長野県野沢北高等学校校長日記2017・2018・2019

長野県野沢北高等学校の日常と非日常を、校長の視点からお伝えします。

7月28日(日)中学生体験入学が行われました

2019年07月28日 17時16分05秒 | 日記

今日は中学生体験入学でした。

受付は8時50分からでしたが、多くの生徒、保護者、引率職員の皆さんが かなり前から中学校ごとに集合し受付時間を待っていました。本日の参加人数は、中学生、保護者、引率の職員を含めると550名を超えました。台風(熱帯低気圧)の接近が危ぶまれましたが、若干蒸し暑かったものの雨にならずよかった、といったところです。

内容は、体験授業、全体説明会(教頭からの学校生活概要説明と生徒会役員による説明)、校内及びクラブ(班)活動見学です。参加生徒を大きく2つに分け前半が全体説明①と体験授業①、後半は入れ替えて全体説明②と体験授業②という構成です。写真は後半の全体説明の様子です(残る半分の参加生徒他は体験授業ということになります)。ステージ前で生徒会長と副会長2名の3名で、生徒の視点から野沢北の学校生活について説明しました。

遠くから参加された生徒、保護者の皆様もいらっしゃいます。本日は、本当にありがとうございました。

一人でも多くの皆さんと来年4月にこの野沢北高校の小体育館(入学式の会場になります)でお会いできることを期待しております。


7月25日(木)耐震改修工事が行われています

2019年07月25日 19時46分05秒 | 日記

日輪祭前に工事の準備のため囲いができ、日輪祭中も中庭が使えませんでした。

これは、7月中旬から本格的に始まった耐震改修工事のためです。

保護者の皆様には通知済みですが、老朽化した中央廊下を解体し、それに伴いこれまで中央廊下にあったトイレを本館と北館に設置します。

まずは、中央廊下を解体するための準備が着々と進んでいるところです。上の写真のように、1階の通路は完全に通行できなくなりました。2階も同様ですので、本館と北館の行き来は一カ所のみとなりました。この状況は、移動にはかなり不便です。これまで休み時間も静かだった、事務室、校長室、教務室前の廊下も移動のため賑やかになりました。これまでが静かすぎましたから、何となく1日の時間の動きを感じられるようになりました。

業者の方には、授業時間中は音が出ない作業を行っていただき、休み時間など短い時間を使って集中して作業をしていただいています。業者の方にも本当にご配慮いただいており、感謝しております。

本校は29日から夏休みになります。今週は土曜授業もあるので、ここ数日の暑さは厳しそうです。

以下は、北校舎や中央廊下の囲いの様子です。北校舎の教室は、かなり暗くなっているようです。

大きな変化があったら、また写真をアップします。

 

 


7月18日(木)人権平和学習の講演会がありました

2019年07月18日 18時43分20秒 | 日記

本日の7時間目は平和人権学習の一環で、講演会がありました。講師は中華人民共和国新疆ウイグル自治区のご出身で、現在は上田市にお住いのウマル・ムニレさんです。「共に生きる」と題して50分間お話いただきました。

26年前に来日した後の京都そして上田での生活について、文化の違いによる違和感や日本人(長野県民)の対応について感じたことや批判を率直にお話いただきました。ウイグルはトルコ系民族ですのでイスラム化し食事については豚肉を食しません。お子さんの小学校の給食をめぐっての京都と長野の当時の対応の違いには考えさせられるものがありました。

また、京都では丁寧できれいな日本語で話すが、長野に来たら、ジェスチャーや片言の日本語で対応された、との体験もお話になりました。また、外国人?というだけで拒否反応が感じられたとのことです。(京都ではそう感じたとしても顔には出さないが、長野では顔に出てしまうようです)

さらに、「お国はどこですか?」の質問も、京都ではまずそこから会話が始まったが、長野では質問がなく、ブラジル?との先入観からポルトガル語の説明文が同封されてくるなど、秘密ではないので、どんどん聞いてほしいとのことでした。まず、関心をもってもらい、どこの国の出身?何年住んでいるの?食事は?と会話を発展させていきたいとのことです。

26年日本に居住し、きれいで、安定していて、安全で、子育てもしやすくて、日本は素晴らしいと感じているそうです。

講演していて、前を見ても後ろを見ても、左右を見ても、誰も顔を下げている生徒がおらず、真剣に話を聞いてくれている姿に本当に驚いた、との感想をいただきました。もちろん、お話の内容も大変興味深いものであったことも生徒が関心をもって聞くことができた要因なのですが。

そして、講演終了後、校長室に何人もの生徒がお聞きしたいことがある、と来室しました。結局ムニレさんが生徒の質問から解放されたのは6時少し前、1時間半近く質問に対応していただきました。音楽の話でも盛り上がりました。

生徒会長のお礼の言葉では、片言の日本語の方がわかりやすいのではないかと思っていた、関心をもつことが大切、といった感想を述べていました。外国人だけでなく日本人同士であっても、人との接し方や対応、心遣いについては共通のものがあると感じました。

本当に長時間、ご対応いただき、ありがとうございました。

また、生徒の皆さんの真面目な姿勢と取組には、改めて感心しました。

 

