返事

2012-07-05 | ビジネス業界
国によってといえば大げさですが、返事の仕方にも癖があるな、と、感じます。
これは私が今まで付き合ったお客様からの印象ですので、いやいやそんなことはないよ、という方もいると思いますが・・・

中国は何でもかんでも 「できる」「大丈夫」の傾向があり、で、後になって色々と問題が出てくるケースが多かったような気がします。

ベトナムは、どちらかといえば、堅い、というか、ときには、「おいおい、やる前からマイナスなことばかり言いやがって・・」と思ってしまうような取引先が多いような印象です。

どちらがどう、ということはありませんが、いずれにしろ、「この間こう言ったじゃないか」という突っ込みをしても無駄、というか喧嘩にしかならないことがわかりましたので、どんなに相手の言ってることが変わっても、そこは突っ込まないようにしています。
それより、言ってることが変わる相手の場合、「メモ」をとり、ときにはメールでこんなこと話しをしたよね・・ と、先手を打つようにします。

懇意にしているベトナム人社長は、ベトナム人ではありますが、比較的「大丈夫」「できる」を簡単に口にし、後で必死に埋め合わせをするタイプです。そんなことがわかっているだけに、彼の「OK」はこちらが十分注意して対処するようにしています。

こういった細かいアレンジも含めて、海外とのやりとりは一つの技術だと思っています。日本人同士だと、「あいつ、こう言ってるけど、実際は違うよね~」なんて気づくのですが、こと海外からの返答は、「文面どおり」「自分の都合のいいように」解釈してしまい、後日問題に発展することもしばしば。 そのあたり、問題になりそうな芽は早めに摘み取るのも私の仕事だったりします。


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