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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

Take me out to go sketching 2

2011-06-10 08:55:25 | Weblog
名もない滝に行ってきました。50メートルくらいかなもっとあるのかもしれないけど揺れる吊り橋をおそろおそろ歩いて渡ってバジル先生と二人見晴台までの遊歩道をあるいているところにその名もない滝はあった。観光名所で凄い高さから落ちる滝もいいけど身近でしょぼしょぼと落ちる滝が歳とってからはいいな。なんて勝手なこと思っていると「この滝、描こうよ」と先生が言うからちょっと横道にそれたところにあるベンチに荷物を降ろして一休み。「麩菓子」なんか食べてお茶飲んでいると足元にハエくらいありそうな蟻からメクラ蟻までたくさんの蟻が迎えてくれるわくれるわ。ちょっとお菓子の欠片を落とすとすぐに寄って来て切り取って運ぼうとする。「盆と正月が一緒に来たみたい」と蟻の様子を見ていた。それから滝を眺めながら二人でスケッチ。緑しかない中で白い水しぶきを描く。


滝は、落ちて流れるように描く。「あ、白い花が」とバジルが滝之上にある木の上に花を見つけた。無視、だってもうかき上げたモン。そこで、歌を詠む。
「白髪を 並べて互いに絵筆とり 滝を眺めて 緑に染まる」
人生のあたそがれどきに命あふれる自然の中で落ち行く水の流れを見ている老人二人。
こっちのほうが、絵になるのかな。
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こころは、あじさいの花

2011-06-09 09:02:13 | Weblog
紫陽花の季節となりました。紫陽花といって思い出すのは、萩原朔太郎の「こころ」という詩だ。
こころをばなににたとえん
こころはあじさいの花
という詩だったよね。そこでもってあじさいの花を描いた。花言葉って何だろう。「浮気」だったかな?もっといい意味のものがあったような気がするけど紫陽花をみるたびに朔太郎のこの詩を思い出すからよっぽど強烈だったのでしょうね。


萩原朔太郎 「こころ」

こころをばなににたとへん
こころはあぢさゐの花
ももいろに咲く日はあれど
うすむらさきの思ひ出ばかりはせんなくて。

こころはまた夕闇の園生のふきあげ
音なき音のあゆむひびきに
こころはひとつによりて悲しめども
かなしめどもあるかひなしや
ああこのこころをばなににたとへん。

こころは二人の旅びと
されど道づれのたえて物言ふことなければ
わがこころはいつもかくさびしきなり。

紫陽花っていい花だと思う。雨によく似合うし番傘なんか差したくなるような気分にさせてくれる。華やかなんだけど寂しげで見ていて飽きない花のひとつだね。
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今度は、ミツバチが盗られた

2011-06-08 08:32:43 | Weblog
蛍だけじゃなく山間部では養蜂している日本ミツバチ(在来種)の巣箱が盗まれるという事件が頻発しているとの報告が高知新聞であった。蛍のときは、一行すら載せてなかったのにミツバチは巣箱が個人のものだから窃盗事件となるのか新聞に載った。蛍のときもそうなんだけどナント情けない事件が発生するんだろう。人間は、ミツバチから蜂蜜を盗って人間が作った巣箱を人間が盗るのか。大抵は、老人が趣味でミツバチに素を提供して蜂蜜をもらっていたのが現状なんだけどその巣箱のなかの蜂を狙って巣箱ごと盗んでいくなんて何をかいわんやだね。ちょっと前、東北でさくらんぼ泥棒とか米泥棒
とかが横行したね。その結果、自然の神様が怒って3.11の大津波でしょう。高知もこのようなことが頻繁に起こるということは、自然の神様が怒って南海大地震が引き起こされる可能性が高まったということだ。蛍も、ミツバチも去年はなかった。今年からというのが意味深だ。蜂を盗ると罰が当たるぞ!なんせミツバチだからな。足るを知らないといけないとホタルが言ってるよ。
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Take me out to go sketching

