台湾・東港2

2006-01-29 | 海外出張
先週出張に行っていた、台湾の写真の続きです。
そういえば、先週の日曜日、帰国しました。大雪の影響で大変でしたが、今日の東京は春のような陽気。




台湾・東港といえば、一時は日本向け生鮪の出荷港として非常に有名でした。
この港に水揚げされた生の鮪がそのまま氷漬けされ、日本へ空輸されていました。
この東港は、春先になると、黒鮪が水揚げされます。



写真の「生魚片」というのが、刺身の意味です。
漢字見ただけで、意味はっきりわかります。これば、韓国やベトナムだと、何書いてあるんだか、さっぱりわからなくなります。
台湾で生鮪を食べる習慣はあまり無かったらしいのですが、ここ数年、急激に増えているそうです。



この日はシーズン前で一般の観光客はいませんでしたが、5-6月には、連日・観光バス数十台が台湾各地からやってきて、この通りが観光バスで埋め尽くされるとか。
それこそ、「新春・生鮪食べつくし 東港ツアー」なるものを、旅行会社各社が企画しているようです。
最近、生鮪については日本で思ったように販売できない(空輸ですので、それなりに経費かかります)ので、国内消費がほとんどになったようです。日本より高値で売れるアメリカあたりへの輸出もあるらしいです。

先日、ホーチミンで見ましたが、ベトナムの鮪が、ハワイやアメリカ西海岸へ輸出(空輸)されています。
ハワイへ観光で行った時には、うかつに「ハワイの鮪はおいしい~」なんて、口走らないように

ハワイも魚が減り、観光客は増え、十分な供給ができないようです。
案外日本から生の鮪が空輸されているかもしれませんね。。
少々勉強不足ですので、調べときます。




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8 コメント

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Unknown (犬型ロボット)
2006-01-30 00:03:36
中国でも刺身が非常に増えています。鮭や赤貝など、その辺のレストランでも食べるようになりました。ちゃんとわさび醤油が出てきます。ただ、わさびは強制的に混ぜられていて、しかも入れすぎなので、食べるたびに涙を流すことになります。。。



台湾でもわさび醤油で食べるんでしょうか?

中国ではマグロはまだ見ませんが、逆に台湾ではマグロ以外の生食魚って何がありますか?
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わさび (tare@三流商社マン)
2006-01-30 12:33:35
台湾の鮪漁船が日本へ入港した際、よく船内で食事をご馳走になりました。外航船なので、勝手に出入りしちゃいけないのですが、まあそのあたりは曖昧に。。笑



で、刺身なんかたくさん食べさせてもらいましたが、わさびの中に醤油がある感じ。

わさびも日本のそれとは違い、若干甘いような。。

で、わさびの中に醤油をたらす感じで食べます。

中国と一緒ですね。



彼らももう、何でも刺身でたべます。わさびどっぷりとつけて。 

回転すしは、一回とった皿を戻したり、食べないのに指でつついたりと、あまり良い状態ではないようです。
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どもども (オッケーズ)
2006-01-30 12:54:08
先日は短時間でしたが、久しぶりに会えて嬉しかったです!来月の海接待期待してますね!お馬鹿騒ぎしましょ!!!

3月の種子島も、すっげー楽しみにしてます!

今度は何があろーと絶対行きますよ!かならず…きっと…。
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おっ オッケーズ さん?? (tare@三流商社マン)
2006-01-30 15:43:14
毎度でございます。

オッケーズ さんも、バリバリ業界の方ですよね。

出張先で、時々、潮遊びとか付き合ってもらってます。。。笑



了解です。三流は三流なりに、休暇が必要です。

仕事上のお付き合いのはずなのに、なにかと休みの話しが多くなりがちですが、そういった計画は予定も早いし、実行力もあるほうです。。笑笑



今後とも、ごひいきにっ。



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お聞きします。 (茶陶遊人の部屋)
2006-01-30 21:54:28
こんばんわ、相変わらず、東に、西へとお忙しい様で、ビジネスマンにエールをおくります。 ところで、韓国の報道に、莞島魚類養殖業連合会所属の組合員のデモがソウル市の世宗路の政府庁舎前で、おこなわれ、ヒラメやボラを投げつけるデモがあったそうです。

 漁民たちは「発ガン性物質とされるマラカイトグリーンの混入事件」と関連し、政府があわてて対応した為大きな被害を被ったと、主張しているそうです。私ら素人には、よく分かりませんが、彼等にすれば、死活問題なんでしょうね。
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難しいですが。。 (tare@三流商社マン)
2006-01-30 22:57:20
茶陶遊人の部屋 さん

いつもコメントありがとうございます。

恥ずかしながら、その事件、良く知りません。



マラカイトグリーンは、たしか、魚の傷口に塗ると、きれいに傷が塞がるとかで、養殖魚の身体に塗りたくった時期がありました。日本ではもうふた昔ぐらい前の話しだったと思います。

そのマラカイトグリーンは、発がん性あるとかで、使用禁止になったのですが、その効果(見た目)が優れているため、しばらく黙って使用している養殖業者がいたと聞いています。



この韓国のケースもたぶん、一部養殖業者が当該発がん性の薬品を使用していたのでしょう。 

政府の対応がいかにも、すべての養殖魚、或いはその地域の養殖魚すべてが危険であるかのような発表をしたため、何の問題もない魚まで売れなくなったのではないでしょうか?? あくまで推測です。



しかし、自分がつくった魚を投げつけるとは問題です。。。



我々も養殖魚を扱うときは非常に神経質になります。

餌や水までしっかりと調査しないと、あとでどんな問題が出てくるかわかりません。

法律もずいぶん厳しくなります。



今までのような「魚屋」スタイルでは商売ができないようになってきました。
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良く解かりました。 (茶陶遊人の部屋)
2006-01-31 22:11:16
こんばんわ、やはりご専門のお仕事柄、私の素人にも良くわかりやすく、お答え戴きまして、あろがとうございました。本当に食の、安全、安心、の確保にはご苦労があるとおもいますが、我々消費者のためにも、頑張ってください。
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こちらこそありがとうございます (tare@三流商社マン)
2006-02-01 12:21:54
茶陶遊人の部屋さん



いつもコメント、感想いただき、感謝です。

韓国の情報にも明るいようで、こちらも勉強になります。



先のコメントはあくまでも予想なのですが、たぶんあんな感じだと思います。

我々も同様の被害を受けたことは何度もあります。

たとえば、日本海でオイルタンカーが座礁、原油流出した際、富山の甘エビは油に汚染されたとかいう風評で、(しかも実は輸入がほとんどなのに)消費が落ち込んだことがあります。



日本の消費者はマスコミに非常に左右というか誘導されてます。韓国も同様か、もっと敏感なのかもしれませんね。



これからも、宜しくお願いします。



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