長野県野沢北高等学校校長日記2017・2018・2019

長野県野沢北高等学校の日常と非日常を、校長の視点からお伝えします。

11月1日(金)県新人体育大会、東信新人体育大会速報

2019年11月01日 20時27分41秒 | 日記

本日は、東信新人体育大会バスケットボール競技が、本校大体育館で行われています。明日あさっても会場となります。半分の試合は小諸市総合体育館で行われていますが、3日の準決勝以降の試合は、本校の体育館で行われます。

バスケットの試合はなかなか観る機会がなかったので、仕事の合間をぬって体育館に応援に行ってきました。(今日は何といっても朝から英語民間試験の実施延期という大事がありましたから・・・)

女子は1回戦上田千曲に72-53で勝ち、ベスト8にコマを進め、2回戦は野沢南に残念ながら敗れ、明日の順位決定戦にまわることになりました。1回戦はフロアで観戦しました。後半一気に相手を引き離しての勝利でした。よく走りました・・・。明日に向けては、顧問の名和先生が「目指すは5位!」と力強く、私と教頭に決意を示してくれました。女子バスケット班の皆さん、健闘を祈っています。

男子は1回戦小海に62-49で勝ち、まずベスト8にコマを進めました。前半は25-23の接戦でしたが、後半は着実にゴールを決め対戦相手を引き離しました。2回戦は上田との対戦。午後5時過ぎの試合開始となりました。まさに手に汗握る大接戦で、最後の1秒まで気を抜けない試合でした。結果59-58でベスト4進出です。3日の試合での健闘を祈っています。

剣道は、台風の影響で日程が延期となっておりましたが、本日ようやく大会を再開することができました。

ハンドボールは県大会です。本日は女子の試合が行われ、1回戦は松本美須々ヶ丘に勝ち、2回戦でベスト4をかけて春の県総体優勝校である屋代と対戦しました。結果は4点差で残念ながら敗れたそうです。力のある高校と接戦に持ち込めたことは、次につながると思います。がんばれ野北!

なお、来週はサッカーとバドミントンが東信の新人体育大会になります。

さて、明日は岳南会(本校の同窓会)の卒業50周年記念式典と祝賀会が佐久グランドホテルで14:00から開催されます。65回生の皆さんで、卒業年は昭和44年3月ですから、ご存じの方も多いかもしれませんが、いわゆる「東大紛争」により東大入試が中止となった学年にあたります。明日、参加される岳南65会の皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

しかし、英語民間試験については、昨日「与党から延期論も浮上」と報道されていたのに、朝のニュースでは「本日、延期の方向に決まり、発表される」と大きく方向転換されることが予告され、9時半過ぎの閣議後の萩生田文部科学大臣の記者会見で「令和6年度実施の試験からの導入に向けて」と考えが示されました。約30分にわたる記者会見で文部科学省のHPで映像も見ることができます。大臣からは「受験生をはじめとした高校生、保護者の皆様へ」のメッセージが示され、本日から受付予定であった「共通ID発行申込」の中止も発表されました。

一番の被害者は、民間試験導入決定時から様々な動きに翻弄されてきた当該学年(来年度受験予定の現2年生)といえるでしょう。とはいえ、英語4技能の習得は大切ですし、それをどのように適切に評価するかも、もちろん重要であることには変わりはありません。入学者選抜の制度は制度として、学校現場では4技能の確実な習得のために取り組んでいかなければならないでしょう。

昨日の首里城の火災、本日の英語資格試験の実施延期と、考えさせられる出来事が続きます。


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