2011-06-07 09:35:21 | Weblog
「私をスケッチに連れてって」という永沢まことさんの本を片手にバジルに連れられてスケッチに行ってきました。工石山を越え嶺北地方へ。峠の上から見下ろす小さな集落の美しいこと。このパノラマ的広がり、どうやって絵を描くんだろう?描きたいところを切り取るのかそれてもメモ的につらつらと描くのか?分からないままとにかく弁当にする。今日は、お気に入りの末広の弁当とおにぎりとデリカ。旨いんだここのは。たぶんこの値段でのランクなら一番じゃないかな。壊れたベンチをテーブルにして弁当を広げるとすぐにメクラ蟻みたいなのがわんさとでてきた。食い物の匂いがわかるのかな。メクラ蟻みたいに小さいのに頭が大きいんだ。これに噛まれたら痛いぞなんて話をしながらいそいで弁当を食べた。さてとスケッチ。面倒くさいからメモ的に眼下の景色をペンでパッパと描いてみどりで色を塗っていく。バジルを見ると鉛筆でスケッチしている。「ずるい、描きなおせるじゃないか」なんて、文句たらたら。先生に文句言ったらいけないかと気を取り直して描き直しができないペン画に色をつけていく。


「そうだな写真を見て描くのって違うよな。やっぱり見て描かなきゃ」なんて分かったような口を利きながらある程度できたところでフィニッシュ。後は、家で仕上げましょうと帰ってきました。スケッチって難しいけど面白い。
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moi petit dejeuner

2011-06-06 07:43:17 | Weblog
永沢まことさんの「絵を描くちょっと人生を変えてみる」を読んで鉛筆から水性ペンにかえてペン画を描いてみた。まだ、むつかしいことはできないから、まずは、自分の朝食を描いてみた。


そういえば、仕事を辞めてから朝食を愉しむ様にしていることに気づいた。まぁ、時間だけはたっぷりあるんだから、ゆっくりいただきましょうか。それにパンプが死んでから毎朝、姉のマーチンが、味噌汁を持ってくるから。この味噌汁が、具沢山というか20種類以上の具がはいっているというか残り野菜は全部いれてあり、おまけにヘタもとってないトマトまで入ってるんだ。マーチンとこは、夫婦二人だから二人分作った残りを勿体無いと言って持ってくるようになったんだ。ちょっと、味噌汁自慢したいんだろうと思ってありがたくもらっている。絵にしてみるとちょっと食べすぎかなと思うけど食べてる時はそんなに感じないから不思議だ。でも、絵にすることによって昼飯のメニューとか量を考えるからいいのかも知れない。夕食は少量だから一日のバランスは取れていると思うけど。何を食べているかを意識することはいいことだ。これも絵の効用。もっと上手く描くためにはと意欲がわくね。
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まだまだ腹のたつこと

2011-06-05 10:25:13 | Weblog
今朝、犬の散歩に出たら途中から雨が降ってきた。今日は、ラジオを持ってきたのでつけると第二放送だったのでニュースを聞こうとチューニングしてると民放にあって丁度四国電力のコマーシャルがかかっていた。電力会社は独占で最後は税金で面倒を見ることが明らかになっているのに企業CMをやってることにも腹が立ったがその内容にもっと腹が立った。「電気の安定した供給に私たちは努力します」的な内容だった。これって電力不足したら困るだろうって脅しだろ?原発なくしたら、伊方の3号炉動かさなかったら電気止まるぞって暗に言ってるみたいで非常に不快感を覚えた。いつから流してるか知らないけどCMって受けての状態でどうとられるかが決まるんだから不快感で受け取られてもしかたがないことだ。この数が増えるとマイナスイメージになるというだけのことだ。「もうこんなくだらないCM流す金があるんだったら税金で面倒見てもらうなよとか復興支援にまわせとか思いながら雨に濡れながら帰ってきた。
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蛍を返せ!

