北国の無線局 JA8CMC

北海道から趣味のアマチュア無線等の色々を思いつくままに綴ります。
since 2007 

43年前(その4)

2008-06-24 | ノンジャンル
 VFOも上手く出来上がり、QRHも少なくなったところで

憶えたCWに出てみたくなった。

 これ以降の話は40数年が経過したので時効ということで・・。

電信に出るためには送信機の一部改造と、電鍵をどうするのか

それと最大の問題は免許だが(これは時効ということでSRI)。

 807のカソードをキーイングするのが当時としては一般的

だった。カソードなのでまともに電流が流れ、火花を出しながら

キーイングすることに。火花防止のためのCRをつけても火花は

それなり出る。恐らくキークリックはかなり出ていたはずである。

 それと、電鍵がないので自作をせざるを得ない。糸鋸の刃を

10㎝位に折り、板の上に複式電鍵もどきを作った。

 恐れを知らないラジオ少年だったので、こんなイカサマの設

備で堂々とCWに参戦!! 冷や汗を出し悪戦苦闘の連続・・・

そのため短期間で欧文のCWーQSOはマスターした。当時、

殆どの局は電話級なので、CWに出ている人はわずかでバンド

は空いていた。

 HM、UAとは簡単にQSO出来、CWの威力を実感として

わかつたものである。後に2アマの試験を受けたが,電信術の

試験は全く苦にならなかった。

 アマチュア無線をこれまで長く続けてこれたのも、CWを

やったからだと思う。無線設備もシンプルで小電力でも遠方に

飛びなんとなく通信をしているという実感があった。

 CWを憶えたことで、こんなことがあった。

高校2年生の時、同じクラスに高校1年のとき一緒に開局した

2アマの友人がいて席が私の前だった。

 英語のテストの時、単語の問題が出たがどうしても判らない

ウーン困った・・・・。前の席の友人に鉛筆で机の裏を叩いて

モールスを送ってみた。すると返事が!!先生の目を気にしな

がら単語のスペルをやり取りをしていたら、先生が近くに来て

うるさい! 鉛筆を鳴らすな」と・・・。当然、モールス

など知らない先生なのでまさかやり取りをしているなどとは

想定外だったはず。(若き日の過ちor悪知恵? ハムの素晴

らしさ!)

 高校の3年間で沢山の知識がストックされその後のアマチュア

無線ライフのベースになった。 (Fin)




開局数年後に購入したハイモンドの複式電鍵 FK-3
現在も保有している・

CWは素晴らしい!!
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