いちご栽培

2008-02-17 | 海外雑談
更新サボってしまいました。。すみません。
一旦サボってしまうと、癖ついちゃいまして。。。。

先日、とあるジャムメーカーさんと商談をしました。同社のイチゴジャムの苺は中国の農家からのものを、年間数千tも使用しているそうです。
農薬の管理なんてものは、農産物を扱う以上当然だそうで、15年以上前から、農業指導まで行い、契約した農家からしか購入しない仕組みを作り上げているとのこと。
当然、長期で現地農家に指導員を滞在させています。現地の農民とは長年に渡る信頼関係の下、同社の完全管理下で生産されているようです。

下草の刈り取り、水路の閉鎖(水路は虫が湧く原因となるので)、肥料の数量のみならず使用時期の管理、等々・・水産にはない地道な努力を長期に渡り行っています。

「わが社の製品はその手間から比べたら、とにかく安いと思いますよ」

担当者がおっしゃった言葉が印象的です。私も約1時間半の商談を終え、コンビニで同社の製品売値を見たときにはそう思いました。

中国の騒ぎは相変わらずですね。丸の内の本屋には、中国食品についての本がたくさん並んでいました。そのうち1冊を読んでますが、あまりにも大衆うけする内容に仕上がっており、がっかりです。そのうちブログで紹介しますが、まあ、ひどい本です。。

三流商社は予算策定作業が大詰めとなり、連日「数字合わせ」作業が続いています。来期の体制も決まらない中、予算だけがどんどん進んでいきます。
方針があり、計画があり、その実行をするために、「予算」が存在するものです。予算に「とりあえず」なんて言葉はあり得ないのですが、三流商社では、「とりあえず」予算を組み、いつのまにかそれが実行されている、というパターンが数年続いています。

業績は「とりあえず」じゃ済まされないんですが。。。


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2 コメント

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Unknown (犬型ロボット)
2008-02-18 18:49:39
今日、こんなクレームがありました。
「蟹にゴマみたいなのがついていました。食べられるのですか?これ、中国産ですか?」

・・・・・・・・。

「原産国:ロシア」と表示していてもこのクレームです。そして、消費者がかなり中国を意識していることが伺えます。
品質の悪い物=中国産
このイメージは当分払拭できないのではないでしょうか。

うちの会社も予算です。
金曜は1時半(土曜の朝)までかかって“とりあえず予算”を作ってました
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犬型ロボットさんへ (tare@)
2008-02-18 23:42:35
毎度様です。

粗悪品=中国 という方程式が定着していますね。消費者に刷り込まれた悪い印象って、なかなか払拭できないものです。
消費者が食べるものに敏感になったのは、まあいいことかもしれませんが、その判断基準を持っていないだけに大変です。
これも我々の仕事の一部なんだと思っています。。

予算。。。ですかぁ・・・
今宵はノーコメントでお願いします。。笑
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