春だったかな、まだ絵を描いてなかったころかな山の上の小さな駅に行ったことがある。ゴブラン織りのカバンを持ったアンが降り立ったような小さな駅だ。ここは、高知で一つだけのスィッチバックがある駅で鉄道ファンには有名な駅だけどなんせ不便なところにあって秘境の駅のグループにはいるんじゃないかな。もっと秘境の駅は四国にはあるんだけど。この駅は、勿論いまでは無人駅だけどファンの人たちや駅員さんが定期的に掃除をしてくれているんできれいに保たれている。少ないとはいえ乗降客はいるんだよ。あのときも近所の人が一人列車を待っていた。最近になって、写真を見てたら絵を描いてみたくなって駅の絵を描いた。

このままでいいじゃないか。この幸せ感。
日本は、かぶれやすいから いま「MICE」だなんてコンセプトを掲げてあの国に遅れているぞとかハブ空港として機能してないぞとかさも乗り遅れるなとでも言うように世界の人、企業を呼び込もうとしているが、そんなこと他の国に任せといたらいいんじゃないの。かえって江戸の町並みを保存しているとかいうほうが結局は勝ちだと思うんだけど。街は治安が良く、安全、安心で世界中の目が集まるんだから。検挙率も先進国で最低でMICEもなにもないだろう。僕は、この駅の安らぎに可能性を感じる。昔からあるものをみんなが掃除してきれいに保ってるなんてまさに日本人っていいなと思えるもの。それを世界に魅せていけばいいと山の上の小さな駅を描きながらそんなふうなこと思っていた。

このままでいいじゃないか。この幸せ感。
日本は、かぶれやすいから いま「MICE」だなんてコンセプトを掲げてあの国に遅れているぞとかハブ空港として機能してないぞとかさも乗り遅れるなとでも言うように世界の人、企業を呼び込もうとしているが、そんなこと他の国に任せといたらいいんじゃないの。かえって江戸の町並みを保存しているとかいうほうが結局は勝ちだと思うんだけど。街は治安が良く、安全、安心で世界中の目が集まるんだから。検挙率も先進国で最低でMICEもなにもないだろう。僕は、この駅の安らぎに可能性を感じる。昔からあるものをみんなが掃除してきれいに保ってるなんてまさに日本人っていいなと思えるもの。それを世界に魅せていけばいいと山の上の小さな駅を描きながらそんなふうなこと思っていた。