温度差…

このまま眠りたい…と幾度思っただろう
あなたの肩にもたれて何度諦めただろう

言葉にしたら余計に切なくなるから
口に出したらあなたを困らせるから

幸せに浸っているのは私だけ

切り換えの早いあなたをつなぎ止める
いい考えが思い付かない切ない夜には

少しだけいじわる言って困らせたり
名残惜しくなるような中途半端さで

あなたを引き止めたくなる

ねぇ…　こんな気持ちは私だけかな

もっと…　そう思うのは私だけなの？

これが私とあなたの温度差なら

一度でいいから

あなたを夢中にさせてみたい

もっと深くあなたを知りたい

さじ加減もものさしも人それぞれで
ちょっと…も　少し…も人それぞれ
凄く嬉しいちょっと傷付いたなんて
本人にしかわからないから
小さな事もちゃんと話して有耶無耶にしない
あなたのそれほどでもない事や
私の些細な事もお互いの中で
モヤっとした小さな不信の種にならないよう
くだらないとしても話したいから
面倒だと思うかもしれないけれど
まだまだたくさん話したい
まだまだあなたを知りたいと思う
誰よりもあなたを知りたいと思う