北国の無線局 JA8CMC

北海道から趣味のアマチュア無線等の色々を思いつくままに綴ります。
since 2007 

大雪

2007-01-30 | 風景
 今年は雪が少ないと言っていたら、昨日は朝から降り続いた為、大雪になった。特に札幌周辺が多く、千歳空港は滑走路の除雪が間に合わず大半が欠航。
 今朝は小降りになってきたが、今度は気温が上がり+4℃とか。雪崩注意報が出ており、高速道路も一部通行止めになっている。この雪で喜んでいるのは札幌大通り公園で「雪祭り」の雪像作りをしている関係者&2月に札幌で行われる世界ノルデックスキー大会の関係者だろうか。あまり極端な天気は勘弁願いたい!!


朝の外の様子

LCメーター

2007-01-28 | 測定器
 先週、HPを見ていたらstrawberry Linux co.Ltdという会社でLCメーターのキットを販売していた。4.6kの廉価で1%程度の精度という手頃ものだ。デリカのブリッチは持っているのだが、大まかなインダクタンス&キャパシタンスを測る小型なものとしては丁度良いので早速購入した。
 分解能は0.01PF 0.001μH。ゼロ調整機能、自己校正機能等となかなかなスペック。原理はLC発振回路の周波数から計算してL&Cを表示するもので、回路内の基準となるC&Lの誤差でこの測定器の精度は左右される。
 早速、この土、日で組み立ててみた。このキットは回路図を公開していないので基板のシルク印刷に従い各種部品を取り付ける。どうも回路図がないと不安だが・・・・。(未公開は知的財産の関係なのであろうか?)そんな特別な回路では無いのだが。


これが全部品 50個位のもの(ケースは別)。CPUはプログラム済み。表示は液晶で。


ほぼ部品を取り付けた。ケースに組み込むのでトルグSWは外付け用に取替え。


ケースは手持ちを使用。もう少し小さくても良いのだが。



液晶を取り付けるのが一番面倒。



取り合えずケースに組み込み完了



ケース内の配線。BATT(006Pも内臓させた)消費電力は30mA程度。 液晶のバックライトは電力が喰うので止めてある。



最後に各スイッチの名称をレタリングして何とか測定器らしくなったかも。
ケースはTAKACHI YM-150を使用。斜めのケースの方が液晶が見やすかったかも。

 簡単なキットだったが組み立て後、電源を入れても動作せず・・・・。間違うところがあるような複雑な基板で無いし。何回も抵抗 コンデンサ TR等を再チェックしたが間違ってない。こんな時は何度見ても判らないものだ~~ 一日時間をおいてもう一度基板の半田面をチェックしていくと・・・・・(当然拡大鏡使用でないと見えない hi hi) どうも半田付けがされていない感じのところを発見。拡大鏡で更に良く見るとやっぱり半田付けが忘れたみたい。しっかり半田付けをしたあとに電源ON!! 液晶に表示が出てきた!! マニュアルに沿ってゼロ調整、自己校正等の初期調整して完了。このキットの良いのは配線、ケースへの組み込みによる浮遊容量、リード線のインダクタンス等をゼロ調整出来る機能があること。このことによりかなり精度の高い測定が出来るようになっている。このメーター結構使い勝手が良く、それなりの精度があるのでアマチュアレベルでは十分使えそうであり工作室での出番は多いかも。正確な測定が必要な時にはデリカのブリッジを使うことに。 この週末、この測定器組み立てで少し楽しむことが出来た!!
 色々なコンデンサー、コイルを測定してみたがほぼ満足のいく値をカウントしている。色々なソフトが簡単に作成できCPUも安価になり便利なものが安価で出来るので自作するものにとっては嬉しいことだ。

160m&プリセレ

2007-01-28 | 160m
 16日に製作した真空管のプリセレの試験も兼ねて早朝の160mに出てみた。丁度160mのコンテストということもありジャミングはあるがヴィバレージにすると結構聞こえている。早速、真空管プリセレを入れて聞いてみると、考えていた通りに上手く動作しており、信号はSメーターを振らせ了解度はグーンとUP。帯域を狭くしてあるので、周波数を少しずらせると信号はかなりダウンする。同調回路に付加した30PFのFINE VCが役立っている。12局ほどEUの局とQSO.コンデションが良くないのかEUの奥のほうは聞こえていなかった。(ジャミングで微少信号は消されているかもしれないが)。
 受信アンテナをDP或いはスローパーにするとジャミングが9位まで振り全然使いものにならない。常にヴィバレージが良いわけではないが今日はヴィバレージの有りがたさがヒシヒシと。今年は雪が極端に少ないので北米向けのヴィバレージは張ってないので夜の160mは残念ながら出ていない。
 昨年からのジャミングは最近殆ど毎日休むことなく出ているがいつまで出るのか。160mの一番良いこの時期これでは殆どQRT状態になるかも・・・・・・。 


SPの上が真空管プリセレクタ(6BQ7A-6BZ6)。棚の上段のHPFとアンテナ切替&受信機プロテクト装置(受信時アンテナをアースに落とす)を接続して使用。

最新受信機

2007-01-22 | 無線設備
 今日2月号CQ誌を購入してきたが、記事にアイコムが広帯域の受信機「IC-R9500」を発売したとあった。価格はオープンとあるがスペック的には100万以上はしそうな感じ・・・。是非一度実際に聞いてみたい受信機だ!!良い耳(アンテナ+受信機のバランス)を持っていれば無線の世界も更に広がるだろう。



vu7

2007-01-20 | DX
久しぶりにシャックに。VU7RGが良く聞こえている。15m 17m 12mでQSO。XT2Cは20mLPで強く入感しおており簡単にGET。しかしどのバンドもCONDXは長くは続かな様で1時間位でフェードアウトした。
 160mは大陸方面からのジャミングが無くなればVU7が出来るのだが・・・・

完成

2007-01-16 | 160m
 製作していた160m真空管プリセレクタが完成した。同調回路の実験をしながら進めたので時間をかなり費やした。アンテナコイル、段間コイルとも上手く出来上がったので同調回路は満足のいくレベルに。今回は6BQ7A-6BZ6の構成で製作したが6BZ6のカソードから信号を取り出す回路定数の計算ミスで思ったレベルの信号が出ず間違いがわかるまでに少し苦労したのと、スタンバイ回路を簡単なトランジスタで作ったが、抵抗値を間違えてつけてしまい見つけるのにチョット時間がくってしまった。
 スペアナでいろいろ調整し今回はほぼ納得のいくプリセレクタが完成したので今週末にでもヴィバレージに繋いでDXを聞いてみたい。





アルミ板でシールド化。真空管の取り付けは本来はアルミ板にするのだが、穴あけ等の工作の容易さからフェノールの片面基板を利用した。しかし、強度もあり十分である。




スペアナで調整中。スペアナは自作には最大の威力を発揮してくれる。
波形を見ながら回路定数を替え最適な定数にすることが容易に可能。このスペアナはローカル局からの借り物(TGも内臓されている高級品)。回路図通りに組立してもストレートキャパシティがあるため細かい調整が必要となる。


center freq : 1.820MHZ, FREQ span : 1.5MHZ ATT40db挿入での波形 
gain: ABT 15db 



高周波増幅は双3極管 6BQ7A 新品の手持ちが沢山あったので使用した。昔はTVの高周波回路に多く使用されていた。
回路はありふれたカスコード回路で極力シンプルにした。信号はカソードフオロアで6BZ6から取り出し。Rkが56Ωなので受信機の入力インピーダンスとの整合も都合が良い。スタンバイ回路は初段のカソードをリレーでON-oFFさせている。160mはノイズとの闘い、余り利得をとるとS/Nが悪化するので抑えてある。回路図はexcelで作成したが、Bsch(水魚堂)の方が簡単でFB.


段間コイル 1次側は0.16mmを捲けるだけ巻いた。2次側は0.32mmを61t。10対1位の比率が良いのだが実際に作るのはかなり面倒。
ハニカム巻きが出来れば簡単なのだが自作ではかなり難しい。一度挑戦したがあえなく失敗。簡単な作成方法があれば教えて欲しい。使用ボビンはベークでΦ15mm


無理やり電源部を組み込んだ。トランスは札幌のNPO「ラジオ少年」から調達した250v40mA 6.3v1A 6.3-5v 0.5A 安価だが十分使える。

高速化

2007-01-13 | ノンジャンル
 今日、午前中インターネット回線を光化した。現在、家の中には3台のパソコンがあり2台は無線LANにしている。現在までADSL回線だったのでかなり高速化された。これで画像等の大きなサイズの取り込みもスムーズになった!!


光用のルーターと無線LAN装置


数日前から改造を始めだした160mのプリセレクターは午後から少し進めた。
今度は電源も内蔵させるためケース内が狭くなりそう・・・。



最適化

2007-01-11 | 自作機器
同調回路の最適化を図るためコイルの巻き直しを始めた。

どうも考えたとおりのスペックにならないので今回少し力を

いれて実験してみたい。何台か160m用のプリセレクタを

製作しそれなりに動作しているがスペアナで測定してみると

どうもイマイチの特性だ。冬季間は寒く外での活動は制限さ

れるので室内での製作・実験には良いシーズン。


またコイル作りが・・・・・。 簡単そうでなかなか奥行きが深い
LC比率,Q,impedance etc 

台風並み

2007-01-08 | ノンジャンル
 この連休、異常に発達した低気圧のため台風並みの天気だった。雨、霙、雪、強風と何でもあり。家に封鎖状態のため工作室で次の製作の構想を・・・・・。自宅のバーチカルアンテナでは160mでDXを呼んでいるJAのビックガンは9プラスで聞こえてくるが相手の局はノイズレベル以下。結構condxが良かったみたいだったが、強風&雪でシャックに行くのは
止めた。

NYP

2007-01-02 | ノンジャンル
NYPに1.9MHZで参加した。

最初のコンタクトがJA3AA(島さん)いつもこのバンドを聞い

ているOT。毎年QSOさせていただいている。

その後、1.9MHZで50分間運用して30局とのQSO.

このバンドにも出ている局が沢山いるのに少しびっくり!!

 20時頃から1.8MHZを覗いてみると、USAの信号が

599で聞こえている。N7XM(JOSH)とQSO。バンドエ

ッジでCQを出すとVK6HDが呼んできた。その後VK3I

OともQSO.今夜はノイズも無く1.8MHZはクリーンな

状態で聞こえている。

 1.811付近でT30XX(JA8BMK)がUSAとQSO中.

その後、JA指定。INVで幾ら呼んでもNGだ。スローパーに

とり替えて再度コールしやっとGET。160mのNEWだった。

 マルタ騎士団(1A4A)は14、18MHZで聞こえていたが

EUの厚い壁で歯が立たず・・・・。凄いEUのパイル!!