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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

underdog

2015-09-21 06:51:55 | Weblog
日本がラグビーワールドカップで金星、南アフリカを破る!「信じられぬ英メディアに衝撃」なんて記事が踊ってるからホンマかいなとイギリスの新聞を見てみた。イギリスの新聞は階級があって資本者階級中間層労働層によって読む新聞が違うとのこと。まずは上流階級が読む新聞を見てみると英メディアに衝撃と日本が言うわりにはトップ記事ではないトピックスが10あってその9番目に出てくる扱いだ。まずは南アフリカの監督が国民に謝ったという記事が一番目。そのあと「信じられないゲーム史上最大のショック」という記事があって「負け犬の最高の勝利」という記事があった。彼らは日本を負け犬と見てたんだ。イギリスの上流階級の意識の片鱗が見えた。やっぱりこの国は白人至上主義なんだね
何の根拠もないくせに意識だけは変わらない。ここを壊さないと世界は変わらない。一握りの資本者階級が世界を牛耳る仕組みを。とブツブツ。中間層が読む新聞にいくと表現はうって変わる。「日本がすばらしい勝利」と讃え「ラグビーワールドカップ史上最高の瞬間」と記事は続く。この差はなんなのでしょうね。中間層はリベラル。上層部は保守ということか。労働者階級が読む新聞にいくとこちらはラグビーの記事のトップに「日本のキャプテン南アフリカ戦での驚きの勝利に歓呼の声を上げると信じられない日本の勝利への賞賛が満ちた構成となっている。一部の権力者を除いたら世界は友達なんだということがよくわかる。ここにこれからの日本のあり方があるような気がしてならない。「負け犬」と呼ぶヤツラに媚びへつらうのか公平な価値観を示してくれる大衆の友情に報いるのか日本の権力者の目はどこを見るのだろう。もちろんスポーツ紙はサッカーがトップでラグビーなんか2面3面だけど日本の快挙であることは事実なんだから「負け犬」といわれてもな
もっと他に言い方があったでしょうにとブツブツブリテン。
コメント
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