ひとりの夜

伝えたい言葉を並べるだけのごくごく私的なところです。

無題

2008-12-15 23:26:02 | Weblog
君がいる日常を
当たり前のように過ごしているけれど

あの時もしも
彼ではなく君が突然この世から
いなくなったとしたら
彼女のように
耐え難い悲しみを乗り越えて
人生を歩めただろうか

近頃そんな事をふと考えるのは
幸せだからなのかもしれない

大切な人がある日突然
命を落とすなんて事
誰も想像なんてしてない

衝撃 喪失 絶望

彼女が乗り越えたものは
遺されたものの苦しみは
容易く想像も出来ない程
生きる意味を誰かに問い
自分自身に何度も問い
絶望の淵から這上がって
今の彼女があるのだろう

君が突然この世を去る…
彼の時のように
受け入れる事が出来ないのは明確
だけど
乗り越えなければいけないのは
頭ではわかっているけど
リアルを想像できない

彼女が乗り越えたその闇
僕は乗り越える事が出来るだろうか

一週間でも一日でも君が
僕より長生きして欲しい
そんな事ばかりを最近考えている

そして暗闇から抜け出した彼女の
光を守りたいと思う
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