北国の無線局 JA8CMC

北海道から趣味のアマチュア無線等の色々を思いつくままに綴ります。
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完成

2007-04-27 | 測定器
 製作中だった測定器が完成した。製作していたのはFRMS(frequency responsemeasuring system)。周波数特性測定といったところ。これはCYTECから基板のみがが発売されており、部品は各々が調達して製作する。1KHZ~20MHZの範囲で周波数分解能は1HZ。パソコンのRS232Cに接続してコントロールする。これを作ったのは先月製作したスペアナは3MHZ~7GHZであり低い周波数は測定できない為、低い周波数のフイルターを製作する場合に必要なためだ。通販で数店から部品を調達しプログラムはPICライターで書き込んだ。何回かPICに書き込んでいるので今回は比較的簡単に成功。これで精度はそれなりだが1KHZ~7GHZまでのスペクトラムは目で測定できる環境が出来た。この1カ月測定器製作に没頭していたがやっと開放されそうだ。
 明日から連休になるが、昨年末に壊れた自作の18MHZ6ELの作り直し作業が待っている。このGWは天気が良いみたいなの野外作業は大丈夫なようだ。BS7Hは航行中の情報がありまもなく電波が聞けそうだ!!


基板は完成したのでケースに実装。中央はDDS。


配線が終わり,pic(16F873A)、オペアンプIC等を挿入して電源ON


パソコンのRS232Cに接続。この瞬間が緊張する一瞬。この時、胸が騒ぐ一瞬でもある!! ちゃんと動作するのか??


14MHZBPFを測定した時の波形。カラー表示でとても綺麗!!このような測定器が簡単に実現できるのもPICのお陰。本当に良い時代になったものだ(団塊の世代の当局には感動もの・・・・・)
 測定器を作るのが目的になってしまったような数カ月だったが、これを使って特性の良い自作の装置を作らなければ!!
コメント
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