 

 


7月17日(水) 小諸市長及び教育長を表敬訪問しました

2019年07月17日 19時58分39秒 | 日記

本日夕方、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)ソフトテニス競技に出場する木村・友野組が小泉小諸市長と小林教育長を表敬訪問しました。木村さんは芦原中、友野さんは佐久穂中学の出身です。

野沢北のOBでもある小泉市長からは、遠慮しながらも後輩たちに「暴れてきてください」と熱いメッセージをいただきました。市の職員の皆さんに多くのOBのがいらっしゃることに改めて驚きました。保護者の方もいらっしゃいました。

様々なところで母校を応援してくださるOBに感謝です。

なお、1回戦は群馬の伊勢崎清明のペアと当たり、勝つと大阪の昇陽のペアとの対戦になります。大阪の昇陽は昨年の団体戦優勝校です。

 


7月9日(火)夏の甲子園2回戦

2019年07月09日 14時26分24秒 | 日記

高校野球夏の甲子園長野県予選2回戦、野沢北と長野日大戦が長野市のオリンピックスタジアムで行われました。結果は、上の写真のように大大善戦したものの3対4で惜しくも敗れました。9回裏には1アウト1、2塁と相手を苦しめました。ヒット数は本校の方が多かったわけで、本当にいい試合でした。

次の試合で控えていた上伊那の学校の応援団も、本校を応援してくれていました。そんな気持ちにさせる戦いぶりだったのではないでしょうか。

選手そして野球班の皆さん、部長、監督をはじめ顧問の先生方、保護者会の皆さん、OB会の皆さん、そして本校野球班を応援してくださったすべての皆さん、本当にありがとうございました。


7月5日(金) 壮行会が行われました

2019年07月06日 16時14分43秒 | 日記

本日放課後、小体育館で4つの班の壮行会が行われました。

インターハイに出場する女子ソフトテニス班、北信越他大会に出場する水泳班、夏の甲子園大会長野県予選に出場する野球班(7日に上伊那農業高校と対戦します)、power live2019に出場する軽音楽班の皆さんの健闘を祈ってのものです。

選手入場、校歌斉唱、生徒会長の激励、校長の激励、各班代表挨拶、選手退場といった次第でした。

写真は、6月2日、松本市浅間温泉庭球公園テニスコートで行われた、県高校総体ソフトテニス競技大会個人戦の様子です。手前が木村・友野組です。この日は7試合をこなし、5位でインターハイ出場を決めました。うち3試合はファイナルゲームでの勝利でした。技術力はもちろん精神力も大したものだと思います。私は本年度、県高体連のソフトテニス専門部長を務めておりますので、彼女たちに会場で賞状を直接渡すことができました。本当にラッキーでした。宮崎インターハイではひとつでも多く試合ができるよう頑張ってきてほしいと思います。

野球班は打撃力も最近上昇傾向にあるとのことですので、まず1勝してシード校である長野日大との対戦を観たいものです。

水泳班は、競技の特性から順位だけでなく標準記録との戦いもあります。全国目指して頑張ってほしいものです。

軽音楽班は2つのバンドが県大会に出場します。最優秀賞目指して頑張ってほしいと思います。

午前は、北信越地区高等学校PTA連合会研究大会が長野市のホクト文化会館で行われました。本日は2日目で、スピードスケートの小平奈緒選手のコーチで知られる信州大学教授結城匡啓氏の講演会でした。大変素晴らしい講演でしたので、後日感想を書かせていただきます。


7月1日(月) 日輪祭 3日目

2019年07月02日 07時39分13秒 | 日記

合唱コンクールの後の全校生徒による「第九」です。どのポジションで聴くのがベストなのか研究が必要かもしれませんが、全校が一つになる‼️という点では素晴らしい取組だと思います。

合唱コンクールは、審査員でしたので、さすがに写真撮影はできませんでしたが、各クラス完成度の高い合唱を15曲聴かせていただきました。3年生の合唱はどのクラスもさすが❗️といった出来栄えでした。

午後の後夜祭、ミニ運動会の様子です。上は綱引き、下は追いかけ玉入れというのだそうです。

水かけです。火の番をしていた本年度着任した先生も連れ去られて泥の中に落とされていました。

フィナーレの花火です。写真は時計回りに90度回転させなければなりませんが、技術力不足で申し訳ありません。

この後、実行委員長の話と2度目の閉祭宣言があり、生徒会長の話と「さよなら」のあいさつで解散となりました。速やかに下校モードに入り、あっという間に学校内に静寂が訪れました。

10時少し前に中込駅担当の職員から全て生徒は列車に乗車した旨の連絡があり、無事日輪祭も終わりました。

なんといっても天候に恵まれたのが一番ありがたかったです。恵まれたというのは雨が降らず、また、陽射しが強く暑くなることがなかったため、熱中症の心配がほぼ不要だったことです。合唱コンクールも快適な環境で行うことができました。

生徒の皆さん、指導された職員の皆さん、来場していただいた皆さん、本当にお疲れ様、そしてありがとうございました。