長野県野沢北高等学校校長日記2017・2018・2019

長野県野沢北高等学校の日常と非日常を、校長の視点からお伝えします。

1月30日(木)本日は県校長会・研究協議会でした

2020年01月30日 21時58分55秒 | 日記

本日は長野市で県高校長会・研究協議会でした。

写真は 、朝、長野市に向かう途中で撮影した川霧です。もっと標高の高い所から撮れば絵になるのに、と思いながら撮影してみました。

校長会の研究協議会では上田西高校と長野高校の発表がありました。上田西高校の国際教育、長野高校のSGHからNGPの取組、それぞれ他校の取組の参考となるものでした。上田高校の廣田校長先生ともお話ししたのですが、ここ5年間の長野県の高校の探究的な学びへの取組は目を見張るものがあると思います。少しでも躊躇しているとあっという間に乗り遅れてしまう、という感じです。一方で、焦らずにしっかり議論していくことも大切だと思います。

いろいろと学ぶことの多い1日でした。


1月29日(水)本日は平和な一日でした

2020年01月29日 20時18分45秒 | 日記

本日は、特にトラブルもなく平和な一日でした。何もなかったのであれば、今まではこの「校長日記」はお休みしていたのですが、帰宅前に少しだけ思ったことを書いておくことにしました。

本日の信濃毎日新聞で、伊那市ご出身である芦部信喜先生の特集で樋口陽一先生のインタビュー記事がありました。樋口先生は、当時純血主義だった東京大学法学部に東北大学出身者として教授に着任したことで、かなり話題になりました。語学に堪能で数カ国語に通じていた樋口先生は、比較憲法の分野ではじめ業績を残されました。

私が持っている著書は『近代立憲主義と現代国家』『比較憲法』『司法の積極性と消極性』『自由と国家』『比較のなかの日本国憲法』『もういちど憲法を読む』『憲法』『近代国民国家の憲法構造』『憲法と国家』『個人と国家』など。私は刑法の専攻(大学院では「原因において自由な行為」という理論について研究しました・・・)でしたから、憲法は完全に専門外なのですが、刑法以外の分野で多くの著書を好んで読んだのは、樋口陽一先生と教育社会学の天野郁夫先生のお二人の著書くらいかもしれません。共通するのは、読みやすさはもちろんですが、主張と理論が私の中にスッと入ってくるものがあったことです。今回の信毎のインタビューも、私の好み内容でした。私の大学時代のゼミの恩師は著書は多いのですが、難解すぎてよくわかりません。(すみません)

ちなみに、記事に出てくる東大法学部の憲法講座は、美濃部達吉の後、宮澤俊義(旧制長野中)、小林直樹(旧制上田中)、芦部信喜(旧制伊那中)と長野県にゆかりのある学者が担当していました。国の根本規範である憲法の講座を、しかもその中核に位置付けられる東大法学部で長野県出身者が担当していたというのは、偶然なのか・・・皆さんはどう思われますか?

学校と関係のない話題で申し訳ありません。あえて言えば「平和」つながりでしょうか・・・


1月28日(火)雪による混乱はあまりなし。本日は第3回学校評議員会でした。

2020年01月28日 17時34分30秒 | 日記

大雪が予想され、交通機関等の混乱が心配されましたが、無事に授業が始まりました。

小海線は、2分程度の遅延のあった列車もありましたが、大きな混乱はありませんでした。雪の日は、朝から「どこトレ」や「鉄道運行状況」とにらめっこです。

写真は、6時50分ごろの学校の様子ですが、軽い雪かき程度で済みました。午前中にはほぼ雪は融けて道路は乾いた状況になっています。

さて、本日は第3回の学校評議員会でした。お忙しい中、7名のうち5名の方にご出席いただきました。

学校側からは、学校評価について説明を行った後、探究係、学年等から1年間の取組について説明させていただきました。その後、質疑応答の時間を取り、評議員の皆様からアドバイスをいただきました。痛いところを突くご質問もありましたが、野沢北高校、そして生徒のことを親身になって考えてくださっていることが伝わってくるアドバイスが、大変ありがたく思いました。

学校評議員の制度も定着してきたかと思いますが、形式的になってしまわずに、地域の中の学校、地域に開かれた学校として、その存在意義をこのような機会を通して再確認していきたいと思います。

