12月15~16日に開催された長期漁海況予報会議で、マイワシの漁況予測がまとめられました。
マイワシは資源の変動が大きい魚種です。下の図は、静岡県の総漁獲量とマイワシ漁獲量の推移を示したものですが、マイワシが獲れたときには県内の漁獲量の半分近くを占めていたことがわかります。
現在の太平洋岸に生息するマイワシの資源量は低位ですが、平成20~22年に生まれたマイワシは低水準ながら資源量が多いと見られており、特に平成22年生まれ群はかなり資源量が多い可能性が考えられています。平成23年1~6月に漁獲対象となる平成20~22年生まれ群が多いと見込まれるので平年を上回る来遊が期待されます。しかし、駿河湾では平成22年生まれ群の分布が少ないと見られるため、前年を下回ると見込まれます。
12月中旬になり、伊東を根拠としているまき網や定置網でマイワシが水揚げされています。
平成23年1~6月のマイワシの漁況予測
(1)来 遊 量:(成魚・未成魚) 駿河湾では近年の中では高水準だが、前年を下回る。相模湾では前年を上回る。
(2)漁期・漁場:(成魚・未成魚) 駿河湾~相模湾のまき網、定置網により、全期間で散発的な漁場形成。
(3)魚 体 :(成魚・未成魚) 体長20cm以上の3歳魚(平成20年級群)と2歳魚(平成21年級群)と、体長13~18cmの1歳魚(平成22年級群)で構成。2歳魚が主体をなす。
マイワシは資源の変動が大きい魚種です。下の図は、静岡県の総漁獲量とマイワシ漁獲量の推移を示したものですが、マイワシが獲れたときには県内の漁獲量の半分近くを占めていたことがわかります。
現在の太平洋岸に生息するマイワシの資源量は低位ですが、平成20~22年に生まれたマイワシは低水準ながら資源量が多いと見られており、特に平成22年生まれ群はかなり資源量が多い可能性が考えられています。平成23年1~6月に漁獲対象となる平成20~22年生まれ群が多いと見込まれるので平年を上回る来遊が期待されます。しかし、駿河湾では平成22年生まれ群の分布が少ないと見られるため、前年を下回ると見込まれます。
12月中旬になり、伊東を根拠としているまき網や定置網でマイワシが水揚げされています。
平成23年1~6月のマイワシの漁況予測
(1)来 遊 量:(成魚・未成魚) 駿河湾では近年の中では高水準だが、前年を下回る。相模湾では前年を上回る。
(2)漁期・漁場:(成魚・未成魚) 駿河湾~相模湾のまき網、定置網により、全期間で散発的な漁場形成。
(3)魚 体 :(成魚・未成魚) 体長20cm以上の3歳魚(平成20年級群)と2歳魚(平成21年級群)と、体長13~18cmの1歳魚(平成22年級群)で構成。2歳魚が主体をなす。