昨年からの長いコロナ禍で、チーム内の親睦を深める場を設けることができませんでした。
その影響も少なからずあると思いますが、チームの団結力が薄らいできているように感じましたので、1時間ではありましたが、保護者の皆さんも交えた全体会を開催しました。
メンバーからは、①今年成長した(頑張った)こと、②来シーズンの目標を話してもらいました。
まずは、人前で自分の気持ちや考えを話すということ自体が成長した(頑張った)ことですね。
年齢に関係なく、考えている子は考えています。
自分のことを客観的に見ることができている人や、数年先まで考えている人など、なかなかしっかりしていました。
これを受けて、保護者の方からもコメントをいただきました。
保護者の皆さんのお話は様々でしたね。
当然と言えば当然ですが、我々指導者もしっかり受け止めさせていただきました。
卓巳コーチの自身のstoryは参考になりましたでしょうか。
決して順風満帆ではなかった陸上競技人生ですが、今、liveの姿が大事なのです。
スポーツは部活がすべてではありません。
その人の人生において、根気や勇気、ヤル気をもたらしてくれるもの、それがスポーツの力ではないでしょうか。
全てのカテゴリーにおいて活躍できれば良いのでしょうが、最終的にはそのスポーツがその人の人生に何をもたらしたがが重要ではないかと思います。
とはいえ、成長真っただ中の小中学生にとって、人生と言ってもピンときません。
そこで、テーマを『可能性』に移します。
可能性はみんなに平等にあります。
しかし、「困難」に直面した時、どちらの扉を選択するかによって可能性の大きさが違ってきます。
Aの扉:困難から逃げる→あきらめる 【消極的】
Bの扉:困難に向き合う→失敗するかもしれない→失敗から学ぶものが必ずある→次に向き合う 【積極的】
困難を克服できれば良いのですが、いつもうまくゆくとは限りません。
難しいなと思ってもとりあえずやってみる、そんなポジティブシンキングを持ち続けることが大事ですね。
たとえ失敗を繰り返しても、ポジティブシンキングを持ち続ければ、可能性は必ず目の前に現れます。
私たち大人は、それぞれが経験してきたことしかわかりません。
しかし子供たちは、我々が経験したことのない世界の扉を開く権利と勇気を持っています。
そんな子供たちの可能性を信じてあげることが私たちにできる唯一の支援ではないかと思います。
では、そんなポジティブシンキングな人間になるにはどうすればよいのか。
アメリカの心理学者(哲学者)の言葉だそうですが、松井秀喜さんが座右の銘にしていたものです。
・心が変われば行動が変わる
・行動が変われば習慣が変わる
・習慣が変われば人格が変わる
・人格が変われば運命が変わる
説明不要ですね。
最後に、Team.Iの「Team」の意味についてお話しします。
・Team.Iは、陸上教室ではありません。
・Team.Iは、陸上クラブではありません。
・Team.Iは、戦う集団(Team)を目指しています。
年齢、性別に関係なく、自己記録の更新を目指す者の集団でありたい。
いつも昨日の自分を超えてゆく根気と勇気とヤル気を持った者の集団。
そして、お互いに尊重し合える集団でありたいと思っています。
そんなチームに新たに3名の中1メンバーが加わりました。
晃輔、由羽、和佳奈
ますます充実する中1メンバー、来シーズンが楽しみです。
現在小2~中2まで30名のメンバーが在籍しています。
こんなチームでよければ門戸はいつでも開いています。
一緒に可能性を信じて走りましょう!