学校評議員の皆様には、日輪際、土曜公開授業、普通科探究発表会、理数科課題研究発表会など、多くの行事等に顔を出していただいています。本当にありがとうございます。


1月27日(月)雪が舞い始めました

2020年01月27日 19時20分28秒 | 日記

上の写真は午後7時現在の本校の職員駐車場の様子です。車に本当に薄っすらと雪が・・・といった感じ。

今夜から明日朝にかけて、関東甲信越地方は山沿いを中心に警報級の大雪になる見込み、というのが気象庁の見解です。明日の朝起きてみたら銀世界・・・ということになるのでしょうか?久しぶりの雪かきを覚悟しながら、早めに帰宅して明日に備えることとします。

3年生は、センター試験の結果を受けて担任と面談を行って受験校等を定め、これに対応した勉強に取り掛かったところでしょうか。私のところにも、面接練習の申込みが2名ほどありました。3年生の健闘を改めて祈っています。

先週・今週とインフルエンザの罹患者が少し増えました。1年生が中心です。12月、1月の始めはすべて合わせても数名だったのですが・・・。うがい、マスク、寒さ対策などまずは自己防衛に心がけてください。また、体調が悪かったら、特に熱があるようだったら、無理して登校しないようにしてください。


1月26日(日)佐久市人権・男女共生フェスティバル

2020年01月26日 18時23分04秒 | 日記

本日は、あいとぴあ臼田で行われた、「佐久市人権・男女共生フェスティバル」に参加してまいりました。

オープニングアトラクションから参加いたしましたが、開会行事と人権啓発標語の表彰の後、「夢と絆」の演題で、新潟産業大学准教授の蓮池薫氏による講演がありました。約450名とのことでしたが、会場はほぼ満席となりました。写真は、アトラクションの始まる前12:30ごろですので、講演が始まるころには席は埋まりました。

今の高校生には、蓮池薫さんと聞いてもピンとこないかもしてませんが、中央大学法学部の学生だった1978年7月に新潟県の海岸で北朝鮮によって拉致され、2002年に帰国するまでの24年間を北朝鮮で過ごすことを余儀なくされた、いわゆる「拉致被害者」です。我々の世代にとっては、1987年の大韓航空機爆破事件の工作員金賢姫が拉致された日本人女性から日本語教育を受けていたことが明らかになり、「拉致」問題がクローズアップされたこと、2002年の小泉首相が北朝鮮へ電撃訪問して日朝首脳会談が行われ、金正日国防委員長が拉致問題を公式に認めたこと、などは鮮明に覚えていますし、ショッキングなできごとでした。

本日は、その当事者である蓮池氏から、拉致された時の状況から北朝鮮での生活、日本に帰国し、その後、家族(子ども)が日本に帰国するまでの気持ちなどお話をいただきました。あっという間の90分でした。2002年の帰国後は夢と絆を取り戻すための闘い・・・現在、拉致被害者の両親は4人がご存命であるということで、時間との闘いであるということもお話になりました。帰国されて18年・・・この問題への取組のためにも、署名をはじめ、この問題を風化させず現在進行形の問題であることを忘れてはならないと思います。

※2月6日に予定されていた、中国河南省の三門峡外国語学校の訪問は、報道でもご存じかもしれませんが、海外への団体旅行の禁止により、訪日教育旅行自体が中止となりましたので、残念ながら本校への訪問もなくなりました。


1月25日(土)第25回理数科課題研究発表会

2020年01月26日 00時15分59秒 | 日記

本日は、午前は土曜授業で1・2時限は授業公開でした。3時限は学校長との懇談の時間。中学生と保護者、そして本校のOBの3名が参加してくださいました。中学生は、将来の夢や高校生活への期待などについて力強く語ってくれました。大変楽しい時間を過ごすことができました。3名とも、午後の理数科の課題研究発表会にも参加してくださいました。

午後は、第25回の理数科課題研究発表会がありました。会場は岳南会館でしたが、写真のように1階は理数科の生徒、2階は保護者をはじめ、多くの皆様が発表を聞きに来てくださいました。講評は長野県総合教育センターの中川慶彦先生にお願いしました。

発表は10班が行いましたが、研究テーマは次の通りです。

第1班 音が強めあう点はどこ? ~壁編~

第2班 ヨウ素デンプン反応の色調

第3班 プラナリアの再生・記憶とその反応

第4班 ムペンバ効果はムペンバ現象?

第5班 自転車発電の応用

第6班 電動ジャイロによる効果

第7班 Colorful BINGO!

