ひとりの夜

伝えたい言葉を並べるだけのごくごく私的なところです。

冬の使者

2009-11-02 20:30:41 | Weblog
冬の街にイルミネーションが灯る
人込みが苦手なあなたは特別な人と
毎年一度だけは賑わう街に足を運ぶ

一度でいいからあなたと並んで歩きたい
気まぐれでもたまたまでも構わない
きっと気恥ずかしくて並んで歩けない
それでもほんの少しの距離でも

一度でいいから味わってみたい
あなたの特別な人とっていう憧れ

面と向かっては絶対に言わないけどね
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おはようといってらっしゃいの間

2009-11-02 18:59:59 | Weblog
眠りたい
あなたの腕の中で眠りにつきたい
駆け引きもためらいもなく素直に
そう言えるのに…悲しい過去が
優しく「おいで」と言うあなたの腕に
身を委ねることをためらわせる

悲しい過去の記憶を口にするには
勇気も覚悟もたくさん必要で
それでも乗り越えなければ
あなたの腕の中では眠れないから
あなただからこそ話すには勇気も時間も
凄く必要だったけどあなたも眠いのに
ちゃんと私が話せるタイミングまで
待ってくれて呆れずに話を聞いてくれる
そういうとこも大切にしてくれて
ありがとう

おはようといってらっしゃいの間に
緩やかで穏やかな時間の流れが
こんなにも心地いいと思えたのは
あなたとだからなのかもしれない
いってらっしゃいと手を振るあなたの
笑顔の奥に言葉にしない頑張れが
ちゃんと伝わっていたからね
勇気と元気を両手に握り締めて
この先辛い事があっても頑張れる

あなたの応援団だった私が
今はあなたが応援してくるから
何も恐れず怯む事なく前を向いて
一人でも一人じゃないと思えるよ
またいつかあなたの腕の中でまどろむ
その日まで大丈夫頑張れる気がする
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