クリスマスの朝は、静かであった。サンタさんから、蜂蜜とフルーツケーキとネックウォーマーを貰った。まるで、大草原の小さな家にサンタが訪れたような世界だ。マークおじさんだったか名前は忘れたけれどローラがクリスマスだったと思うけどスプーンをプレゼントされるんだ。何故かそのシーンを覚えている。プレゼントってこういうのを言うんだよなってその時思った。ローラのうれしそうな顔。銀ではなかっただろうけどそのスプーン1本のプレゼントが非常にかっこよかった。もう随分と昔に見たけどそのシーンとお父さんが、(ボナンザのジョーが)井戸を掘るシーンとか覚えている。ストーリーではなく、1シーンとして。そんな1シーン1シーンが、僕の中では「大草原のローラ」なのかもしれない。贅沢をいってはいけないんだけど、豊かではなかった日の方が楽しかったようなうれしかったような気がする。もしかして、こんな気分にさせるのがクリスマスなのかな。だったら、イエスって偉大だな。12月25日生まれって言うけどあの頃カレンダーなんてあったのかな。あるとしても太陰暦だったから太陽暦に直すといつになるのだろう。
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