12月22日に沼津市大瀬崎の水深4mの海中で、大型のサルパ類に巻きついているサンマではないかと思われる卵塊が撮影されました。写真のように、卵の中には眼がはっきりして青黒く細長い魚の姿が確認できます。12月20日前後には伊豆東岸の定置網でまとまったサンマの漁獲があり、写真で確認できる形態とサンマの産卵に関する既往知見を合わせて考えると、サンマの卵ではないかと思われました。
卵の内部には眼もはっきりした青黒い仔魚が見える
大型サルパに糸状に巻きついたサンマの卵塊
卵の内部には眼もはっきりした青黒い仔魚が見える