フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

バルバロイ

2013-09-28 08:42:03 | Weblog
インドネシア語中級講座も回を重ねて4回目。アメリアが昨日自分が思ったことを自分が使っている言葉で自分のスピードで一方的にしゃべるとまるっきり聞き取れない。そりゃぁ単に観光旅行に行って現地の市場で買い物するくらいのことなら誰でもできるけど。「ねぇねぇ聞いて、私ね昨日・・・」と語りかけてくれたらまだ何とかついていけたけどみんなに向かってネイティブのスピードでやられたら突然バルバロイになったみたいに脳が膨らんで何を言ってるのか単語一つ拾えなかった。「何をごちゃごちゃ言ってるんだ」とまるっきり雑音。古代ギリシャ人が自分達の言葉を話さないヤツらを「バルバロイ」と言った気持ちがよく分かる。言葉って脳が受け入れないと言葉じゃないんだよね。と自分の語学力不足を棚に上げ脳のせいにする。「脳が壊れたのかな?」と能天気にアメリアの言葉を素通りさせている。それでも「ガンバロウ」と言う気はまだあるのだ。
コメント
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