前回、12月8~9日に駿河丸が蒲原沖で実施したタチウオ釣獲調査について報告をしました。その時に採集した2歳魚を中心としたタチウオを研究所に持ち帰って胃内容物を調べたところ、最初の一尾目の胃から小さなタチウオの上半身が出てきました。他のサンプルからもタチウオと思われる魚体が見つかり、結局、胃内容物を調査した12尾のうち3尾が小型のタチウオを食べていました。
胃から見つかったタチウオの体高は指1本程度で全長は推定で50cm程度の当歳魚と思われます。今回の調査でも同サイズのタチウオが1尾採集されており、また調査海域に近い西倉沢の定置網でも、調査同日に当歳魚のタチウオが数多く入ったそうです。これらから、調査海域の蒲原沖では、親の2歳魚とその子にあたる当歳魚が混在していたと思われます。
これまでの調査結果から、タチウオは目の前にある餌となりうる生物を手当たり次第に捕食していると考えていたのですが、今回の結果はそれを裏付けているようです。たとえ子供であろうと食べてしまうタチウオは、鋭い牙の見かけどおり獰猛な魚のようです。
胃から見つかったタチウオの体高は指1本程度で全長は推定で50cm程度の当歳魚と思われます。今回の調査でも同サイズのタチウオが1尾採集されており、また調査海域に近い西倉沢の定置網でも、調査同日に当歳魚のタチウオが数多く入ったそうです。これらから、調査海域の蒲原沖では、親の2歳魚とその子にあたる当歳魚が混在していたと思われます。
これまでの調査結果から、タチウオは目の前にある餌となりうる生物を手当たり次第に捕食していると考えていたのですが、今回の結果はそれを裏付けているようです。たとえ子供であろうと食べてしまうタチウオは、鋭い牙の見かけどおり獰猛な魚のようです。
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