ことばにならない風の声

今日もどこからか風はやってきてやがてまたどこかへいくだろう。
何に向かっているのか己でさえもわからずに、、。

数字。

2013-11-25 09:50:13 | 日記




なるほど知図帳世界2012、という分厚い本がうちにあることにこの前気づいて、
なんやろなとぺらぺらと見ていたんだ。

ほしたらね、んまー全336ページの膨大な量で今の世界情勢(紛争、原発、経済成長、エネルギー、民主化運動)のこととかを含めた地図を、
図だったり数字だったりで示してくれるのは、見る方の何も知らない私にとったら見やすいし分りやすい。



そいでちょっと後ろにあったいろんなランキングを紹介しようと思う。
これは2012年版であるです。

国の数:196カ国



・人口ランキング   人口の単位(万人)  
13億人越の中国(1位)から1000人ほどのバチカン(196位)まで、国の人口規模はさまざま。
中国は一人っ子政策で産児制限を進めているため、将来は現在2位のインドが中国を向いて世界一の人口になると予想されている。
ちなみに、2013年現在世界総人口は73億人。


  1: 中国      13億4893       中国とインドで世界人口の3分の1を占めている、面積日本の約25倍
  2: インド     12億2461       面積日本の約9倍、ヒンドゥー語・英語、ヒンドゥー教81%・イスラム教13%
  3: アメリカ     3億1038       3位は1位2位の4分の1ほど、差がこんなにもあるのか
  4: インドネシア   2億3987       あの島国でしょ!と思っていたけど国土面積は日本の約5倍。世界4位の人口!
  5: ブラジル     1億9495       国土面積が世界で5位、日本の約22倍。
  6: パキスタン    1億7359       インドのすぐ左、日本の約2倍、ウルドゥ語・英語・パンジャブ語、イスラム教95%
  7: ナイジェリア   1億5842       アフリカ大陸の左下L字の角、英語・ハウサ語・ヨルバ語・イボ語、イスラム教50%・キリスト教40%
  8: バングラデシュ  1億4869       インドのすぐ右、日本の約4倍、ベンガル語、イスラム教90%・ヒンドゥー教
  9: ロシア      1億4296       面積日本の約45倍・米国の約2倍近く、
 10: 日本       1億2806


192: パラオ          2,0       日本とオーストラリアのちょうど真ん中あたりの島国、屋久島とほぼ同じ面積
194: ツバル          1,0       ニュージーランドの上、オーストラリアの右あたりの島国、東京の品川区よりやや大きい面積
194: ナウル          1,0       オーストラリアの斜め右あたりの島国、東京の港区とほぼ同じ面積
196: バチカン         0,1       イタリアの真ん中あたり、日本の皇居の約半分の面積



調べておもしろいと思ったのは、インドのとなり左右のパキスタンとバングラデシュでそんなに大きな国じゃないところが6位と8位を占めていて、
しかも、真ん中に挟まれたインドはヒンドゥー教が主だけど、その左右は主にイスラム教が主流。
宗派が違うからこそ国として分かれているのかもしれないけど、そうか、となりでそんな違うんやと思ったのだった。
と、言ってもイスラム教とヒンドゥー教の違いはイスラム教は偶像崇拝を禁ずる唯一神アッラーを信仰し、
ヒンドゥー教はヴィシヌ神、シヴァ神を最高神とするふたつの主要な宗派と、ほかにも多数の神々が存在するとか、そこくらいの違いくらいしか見えなかった。




日本で言えば、日本が世界全体で見てこんなにも人口が多いとは思っていなくて、驚き桃の木なのだ。
だって196中の10位だよ。いやーそうなのか。
ちなみにこのあと面積ランキングも見たいけど、先に言ってしまうと、日本は196中62位。
日本て小さい島国よね、と思っていたけど、世界全体で見たら全く大きい方の仲間ではないか。





・面積ランキング    面積の単位(km2)
上位5カ国の合計が、世界全体の陸地面積の3分の1以上を占め、上位50カ国のうち半分近くをアフリカ諸国が占める。
「小さな国」というイメージが強い日本だが、世界全体で見れば62位と、それほど小さくはない。


