先日、何かの番組で
「12時間食べない時間を作る」みたいなダイエット法が流行っているとやっていた。
しかも10年以上実行して成功している人もいるらしい。
私は昔、過食症になった経験から「脳を飢餓状態」にすることを最も恐れている。
大学時代、たった3か月、当時流行っていたココアダイエットをしただけで
その後、完治するまで7年もの歳月がかかってしまった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
(もちろん私の性格や体質なども関係しているかもしれません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
その時に過食症を直すためにたくさんの本を読みあさって
結局、
『脳を飢餓状態にしない』
ということに落ち着いたのだ。
************
私の脳は壊れるのが早かった。
たったあと3キロ痩せたいためのココアダイエットを始めて、
そのうち
「一日中」食べ物のことで頭がいっぱいになるようになり、
最後には自分の意志とは関係なく食べずにいられない、という経験をしたのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_lose_s.gif)
過食症になる前は痩せたかというとむしろ「むくみ」がひどくなるようになり、
だから「もっと」「もっと」とどんどんココアの量も減らしていったのですね。
過食症になってから毎日がとてもつまらなくなりました。
そう思うのは
過食症が治った時に見るすべての世界が変わったからです。
「食べ物に支配されない日常がこんなにも平和で幸せだなんて」
と心から感動したのをはっきり覚えています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
でも完治するまで7年。
数年で治ったと思いきやたまにぶりかえす、の繰り返し。
でも、「過食症かな?」と気づいてダイエットを3か月でやめたときに
そこから少しづつ世界が変わっていきました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
食べ物をみても罪悪感がなくなり、食べたいものがあっても
「もう一生ダイエットしないから、これからゆっくり食べればいいや」
と食べ物に執着しなくなってきたのです。
食べ物から解放されると、世界が全く変わります。
それまでお肉なんて食べなかったけど、ダイエットをやめてお肉を食べた次の日、
「顔や脚のむくみがすっきりしてる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
と驚きました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
たった一日ではっきりわかるくらい違いました。
まだ20代だったので、引き締まった感覚もありました。
「食べなかった時はむくみでむしろ太った感じだったのになんでお肉食べたらすっきり引き締まるのだろう?」
それまでのダイエットの考えがひっくり返った瞬間でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
************
だから、その番組や流行りのダイエット法を見て、
「食べないで脳を飢餓状態にしたら、過食症にならないのだろうか?」
とちょっと不安になったのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
病気などで全く食べられない時は「脳が飢餓」と判断しないのか
過食症になることはありませんでした。
食べない「期間」の問題なのかな?と思ったけど
10年以上もやっている成功者もいるらしいし、やっぱり人によるのかもしれませんね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
内臓からみましたら絶食は良いのかもしれません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
それでも
脳が壊れやすい?私が学んだことは
「脳を飢餓状態にしない」「脳に〈危機〉を感じさせない」ということ。
例えば、大福一つ食べるにも〈ゆっくり〉〈安全〉ということをわからせて食べること。
これは過食症になると急いで呼吸が荒く食べることがあり(まあガツガツというやつですね)、
そうすると本能が「今は危機的状況にある」と錯覚するらしい。
このように脳が判断すると過食がエスカレートする。
私の場合は特にそうでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
だからとにかく「脳を落ち着かせる」こと、
これに集中して治療しました。
私の場合は朝昼晩、「お米」をお茶碗1杯必ず食べること。
(現在は夜のみご飯1杯を守れば朝食などは軽食でも問題なくなりました)
量は少なくても多くてもダメ。不思議なのですがお茶碗1杯なのです。
(糖質で毛嫌いされているかもしれませんが私にとってはお米は神様です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
そしてあとはバランスよくおかずをいただく。
お米は薬だと思って食べました。
すると不思議と「脳」が落ち着いてくるのがわかるのです。本当に。
過食症の時とは180度違う脳の状態が自分ではっきりわかるのです。
(ちなみに脳が壊れて過食症になった時もはっきりわかりました)
すべては「脳」なのかと、実感した瞬間でした。
うだうだと長くかいてしまいましたが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
「脳を飢餓状態」にしても大丈夫な人がいるのと同時に
私のように脳があっさり壊れてしまう人もいるかもしれません。
何が合うかはやってみないとわかりませんしね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
食べないダイエット法が流行る度に
「過食症から抜け出せて本当に良かった」と思い出すのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
そして何も考えずおいしく食事ができることを心から感謝しています。
食べ物に頭の中を一年中支配されていたあの時を考えたら
「今はこれが食べたいな」と自分の体が欲しがる食べ物がわかることの幸せ。
ということで
私は過食症をぶり返さないためにも
「脳を飢餓状態にしない」ことを意識して
むしろこまめに食べるようにしていきたいと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
P.S 最近お腹に肉がつくようになった気がするけどな
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)