フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

日本人の姿

2009-12-17 19:31:14 | Weblog
日本人の姿って何だろう。僕らが昔からそうだったと信じてきたことは本当は明治政府によって作られたものが多いのだそうだ。御用学者によって黒も白と言いくるめられてきたこともあるから歴史って本当に当てにならないね。安土桃山の頃に日本に来た宣教師ルイスフロイスや他が書いて本国に送った物を見れば、当時の日本では、男が料理を作って女に食わしてた。女は酒飲んで自由に振舞ってたと書いてあるらしい。「男子厨房に入るべからず」なんていうのは、武士道で言われた言葉かと思っていたら、これも明治政府が広めた言葉らしい。明治って世は、下級武士が作った政府だから高級志向への憧れが強かった性格があったからあの野蛮な西洋の本質を見抜けず西洋化に突き進んで日本人は今に至っているんだ。ちょっとここらでしっかりしようよ。江戸は世界で一番進んだ町だったんだから。そのときの日本人は、明治のように兵士ではなかったから、もっとおおらかで品があってりんとしていたらしい。考えても見てよ、もし、明治と言う世の中を高級武士の改革で成し遂げていたとしたら西洋なんぞ「よきにはからへ」くらいで全然違った世界が開かれていたと思う。今、草食系といわれてこのタイプが日本から世界へ出て行こうとしているがこれなんぞ先祖がえりしたのに過ぎないと思っている。母系社会が基本で日本人はそのDNAを受け継いでいるから結構長い間男女平等の感覚があったんじゃないかな。調べて見ないとわからないけど。春日の局あたりまでかな。頭を真っ白にして考えなければならないのに今まで習った既成観念が灰色にする。だから、新しい発見なんてできないように明治政府に叩き込まれているんだろうか。僕らが生きた時代といってもほんの僅かだからその時代の社会に染まって生きるしかないんだけどせめて本来の日本人の姿を思い浮かべて還流していきたい。
コメント
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