  1: ロシア     1709万8242
  2: カナダ      998万4670
  3: アメリカ     962万9091
  4: 中国       959万8094
  5: ブラジル     851万4877
  6: オーストラリア  769万2024
  7: インド      328万7263
  8: アルゼンチン   278万0400      南米の下・チリの右、スペイン語、ローマ・カトリック92%、白人97%
  9: カザフスタン   272万4900      上はロシア連峰の左側・右はモンゴルに中国・左にカスピ海があって下はウズベキスタン・キルギスがある
 10: アルジェリア   238万1741      リビア(エジプトの左)の左、上は地中海を挟んでイベリア半島、スペイン・ポルトガルがある
                            アラビア語・仏語、イスラム教99%
 62: 日本        37万7944
 
193: ツバル            26
194: ナウル            21
195: モナコ             2      イタリアのすぐ左に位置する、仏語、
196: バチカン          0,44


うん、日本って結構大きい方なんや。
にしてもロシアって2位のカナダの2倍ほどある、こんなにもずば抜けて1位だなんて。





・国家財政のランキング
国家の大きさを示すCNI(国民総所得)では、超大国のアメリカが断トツの1位。
だが、国民1人あたりのGNIになると北欧諸国が軒並み上位に入る。
液化天然ガスの輸出量世界1位のカタールが経済成長率のトップ。
ここでいう借金とは国債などの公的債務のこと。


         国家GNIランキング (単位:億ドル)
   ー多い国・地域ー               ー少ない国・地域ー
  1: アメリカ   14兆6008      1: ツバル         0,36
  2: 中国      5兆7000      2: パラオ         1,33 
  3: 日本      5兆3691      3: マーシャル諸島     1,87    オーストラリアの斜め右にある島国のあるところ
  4: ドイツ     3兆5372      4: サントメ・プリンシペ  1,99    アフリカ大陸の左のL字の角にある島
  5: フランス    2兆7498      5: キリバス        2,00    マーシャル諸島のすぐ右


         
         一人あたりのGNIランキング (単位:ドル)
   ー多い国・地域ー               ー少ない国・地域ー
  1: ノルウェー   8万5380      1: ブルンジ        160    アフリカ大陸の右下内陸部、仏語・キルンジ語
  2: ルクセンブルク 7万9510      2: コンゴ民主共和国    180    アフリカ大陸の下方で一番大きな内陸国、日本の約6倍の面積
  3: スイス     7万0350      3: リベリア        190    アフリカ大陸の大西洋に飛び出たところの左下
  4: デンマーク   5万8980      4: マラウイ        330    ブルンジのすぐ下あたりの内陸国、英語・チチュワ語
  5: スウェーデン  4万9930      5: エリトリア       340    アラビア半島(サウジアラビア・イエメン・オマーン・イラクなど)
                                              の左にある、紅海の下方の左に位置する
  8: アメリカ    4万7140

 11: ドイツ     4万3330
 12: フランス    4万2390
 13: 日本      4万2150 




         経済成長率ランキング
   ー高い国・地域ー                ー低い国・地域ー
  1: カタール     20,0%       1: コートジボワール    -7,5% 
  2: ガーナ      13,7%       2: ギリシャ        -3,0%
  3: モンゴル      9,8%       3: ポルトガル       -1,5%
  4: イラク       9,6%       4: イラン          0,0%
  5: 中国        9,6%       5: ツバル          0,0%
       
                         18: 日本           1,4%


        カタール: サウジアラビアの右にちょんと位置している
ガーナ、コートジボワール: リベリア(アフリカ大陸の大西洋に飛び出たところの左下)の近く
         イラン: アラビア半島のすぐ上にあるペルシャ湾の上に位置する、ペルシャ語






         借金ランキング (単位:対GDP(国内総生産)比率)
    ー多い国・地域ー                     ー低い国・地域ー
  1: ジンバブエ         234,1%       1: リビア              3,3%
  2: 日本            197,5%       2: オマーン             4,0%
  3: セントキッツ・ネービス   185,0%       3: アゼルバイジャン         4,6%
  4: ギリシャ          142,8%       4: 赤道ギニア            5,3%
  5: レバノン          133,8%       5: ワリス・フチュナ諸島(フランス領)  5,6%



