昨晩、食べた釜揚げしらすは、しらすとしては大型であったので1尾1尾食べる前に、しらすの種類を確認してみました。 お馴染みの、かたくちいわし、まいわし、うるめいわしのいわし類しらす御三家の中に、別の“しらす”が数尾混っていました。 体長は35mm、いわし類のしらすと同様に白色の仔魚なのですが、腹に半円状の黒色素斑が6個並んでいます。これはエソ科オキエソの特徴です。黒色素斑を7個持つのがチョウチョウエソ、8個持つのがホシノエソで、これらも同じ浅海域に生息するエソ科の仔魚です(東海大学出版会、日本産稚魚図鑑、沖山宗雄編)。 こうしてちびちび飲みながら、静岡県沿岸の生態系の豊かさを垣間見ることができて、何か得した気分になりました。
最新の画像[もっと見る]
- 春の近海カツオに期待 9年前
- 春の近海カツオに期待 9年前
- 春の近海カツオに期待 9年前
- 春の近海カツオに期待 9年前
- 生カツオの初水揚げ 10年前
- 生カツオの初水揚げ 10年前
- 生カツオの初水揚げ 10年前
- 生カツオの初水揚げ 10年前
- 紋所は黒い半円! 10年前
- へら 10年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます