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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

2018-06-08 06:43:17 | Weblog

台風5号が発生して日曜か月曜に大雨が降るらしい。水は空気の50倍で体温を奪う。山では濡れないことが大事なんだ。と思いながら雨を眺めている。日本語の雨の種類というか呼び名は400くらいあるらしい。昔の人はその雨の降り方によって名前を付けていたんでしょうね。一般庶民もその都度使い分けてたんでしょうかね。アニミズムというか汎霊性の国だからね。雨には雨の神が宿るのだ。春雨、五月雨、驟雨、穀雨、霧雨、時雨、通り雨、翠雨、緑雨、豪雨、叢雨、秋雨、弾雨、微雨、少雨 、日和雨、慈雨・・・・思いつくだけだが400も覚えられないのにどうやって雨の表現をしていったのでしょうね。和歌の国だからかな。昔の一般庶民も俺くらいしか知らなかったのかな。それとも200くらいは当たり前の世界だったんでしょうかね。エライ坊さんや学者、歌人が使ってその表現を下々がいただくという流れだったんでしょうかそれとも暮らしの中で生まれてきたネーミングだったんでしょうかね。日本人は心に浮かぶ表現をする民族だったんでしょうね。そう言えば、日本人が描いた昔の絵というか日本画は「写意」であって「写実」じゃないですからね。雨を見てのいろんな表現、日本語ってというか日本人の感性って素晴らしい。それなのに明治以降、ずっとアメリカ人を育て続けているのは何故なんだろう?。とブツブツ。。ちなみにイギリスではrainではなくwetを日常的に使うとのこと。今日はウエットオンウエットで絵を描こう。

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