校内の工事、昨日の午前中の状況です。
南館の基礎工事が進んでいます。
さて、本日は、3月2日の卒業式の振り替え休日でした。
しかし、何人もの先生が、入試業務だったり、部活動指導だったり、その他諸々のことで、出勤されていました。
私、卒業式の式辞を完成させました。後は、何回か、練習します。
退職者のセミナーも、午後、佐久市内であり、出席してきました。諸々の手続きがあるんですね。再認識しました。
夕方、入試業務がありまして、早々に学校に戻りました。
今日は、この日記には、書きませんが、諸々のことがあり、電話やメールの対応や、校内での連絡調整に、かけずり回っていました。
明日の正午で、後期選抜の志望変更受付期間が終わります。
今日の午後5時現在の志願状況は、本校の公式ウェブサイト上にアップしています。
http://www.nagano-c.ed.jp/nokitahs/admission.html
話は変わり、先日、以下の本を夢中になって読みました。
教師になったとき、その後のまだ若かったときに、自分が思っていたことや、この年になり、忘れかけていたことに、この本を読んでいて、気づかされたことがあります。
たとえば、「真面目は、真剣勝負」といった言葉に、はっとしました。
年を重ねるにつれ、「老練さというか、あるいは、老獪さ」が出てきてしまったかなぁ。そんな反省もあります。
私は、昔、「一本気」なところがありましたから。
また、この本の399ページに、以下のような言葉が出てきます。
しゃべっているのは、主人公の所属する第四内科の教授、「大黒様」です。
「しかし私は、ひとつの哲学のもとに一丸となった医局であるより、様々な医者を抱えたいびつな集団である方が、より優れた医療を提供できると信じている。多彩な医者による、ゆるやかなチームワーク。それこそが第四内科の最大の武器だ。」
この言葉、医局を高校に、医者を教師に、医療を教育に置き換えて、第四内科を野沢北高等学校に置き換えて、読んでいましたよ。
私の考えは、まさに、この「大黒様」と小説の中であだ名されている教授の考えと同じだからです。
野沢北高校の教師集団は、「硬直した思考や行動を時に示す一枚岩」になるよりは、同僚の個性を尊重しながらも、生徒のために力を尽くすという目的のために、様々なアプローチをしてほしいし、そのようにしていただいていると思っています。
なにしろ、生徒も保護者も多様で、教育に対する価値観も違っていますから。教師も、変わらなければなりませんし、教師の大事な資質に、しなやかさといいましょうか、柔軟な思考力も大事なことだと思うのです。
このことは、かつて、PTA通信に書いたことがあります。以下から読むことができます。
http://www.nagano-c.ed.jp/nokitahs/PDF_files/PTA/azami33.pdf