進化か、それとも変革か?
1月末の愛知への先遣隊以降、チームの雰囲気が変わりました。
これをどのように感じるのか。
進化か、それとも変革か、はたまた退化か?
練習メニューに不満を感じる人は少ないと思いますが、練習前後の挨拶や練習中の返事、掛け声などに違和感を感じるという声も。
今のやり方が絶対とは言いませんが、強豪チームの礼儀を真似てみることでわかってくることがあるのではないかと。
陸上競技は個人競技か、それとも団体競技か?
迷わず個人競技とおっしゃる人は個人で練習なさればいいと思います。
迷わず団体競技とおっしゃる人はTeam.Iで練習なさるべきです。
TSMでは、ケガなどで走れない人でも、体幹トレーニング等を行いながらグランド整備などを積極的に行っています。
それはどうしてでしょうか?
TSMでは、個々人の目標に優越はつけていません。
日本一を目指すものも、クラスの中で一つでも順番を上げるものも、同じように尊いと教えています。
だから、全国トップレベルの人も、現在どのようなレベルの人も、同じ雰囲気の中で『楽しく真剣に』練習に打ち込んでいるのです。
その姿はとても清々しく、美しいものです。
元へ戻りましょう。
時間のかかる(傍から見れば面倒くさい)挨拶も、大きな声を出す返事や掛け声も、全員共通(ルーティン)なのです。
考えてみてください。
面倒くさい挨拶を行うためには練習にどのように臨みますか?
練習中、常に声を出すためには練習にどのように臨みますか?
これらのことがルーティンになれば、日々の生活においても変化が起きませんか?
スポーツクラブである以上、競技力の向上(記録の更新や上位大会への出場など)を目指すのは当然のことではありますが、優先事項ではありません。
その前にかその先にか、人間性を高めることが大切なのです。
人間性の評価は記録や大会成績の評価に勝ります。
ここに気づくかどうかで人生が変わるのではないかと思います。