ジンバブエ: アフリカ大陸の右下、喜望峰より斜め右上あたりある内陸国
セントキッツ・ネービス: アメリカの下のメキシコの右のキューバの右のドミニカ共和国の右の小さな島国
レバノン: 地中海に面する、隣接した国にシリア・イスラエルがあり、もう少し右にいくと、ヨルダン、そしてアラビア半島のサウジアラビアなどがある
リビア: アフリカ大陸にあるエジプトの左となりの国
オマーン: アラビア半島の右下でサウジアラビアの右となりに位置している、アラビア海に面している、首都はマスカット
アゼルバイジャン: アラビア半島より上にあるイランを越えてその左上にある、カスピ海に面している
赤道ギニア: アフリカ大陸の左下のL字に曲がったその角のところ、大西洋に面している小さな国
ワリス・フチュナ諸島: オーストラリアの上にある島のニューギニア島の右となりあたりあるたくさんの島国のひとつ、フランス領である





だだーっと見て、
まず、国民総所得GNIランキングで、1位のアメリカと2位の中国、3位の日本との差が歴然としていて、こんなにもずば抜けていることに驚いた。
だってアメリカは、約5兆億ドルほどの中国、日本の約3倍で、15兆億ドル近くというのだから。
人口から見たら、中国はアメリカの人口の約4倍近くにのぼるほどで、そこから見れば、一人あたりのGNIが中国は低いのは頷ける。
そして何より、日本が3位にいることがまたも驚く事実だった。
3位と言ってもほとんど2位の中国と大差はない。
一人あたりのGNIランキングで見ると、上位のほとんどを北欧諸国が占めている。
下位はほとんどがアフリカ諸国が占めている。


日本だけに着目すれば、経済成長はワースト18位とかなり下位に位置し、また借金はほぼトップに近く、多い国でもあるようだ。
けど私は経済成長する必要がないように思うからいい気がするけれど、どうだろうか。
経済的に発展からは遠ざかり現在下降に入った日本はそれでも一人あたり所得が世界で見ても明らかに高い位置にいるのだから、
それはもう、それ以上望む必要性が感じられない。
むしろ望むのは贅沢の域に達してしまう気がするのだけれど、この数字上で見えるところだけで言うのは少し違う気もするからあまり言わない方がいい気もする。


それにしても借金が多いがこれはどういったことが言えるのだろうか。
そもそも、公的債務というものがどのように生まれ積み重なっていくのかがイメージできない。



もうひとつ所得から、、


   ・所得格差ランキング    (単位:ジニ係数)
    所得格差の大きい国はアフリカやカリブ海諸国に多い。


  ー格差の大きい国・地域ー          ー格差の小さい国・地域ー
  1: ナミビア     0,743       1: デンマーク     0,247
  2: 南アフリカ    0,674       2: 日本        0,249
  3: セーシェル    0,658       3: スウェーデン    0,250
  4: コモロ      0,643       4: ノルウェー     0,258
  5: ミクロネシア諸島 0,611       5: スロバキア     0,258


 *ジニ係数とは?
 イタリアの統計学者コッラド・ジニによって考案された、統計の分布の偏りを見る指標。
 所得分配の不平等さを表すために使われる。
 係数の値が1に近づくほど格差が大きい状態で、値が小さいほど格差が小さいといえる。
 一般的に、0,2~0,4の値が望ましく、0,5以上は貧富の差が激しい格差社会だと考えられる。
 ただし、これらは世帯間の格差であることに注意したい。
 例えば、オランダとイラク、カザフスタン、アルメニアのジニ係数は同じであっても、国民1人あたりの所得平均は異なるからである。
 

近年、日本において、労働年齢層に対する社会保障が少ないことが明らかにされ、
養育に対うする支援も少ないことで子育て世帯の貧困率を高めている可能性があることが指摘されてもいるようだが、
この本の数字から見ると、格差の少ない国のほぼトップとして日本は位置している。







まだまだ紹介したい数字はたくさんあるのだけれど、それはまた次回にでもすることにする。
その次回の数字からも見えることになるだろうけど、日本という国を世界的に見ると、
いわゆるの先進国であるということはこっちも承知していたつもりでもこうやって数字で比べてみることによって、
ここまでも世界的に見て、なんて贅沢でもあれば、裕福でもある、ほんとうに、先進国と言われるだけのことがあるんだと改めて感じた。
こういう自意識は自分たちには薄く、あまり持っているようには思わないけれどどうだろう。
私自身、あまりこうして感じたことがなくて、ある意味ショックを受けた。


そんなこんなで第一回数字大会をここくらいで終わろうと思う。
にしても、こんなに勝手に引用ばっかりしていいのだろうか。







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