第8班 銀鏡反応~銀鏡をきれいに析出させる条件~

第9班 色素増感太陽電池

第10班 水はねがドーム状になる条件

あっという間の3時間、文系の私が聞いていても、10班すべてが大変興味深い発表で、中川先生の講評にもありましたように楽しく聞くことができました。何人かの生徒は原稿を見ないで発表を行っていました。研究内容はもちろんですが、プレゼンテーションの技術についても工夫し向上しているとの印象を受けた人も多かったと思います。

理数科の課題研究は、当然「科学的」でなければならないわけですので、科学的根拠に基づく内容、そして手法でなければならないこと、そして先行研究の確認と再現など、本校の課題研究は以上に基づいてきちんと行われていると、中川先生には評価していただきました。そして、限られた時間の中で、すべての班の研究について簡単にコメントをいただきました。各班、励みと自信につながったのではないでしょうか。

北高生のポテンシャルの高さを感じた発表会でした。

 


1月23日(木)長野市で校長会の会議でした

2020年01月24日 00時00分08秒 | 日記

本日は終日校長会の会議でした。午前中は、教育委員会から経済産業省に研修派遣されている下井先生からの報告と、現在、坂城高校で行われている経済産業省の「未来の教室」実証事業に関わっている、経済産業省の浅野大介サービス政策課長、COMPASSの神野さん、Life is Tech!の讃井さん、すららネットの久保田さんからのプレゼンと、EdTechの体験でした。

午後は、4校から研究発表でした。

浅野課長のお話はこれで3回目になりますが、1度目の県庁でのお話の衝撃が今でも強い印象として残っています。経済産業省の官僚なのか文部科学省の官僚なのか、わからないほど、教育についても的確な現状認識と明確な方向性を持っていらっしゃいます。

本日のキーワードは、「GIGAスクール構想」と浅野課長がおっしゃった「教室は知識の伝達から創造の場へ」でしょうか。

 

 

 


1月22日(水)カーリング世界大会出場の懸垂幕と玄関付近の壁の崩落

2020年01月22日 19時31分00秒 | 日記

何度かお伝えしている、世界ジュニアカーリング選手権大会出場をお祝いする懸垂幕が本日届き、玄関右に掲げました。3年生の2人を称える懸垂幕ですので、3月3日の卒業式当日も掲げておきたいのですが、当日は卒業をお祝いする懸垂幕を例年掲げているようです。もしかしたら、卒業式当日には、この光景が見られないかもしれませんが、お許しください。高校入学者選抜の際には、もちろん掲げてさせていただきます。改めてお二人の健闘を祈っています。

さて、写真の左側の玄関付近の異変にお気づきでしょうか?実は、先週、壁の崩落に気づき、通行規制をしています。崩落部分の上下も崩落の危険性があるからです。現在、修復工事のための見積もり中ですが、さすがに築55年の校舎ですので、いろいろと問題は発生してきます。

大学入試センター試験関係では、本日昼、河合塾とベネッセともに、ボーダーライン等の情報がホームページに掲載されました。明日は、本校教員も説明会出席のため長野市へ出張です。そして翌日から生徒との面談。国公立の個別試験、私立大等の入試と続きますが、3年生そして卒業生健闘を祈っています!

 

 


1月21日(火)バレーボール県新人体育大会の結果と明後日のキャリア講演会について

2020年01月21日 19時54分38秒 | 日記

ウィンタースポーツを除いては、おそらく最後の県新人体育大会となるバレーボール競技が、1月18日~20日に上田市の各会場で行われました。本校の男子・女子の各バレー班は、東信大会で女子は4位、男子は7位で県大会への出場権を獲得し県大会に出場しました。

左側が女子です。12番が野沢北になりますが、1回戦は塩尻志学館に2-0で勝ち、2回戦は長野日大に1-2で惜しくも敗れました。第1セットは25-16で取ったのですが、第2セット9-25、第3セット14-25で逆転負け・・・。しかし、長野日大はこの後、第4シードの長野商業に2-0で勝ち4位で北信越大会への出場を決めています。ですから、そのようなチームと接戦だったということは、春が大変楽しみであるということです。頑張ってください。ちなみに優勝は2年連続8回目の東京都市大学塩尻でした。

男子は23番になりますが、1回戦で北信2位の長野商業と対戦し0-2で敗れました。春の大会も、まずは東信大会を抜けて、県大会で頑張ってほしいと思います。

今週は、23日(木)に1学年は5・6時間目キャリア講演会です。キャリア教育の一環として行われますが、様々な分野で活躍する本校卒業生等を講師として招き、学ぶことと職業選択の結びつきについてお話をうかがい、生徒一人ひとが将来へ向けての職業観を学ぶことを目的としています。