2011-06-04 00:51:04 | Weblog
毎年、楽しみにしてる近くの久万川の上流に蛍狩りに行った。今年は、夕刊の一面を飾らないから蛍の飛ぶのが遅いのかなと思って様子見に出かけたんだ。たくさんの蛍が舞うというか乱舞するいつもの光景を思い描いて川原に着いた。


なんと、蛍が一匹も川原にいない。ショック!!どうしたんだろう?雨で流されたか?と思っていたらここの蛍の世話しているおじさんが「どこかの地区の人か業者の人が網を使って蛍の幼虫と蜷貝を二日がかりで全部採っていった。注意したら、お前のもんかと食って掛かって採って行った」と。もちろん、市役所にも警察にも行ったけんどナンちゃぁしてくれんと悔しがっていた。新聞もこれを報道しないで仕事してると言えるか。そもそも蛍乱舞とかの写真を3年くらい載せたから悪徳業者がめをつけたんじゃないか。モラルもなにもない無法地帯か。それなら自警団を組織して蛍泥棒は見つけたら縛り首にしてらるぞ!まったく行政もマスコミも肝心な時には役立たないんだから。とるほうもとるほうだよ自分達の地区に蛍を飛ばしたかったら自分達で工夫しろよ。業者にいたっては、論外だ。企業倫理がないのか。泥棒じゃないか。幸い、網の目をのがれた蛍が2~3匹と山の方に20匹くらいいたから蛍は見ることが出来たけど県外の人があきれてた。なんと文化程度の低い県だと思われたでしょう。蛍泥棒は、蛍を返せ!
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菅さんって頭がいいんだ

2011-06-03 08:40:53 | Weblog
昨日の不信任案で菅さんの退陣表明で一応の結果を見たけど、退陣時期について言った言わないでもめている。菅さんしてやったりだな。あの結果を見て今日の事態を想定できなかったほかの人たちは菅さんのレベルに達してないということが明白になった。小沢って菅よりバカなんだね。こんなものに日本はまかせられない。谷垣なんて人望はないとは聞いていたけどまったく論外だった。だいたいこれは、鳩ちゃんのシナリオじゃないかと思っているんだけどな。彼が一番の金持ちだからな。外国の評価は気にしなくてもいい。一神教と多神教は根本の考えが違うから。日本人てわからないくらい優柔不断と思われて正解だ。アメリカの評価を超え高々に伝えるマスコミの姿勢は、朝鮮放送にも匹敵すると思ってみてた。菅さんの言った言わないを越える新しい政治家の出現を待つ以外はないのか。
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原発派vs脱原発派

2011-06-02 18:52:28 | Weblog
チェルノブイリの美しい自然。この美しい村へ住民は二度と帰れない。放射能汚染のため。福島でも同じことが起ころうとしている。その最中、内閣不信任案が提出された。なぜか、頭が正常に切り替わった菅内閣に対し原発推進派がまだまだ原発は儲かるとばかりに脱原発の菅内閣に不信任を迫った構図だ。民主党内の原発推進派の渡部恒三が小沢に言い寄って不信任賛成を画策したが土壇場で踏みとどまった。という図式か。これは誰が見ても原発の戦いだよな。これをどうしてマスコミは正面に据えずに民主党分裂かという論調にするのだろうか?正力からの原発推進の流れに逆らえないのかな。旧態然とした組織だな。そんなもの解体すればいいのに。どうせ税金をどう分捕るかだけの集まりでしかないのだから。結局、菅がメドがついたら退陣という約束で事を収束させたけどそのあいだに脱原発をイタリアなみの国民投票まで進めてもらいたいな。
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森林率60%

2011-06-01 08:50:01 | Weblog
カナダは、どれくらいだろう?イギリスは森林率10%で中国は、5%くらいかな。日本は、森林率60%なんだよ。つまり自然豊かな国ということだ。山紫水明ということはうそじゃなかったんだ。それにしてもヨーロッパの森林率の低さに驚いた。イメージとしてはヨーロッパは森と泉の国って思ってたけど現実違うんだね。これは、宗教観のちがいなのだろうか。日本は、自然には神が宿るところとして崇めるけど外国は、いや一神教では、自然は克服すべきものの観が強いのかな。そのかわり、世界の地震の20%、火山活動の7%は引き受けなければならないらしい。どんだけ自然に痛めつけられても自然を恨まず黙々と復興に精を出すという図式が日本人の昔からの姿だったんでしょう。しかし、原発は、違う。人災は、自然のほかだから。正確なデータ。正しい対策が必要だ。
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