んでしまう」とは思わなかった。まぁある意味予想外ではあるのだが、それがすごく突飛に感じてしまったんですよねー。もっと簡潔にいえば「ないな」と思ってしまったという事なのである。
常々ここで言っていることですが、フィクションは嘘っぱちの話なので、ウソがあるのはいーのですが、ウソをウソと思わせてはいけないし、ウソだと思わせても納得させなければいけない。
直前で、夏海と紗季が結構な言い争いをしている最中、凛が空を見上げ「空が蒼いなぁ。飛んでみたいなぁ」などと言うのもかなり突飛で、この凛と言うキャラクターがけっこう天然であることはわかるのだけど、状況として中学二年生としては結構な修羅場である。正直なところ、そんな修羅場に「うわ、ウゼェ。もーどーでもいーや」とか思ってそんなことを言ったのかと思ってしまった。
また、そんな凛の台詞に全員がそんなことを想い、奇跡の発動条件(?)である「親友4人が同じ願い」を達成してしまい空を飛んでしまうのだから「まてまてぇ~い!」と思わざるを得ない。いやだって普通さ、あの修羅場っている状況でそんなこと言われて「ホントだぁ空蒼いなぁ飛びたいなぁ」などと思うわけがないじゃないですか。むしろ、こんな時になにボケかましとんじゃゴルァ、とか言われる方が自然なような気がします。
個人的にはその「お石様の奇跡」は「あるような、ないような」という受け取る人によってどっちともとれるようなモノであった方が良いような気がしますけどねぇ。まぁこれから物語がどうなっていくかは知らないけれど、「奇跡」は最後まで起こらないか、満を持して最後に起こるか、先述したように起きたかもしれないし起こらなかったのかもしれない、の方を、自分だったら考えてしまいますけどね。
私としては、今回起こってしまった奇跡の前までの方がむしろ興味深く見て、親の都合で転校という子供には覆せない状況に、少女たちがなんやかんやしながら変わらない友情だとか、転機を経てそれぞれ少しずつ違った道を行くこととなり、次第に折り合いを付けて少し大人になっていく様子とかを見たかったですな。
まぁ上記しましたけど、これからこの物語がどうなっていくかはわかりませんが、最初はこんなだったけど尻上がりに良くなっていったぜ!となるようになってくれることを一応期待しておく。
そんな今回のお話は…
ナツヤスミ目前のある朝、テニス部の練習に向う夏海はイライラを募らせていた。ペアを組んでいる紗季が一週間も部活に顔を出していない為だ。
そもそも全国大会を目指す為に朝練をしようと言い出したのは紗季なのに、何故練習に来ないのか。
もう夏休みも目の前で、本格的に練習を始めたいところ。夏美は思い切って部活を休んでいる理由を聞く。すると紗季は部活を辞めると言い出して……。
突然の宣言にわけがわからない夏美は紗季と絶交することに──。
以上公式のあらすじ。
色々興味深いアニメがあった2012春の新番組の中からこれをチョイスしたのは、この第1話が特別おもしろかったから、というわけではない。では何故かと言うと、むしろさしておもしろくなかったからである。正直ちょっとは期待していたのだが、その期待値の割りには特に何かしら自分の中であったわけでもなく、妙な違和感もあって乗り切れなかったのだ。
なんだろうこの期待はずれ感は……とか思い、良く出来ていた「咲-阿知賀編」の感想を書こうと思っていたのですが、いやむしろこっちの方を書くべきなのではと思い至った次第だ。。咲は詮索が人気を博したくさんの人が見るだろうからな。まぁぶっちゃけ、こっちの方がきっとマイノリティなのだろうから、記録を残すという点でこっちの方が重要度が高い、という結論なのだ。
まぁそれはともかくとして、この第1話ですが、一番メインとなる部分に差し掛かるまでの、中学生の女の子の仲良し四人組の内のひとり紗季が転校することになってしまい、仲良しであるがためにそれを言い出せなかったことから、一緒にテニス部をやっている夏海とケンカになってしまうという部分を見て、その転校してしまう親友がいるまでの間になにをするのかという青春群像劇なのかなーと思って見ていたのだが、その一番のメイン所に来て面食らってしまった。
四人のうちのひとり凛の家に伝わる「お石様」に親友4人で願えば叶う、と言う伝承がこの物語のキーポイントであるとは思うのだが、まさかこの第1話でその「キセキ」が起きて「空を飛んでしまう」とは思わなかった。まぁある意味予想外ではあるのだが、それがすごく突飛に感じてしまったんですよねー。もっと簡潔にいえば「ないな」と思ってしまったという事なのである。
常々ここで言っていることですが、フィクションは嘘っぱちの話なので、ウソがあるのはいーのですが、ウソをウソと思わせてはいけないし、ウソだと思わせても納得させなければいけない。
直前で、夏海と紗季が結構な言い争いをしている最中、凛が空を見上げ「空が蒼いなぁ。飛んでみたいなぁ」などと言うのもかなり突飛で、この凛と言うキャラクターがけっこう天然であることはわかるのだけど、状況として中学二年生としては結構な修羅場である。正直なところ、そんな修羅場に「うわ、ウゼェ。もーどーでもいーや」とか思ってそんなことを言ったのかと思ってしまった。
また、そんな凛の台詞に全員がそんなことを想い、奇跡の発動条件(?)である「親友4人が同じ願い」を達成してしまい空を飛んでしまうのだから「まてまてぇ~い!」と思わざるを得ない。いやだって普通さ、あの修羅場っている状況でそんなこと言われて「ホントだぁ空蒼いなぁ飛びたいなぁ」などと思うわけがないじゃないですか。むしろ、こんな時になにボケかましとんじゃゴルァ、とか言われる方が自然なような気がします。
個人的にはその「お石様の奇跡」は「あるような、ないような」という受け取る人によってどっちともとれるようなモノであった方が良いような気がしますけどねぇ。まぁこれから物語がどうなっていくかは知らないけれど、「奇跡」は最後まで起こらないか、満を持して最後に起こるか、先述したように起きたかもしれないし起こらなかったのかもしれない、の方を、自分だったら考えてしまいますけどね。
私としては、今回起こってしまった奇跡の前までの方がむしろ興味深く見て、親の都合で転校という子供には覆せない状況に、少女たちがなんやかんやしながら変わらない友情だとか、転機を経てそれぞれ少しずつ違った道を行くこととなり、次第に折り合いを付けて少し大人になっていく様子とかを見たかったですな。
まぁ上記しましたけど、これからこの物語がどうなっていくかはわかりませんが、最初はこんなだったけど尻上がりに良くなっていったぜ!となるようになってくれることを一応期待しておく。
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