8名の講師をお招きし、お一人50分の講演を2回行います。

分野と講師は次のとおりです。(お名前が間違っていたらご容赦を)

 医療 小林和之さん(佐久総合病院 医師)

 司法 大井基弘さん(大井基弘法律事務所 弁護士)

 教育 中條昭雄さん(佐久穂中学校 教頭)

 看護 坂江千寿子さん(佐久大学 看護学部長)

 金融 萩原宏和さん(八十二銀行 融資部 主任監査役)

 情報サービス 高梨健一さん(株式会社パスカル 新製品開発グループ)

 工業 柳澤光宏さん(株式会社シナノ 代表取締役)

 国際 金子琴美さん(青年海外協力隊OG、野沢北高校非常勤講師)

私は、当日は全県の校長会のため残念ながらお話をお聞きできません。本当に残念です・・・。

 


1月20日(月)本日は大学入試センター試験の自己採点

2020年01月20日 19時35分24秒 | 日記

本日、3年生は、土日に行われた最後の大学入試センター試験の自己採点のため登校しました。

受験産業というか教育産業のホームページには文系の5-7(8)型、理系の5-7型の予想平均点が掲載されています。明日の午前くらいまでには、各業者の自己採点の結果に基づく予想平均点が出そろうかと思います。といっても、あくまで参考に過ぎないわけではありますが、昨年度と比較して難化か易化かのおおよその傾向はわかるわけですので、出願の際の重要な参考資料にはなってきます。

最近は水曜の午後には、各大学のボーダーライン予想がホームページに掲載され、木曜には3学年の担任を中心に業者の報告会に参加して、志望動向等の様々な情報を収集してきます。これに基づいて3年生は担任と面談を行ったうえで志望校を確定していく・・・ということになります。

3年生は、ほっと一息できるのも今日くらいで、明日からは後期特編が始まりますので、国公立大学の個別試験と私立大学の受験のための準備と最終調整に入ります。国公立大学の個別試験までは1か月ほどありますが、赤本などを活用し、志望校の傾向を把握したうえで対策を立てていくわけです。

なお、今週は25日(土)の午後、理数科の課題研究発表会が、岳南会館で行われます。同日の午前は土曜授業ですが、1・2時限は公開になります。

写真は、第9回学生記者米国派遣(令和2年7月26日から8月2日まで)の案内です。長野県内の中学生10名と高校生10名を選抜し派遣する事業で、今回が9回目になります。実は私は第1回の米国派遣に随行しましたので、この事業のすばらしさをよく知っています。応募の締切は4月1日ですので、本校の生徒にもぜひチャレンジしてほしいと考えています。倍率は高いのですが、応募してみる価値はあると思います。この事業もあと数回で終わりますので、このチャンスを活かしてみてはいかがでしょうか?

また、私が関わったものとしては、毎年小布施町で長野県教育委員会が主催でHLABが実施する、サマースクールがあります。こちらも、留学しなくても、それと同様の経験ができる素晴らしい事業です。県内だけでなく県外からも高校生が集い(50名)、国内外の大学生がメンターとして参加し約1週間を一緒に過ごします。セミナー等は英語です。こちらもお薦めです。


1月18日(土)大学入試センター試験が始まりました

2020年01月18日 14時03分33秒 | 日記

本日18日と明日19日は、大学入試センター試験です。先日この日記にも書きましたように、最後の大学入試センター試験になります。来年からは「大学入学共通テスト」に衣替えです。

さて、週の始めには土曜日は雪マークで交通機関の混乱などが心配されたのですが、今朝は薄っすらと雪化粧という感じで、道路や歩道の状況も問題なく、受験生(3年生と卒業生)は会場の佐久大学構内に入っていきました。

写真のように、3学年の担任4人と昨年度の卒業学年の担任(井出誠先生)が会場入口付近で受験生に最後の激励・応援を行いました。担任団の前の段ボール箱には、お菓子とメッセージが入って(又は袋に書かれて)おり、受験生は一人一袋ずつ、お守り代わりに受け取っていきました。メッセージは55パターンあるのだそうです。その思いが届くことを祈っています。

同じように激励は、岩村田高校、小海高校、東進ハイスクール、上田予備学校の先生方も行っていました。

1時間目の地歴公民(1科目目)は9:30からで、9:05に受験生は入室、2時間目(地歴公民の2科目目)の入室は10:15でしたので、受験生の来場が一段落ついたところで解散となりました。3学年の担任団は2時間半以上受験生の皆さんの激励を行っていたことになります。お疲れさまでした。

それでは、受験生の皆さん、本日、明日の2日間の健闘を祈ります!

