苦しいヘイズ

 

　　　もう　ヘイズで　ＫＬタワーが　まったく　見えません。これは昨日の画像

 

今日のヘイズは　さらに　ひどくなってきました。

 

外にいると　ヘイズ独特の焦げくさいにおい。

 

 

目も　喉も　痛いです。

体調を崩す人も　ぞくぞく

私も　日に何度か　寝ています。

 

　　通常は　はっきり　タワーが見えます。


　　　関係ないけど　これは　日本の神戸のポートタワー　　空がきれいです。

はやく　おさまりますように。

Ｍａｓｊｉｄ Ｉｎｄir（インド・モスク）からMasjid Jamek(マスジッド ジャメ）

 

 

 

灼熱インド人街から　帰り路　Masjid Indir通りを行くと　通りの名前の主・Ｍａｓｊｉｄ　Ｉｎｄｉｒの前に出ました。


。

 

 

ちょうど　金曜日のお祈りの時間で　あたりには　お祈りが始まりをしらせるアザーンの声が響きます。


アザーンは　まるで　密教の声明、　または　詩吟のようです。

上の写真は　通りの真ん中に　いきなりブルーシートを引いています。

朝は　ここを歩いていたのですが　もはや　このときは　お祈りの場に変わりました。

道路も礼拝場です。




アザーンが響く道を　お祈り用の絨毯を小脇に抱え　道のまんなか、店の前、小路の脇　お祈りへと集まる人々が見えました。


商売どころではなくて　店の主人もお客も　そのまま　座り込んで　お祈りの時を　待っています。

 

 

 

金曜日の午後2時ごろの祈りは　イスラム教の　集団礼拝です。

アラビア語で「集まる日」

金曜日に行われる礼拝を　とても　大切にします。

金曜礼拝に　モスクに行くことができる男性は　行くことが求められ、このため　マレーシアの会社は金曜の昼休みを長くし

礼拝ができるように考慮しています。

金曜日のお昼過ぎから　みんな　こぞって　モスクに移動するさまは　モスクに磁石が合って　吸い寄せられているかのようです。

マレーシアでは　他の曜日のお祈りが生活上できなかったとしても　この金曜礼拝を行うことで　満たされると考えられる

様です。

と　そんなわけで　金曜日のMasjid Indir前は　おおぜいの人が集まっていました。

男性と女性は　いっしょに祈ることはないので　男性ばかり　モスクに向かい　メッカの方向に　並んでいます。






インド人街をぬけて　マスジッド　ジャメに　歩いてきました。

距離は　徒歩5分ほど。




マスジッドジャメは　クアラルンプールの名前の由来となったクラン川とゴンバック川の合流点にあるモスクです。

1909年に建設されたクアラルンプールで最古のモスク。

ムーア様式を取り入れた建築物で、国立モスクが完成するまでKLで最も重要なモスクでした。





ここにも　たくさんのムスリムが　金曜礼拝に　集まっていました。



いつも見る　マスジッド　ジャメとは　「空気」が異なります。

学生、ビジネスマン、お店のおにいさん、　　　水できよめて　お祈りを待っています。





この写真では　モスクのお清めの水のところで　水で清めている姿が　写っています。

熱帯の2時ごろの陽射しは　刺すように厳しく　その陽射しは　砂漠の国を彷彿とさせます。

きびしい自然環境のなか　アッラーただひとりを祈るイスラムの風景です。

 

金曜日の礼拝には　たくさんの屋台が　モスク周辺に繰り出します。

お祈りが終わって　屋台で　なごやかに歓談する様子は　ムスリムではない私から見ても

豊かなお休みです。


お祈りで　きよめられ　お説教ですっきりしたからだで　屋台の行けば　きっと　おいしいでしょう。

金曜日が休日の州もありますし　金曜日は　お祈りのあとは　みな　ゆったりと過ごすようです。

働く日本人には　夢のようなお話です。