8月28日、地頭方の定置網で漁獲されたマアジにメアジが混ざっていました。メアジの特徴は、目が大きく、体の中心よりやや上に黄色のラインが入っており、ゼンゴ(ゼイゴ)が体の後部のみにあることで区別ができます。さらに鰓蓋をめくると、メアジには突起がありますが、マアジにはありません。
メアジはマアジと比べて暖海に棲むといわれていますので、水温が最高値を迎えているこの時期に定置網に入網しものと思われます。
マアジ(上)とメアジ(下)
メアジの鰓蓋内(突起あり)
マアジの鰓蓋内(突起なし)
メアジはマアジと比べて暖海に棲むといわれていますので、水温が最高値を迎えているこの時期に定置網に入網しものと思われます。
マアジ(上)とメアジ(下)
メアジの鰓蓋内(突起あり)
マアジの鰓蓋内(突起なし)
これらのアジの違いは意識して見ないと気付かないレベルですが、味や市場価値では違いがあるんですかね?
まあ南方系の魚が増えてきたというところが問題なんですけど(笑)
当方は魚釣りをするので、今度味を釣る機会があったらご紹介いただいた方法で確認していきたいと思います。
市場関係者に聞きましたら、メアジの値段はマアジの1/10~1/2程度と安いとの事でした。味はマアジに劣ると言っていましたが、図鑑では美味と書かれており、時期や食べ方などで変わるのかもしれません。両種が釣れたら、味の違いを比べてみると面白いと思います。