私は午後、私用で長野市に向かいます。


1月17日(金)野沢中学校での学習ボランティア

2020年01月17日 18時25分43秒 | 日記

本日は、野沢中学校での学習ボランティア後期(二期)の第5回目でした。(9回を予定)水曜実施が原則のため、なかなか様子を見に行くことができませんでしたが、ようやく見ることができました。

会場は野沢中学校の図書館。本日は中学生7名、高校生10名が参加して、高校生が中学生の学習をサポートしました。中学生は3年生で、本日は数学をメインに問題を解き、答え合わせの後、解き方等についてアドバイスを行っていました。机によっては社会科をやっているところもありました。また、学習以外の話で盛り上がっている机もありました。

最近、学習のみならず進路相談等についても、ピアメンターの活用や重要性が説かれていますが、中学生と高校生、高校生と大学生など、近い年齢層での交流というのは、予想以上の大きな効果を示すと思います。本日の様子を見ていて実感しました。高校生の皆さんには、教える難しさを知ることで、どう教えれば中学生がわかりやすいのかを考え、その学びの中で自身の力も高めていってほしいと思います。この後、1月29日(水)、2月7日(金)と予定されています。高校生の皆さんよろしくお願いします。中学生の皆さんも、仲間を誘って参加してください!

さて、明日はいよいよ大学入試センター試験です。天気予報では、雪による混乱は何とか回避といった様子ですが、3年生の皆さん、そして本校卒業生の皆さん、そして全国の受験生の皆さんの健闘を祈ります。私も明日の朝は会場である佐久大学に顔を出そうかと思います。

また、男女のバレー班が長野県新人体育大会に出場します。男子は長野商業、女子は塩尻志学館との対戦になります。健闘を祈ります。

写真の賞状(吹奏楽班)は、昨年12月に行われた第45回長野県アンサンブルコンテスト東信地区大会での金賞と銀賞の賞状です。県大会は、小諸、上田染谷丘、上田、佐久長聖といったところが「金賞代表」で出場権を獲得しています。吹奏楽班の皆さんお疲れさまでした。また、今月の24日・25日には中部日本個人重奏長野県大会があります。健闘を祈っています。


1月16日(木)渡り廊下の耐震改修工事の進捗状況

2020年01月16日 19時17分46秒 | 日記

2月完成の予定で進められている、本館と北館を繋ぐ渡り廊下の耐震改修工事の進捗状況をお知らせします。

ずっとシートに覆われ、工事の進捗状況が謎であったのですが、本日朝内部を見せてもらうことができました。

完成してからのお楽しみ、という考えもあるかもしれませんが、この後まだ状況は変わっていきますので、途中経過ということでご覧ください。

上の写真は1階部分です。本館側から北館側を見た様子ですが、ご覧の通り、現在サッシの枠を取り付ける作業が行われています。雰囲気はお分かりになっていただけるでしょうか?この後天板が取り付けられたり、横の壁も加工されていくことになります。もちろん床も・・・。

下の写真は2階部分です。2階の渡り廊下は、北館側の一部を除いて屋根がありません。ですから、降雨・降雪時は通行できないことになります。完成し通行できるようになったところで、指示に従ってください。

本館と北館との行き来に不便さを感じていることと思いますが、あともう少しの辛抱です。トイレ、渡り廊下が新しくなり、来年度は空調設備(エアコン)の設置と、様々な工事が続きます。

さて、14日(火)、佐久市役所議会棟全員協議会室で、第4回の佐久地域の高校の将来像を考える地域の協議会が開催されました。この会議で意見提案書が承認され、昨日15日(水)、小泉小諸市長が原山県教育長に意見提案書を提出しました。内容は、佐久市のホームページに掲載されておりますので、ご覧いただければと思います。

