フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

Chita Youma

2009-12-03 19:51:23 | Weblog
小泉八雲って知ってるようで知らない。怪談は読んだけど八雲の小説は読んでいない。なんて本なんだろうと思ってたら図書館の分室で偶然に出会った。「Chita」「Youma」の2篇で1冊に収められていて「カリブの女」と言うタイトルであった。カリブの女ならモンクがそうだから大体あんなもんだろうと見当はつくが、この2冊しかラフカジオハーンは小説は書かなかったとのこと。ハーンはギリシャ人とイギリス人との間に生まれ19歳で米国に移民。西インド諸島の仏海外県マルティニ-クに滞在。40歳で来日。小泉節子とであって結婚、日本に帰化し小泉八雲となる。松江で暮らしてた八雲の家も見学したことがあるんだけど有名な人の受け止め方しかしなかったな。でも、不思議なことにマルティニークには興味があったのでいりいろ調べたりモンクに聞いたりしたことがあってだいぶ後でハーンがマルティニークにいたことを知ったんだけど、それから八雲のことは、ラジオで「日本人の心」という著書が明治の日本人の心の襞をよく捉えていると言う話を聞いて読んで見ようと思っていた。図書館で検索したらなかったからそのままになっていた。チラッとChitaをめくるとニューオーリンズからの船旅の大変さにページがたくさん割かれていた。そうだろうな。モンクに聞いたカリブの台風ときたらメガ級だから荒れて無くてもあの時代の航海は大変だっただろう。マルティニ-クは、仏領だからモンクたちは行ったことが無いそうだ。クレオールといってフランスとのハーフのよな人種の島だからモンクたちイギリス系と違うのだろう。なんか、昔興味があったことが、興味があった人がまた違った形でリンクしてくるから想いってふしぎだね。「想い」これがこれからのキーワードかな、自分にとって。
コメント
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