これからの高校における学び、さらに地域との連携などについて議論されました。私は第1回の協議会で高校の現況について説明させていただきました。第2回・第3回の協議会での様々なご意見をお聞きし、高校からの情報発信(今、高校が何を考え、何をやっていて、何をやろうとしているのか)の必要性を強く感じました。また、地域の中の高校、地域に開かれた高校であるために、地域との連携の必要性も強く感じました。すでに多くの高校が地域との連携については、かなり進めてきているのではないかと思います。しかし、このような意見が多く出されたことについては、真摯にこれを受け止め、高校としても改めて考えていく必要があるかと思います。一方で、協議会でも高校の、そして高校教員の多忙化については、ご理解いただいている発言もありました。ぜひともこの点はご理解をいただきたく思います。当然、学校としても様々な取組に、最大限の努力をしてまいります。


1月15日(水)剣道、少林寺拳法、カーリングの壮行会がありました

2020年01月15日 18時14分44秒 | 日記

写真は、本日昼に校長室の外の松の木の枝で羽を休めていた鳥(鳥の名前はわかりません・・・)2羽です。以前は、ものすごい勢いで校長室の窓にぶつかってきたことがあり、驚かされたこともありましたが、この周辺を生活拠点にしているのでしょうか?しばらく様子を観察していたのですが、心地よい陽射しの中、とても気持ちよさそうで、見ていて飽きることがありませんでした。こんな、落ち着いた気持になる時間は貴重だなぁと感じた次第です。

今朝は、いったん3時に目が覚めると、外はうっすらと雪景色。天気予報は当たったようなので、12月の中旬以来の雪かきかな?と思い5時に起きると、雪かきの必要はなそうな状況・・・ほっとした気持ちで通勤しました。

今週末の18日(土)・19日(日)は大学入試センター試験です。実は、最後のセンター試験になります。来年度は「大学入学共通テスト」に衣替え・・・。昨年度の試行調査の問題を見ると、記述式問題は見送りとなったものの、これまでとは出題の傾向は変わってきますので、記述式がないからといって、センター試験と変わらないというわけではありません。天気予報では、雪の予報も出ていますので、交通機関の混乱や道路状況が悪くならないことを強く祈るばかりです。試験に全神経を集中してもらいたいですから・・・。

他校の例ですが、2年前に、受験に向かう列車の中で気分が悪くなってしまい、とても受験できないと、泣いて電話をしてきた受験生がいました。すぐに受験票記載の連絡先に連絡し、家庭にも連絡をとって病院に行って診察を受けて診断書をもらい、当日追試験申請をする、ということがありました。追試験の申請は第1日目分については、確か1日目の午後6時ごろくらいまでにしなければならないはず(正確でなくて申し訳ありません)ですので、混乱した生徒や保護者に的確な指示が必要だったように思います。受験生本人で対応が難しい場合もあるかと思います。その場合、どこに連絡するか、は確認しておいてほしいものです。

本日のSHRの始めに、北信越新人大会に出場する剣道班、全国選抜大会に出場する少林寺拳法、何度かご紹介させていただいている世界ジュニア選手権大会に出場するカーリングの選手の皆さんの壮行会を放送で行いました。会場は、富山県、香川県、ロシアになりますが、これまで自分が積み重ねてきたものを信じて、全力で戦ってきてほしいと思います。健闘を祈っています。


1月13日(月・祝)「図書館講座」が行われました

2020年01月13日 19時07分39秒 | 日記

10日の「校長日記」でご紹介した佐久市立図書館主催の「図書館講座」が、本日午後1時30分から、交流文化館浅科で行われました。

始めに読書通帳表彰式(2名)がありました。

栁田佐久市長のご挨拶に続き、佐久平総合技術高校、野沢北高校、上田高校の順で探究活動の発表でした。

佐久平総合技術高校:ROBOCON in 信州への出場

野沢北:地域の観光の課題解決

上田:カンボジア井戸プロジェクト

多くの方が会場に見えていましたが、最近の高校生の「探究的な学び」に対する関心と期待の高さによるものだと思います。そして、発表とその後の吉岡忍氏、野沢北の清水貴弘教諭、3名の高校生によるパネルディスカッションは、その期待どおりの内容であり、また、高校生の頼もしさを強く感じさせるものでした。

プレゼンテーションの内容等について、また取組内容については、様々な意見や感想があるかと思います。それでも、発表の態度や取組の姿勢、さらにはパネルディスカッションでの質問や質問への受け答えについては、評価してよいレベルのものであったように思います。

長野県内では、最近は複数の課題発表やプロジェクト等の取組について発表する機会が増えてきました。しかし、東信地域で東信の高校が集まって行うことは、ほとんどない状況でしたので、大変貴重な機会であったように思います。このような機会を来年度、何らかの形で設けることが、しかも一般公開でできればよいと考えています。