映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

ジゴロ・イン・ニューヨーク

2015年03月19日 | 映画(さ行)
いや~、まいりました



* * * * * * * * * *

ブルックリンの本屋の店主マレー(ウッディ・アレン)が、
花屋のフィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)をジゴロに仕立て、
男娼ビジネスを始める、というストーリー。
これが、裕福な女性たちに思いの外好評で、彼の虜になる女性が続出。
しかしある時、とある未亡人に本気で心惹かれていくフィオラヴァンテ・・・。



本作は、ジョン・タトゥーロが監督・脚本、そして主演を務めており、
また、ウッディ・アレンが自身の監督作品以外に
13年ぶりに出演したという話題作。
テーマはこんな、きわどさスレスレなのですが、
この題材でここまでいやらしくなく品よく、
そしてロマンチックにできてしまうというのも、
ある意味すごいと思います。



ここに登場するお金持ちのマダムたちが
フィオラヴァンテに夢中になってしまいますが、
いや、その気持はよく分かる。
一見とびきりのハンサムというわけではないですよね、ジョン・タトゥーロ。
しかしですね、この実際オトコっぽい容貌で、花を飾り料理をする姿勢、指
うわー、セクシー。
男っぽく力があることが余裕となっていて、
女性をいたわり、優しい。
おお、これぞ女性の望む男性像。
こりゃ、まいるワ・・・ホント。
は~。
もう、その一言に尽きる・・・。



あ、本作でブルックリンの彼らが住んでいる街。
ユダヤ人街なのですね。
こういう場所があるというのは、今まで他の映画でも見たことがなかった。
初めて知りました。
これもなかなか興味深い。



ジゴロ・イン・ニューヨーク コレクターズ・エディション [初回限定生産]アウタースリーブ付 [DVD]
ジョン・タトゥーロ,ウディ・アレン,バネッサ・パラディ,シャロン・ストーン,リーヴ・シュレイバー
ギャガ


「ジゴロ・イン・ニューヨーク」
2013年/アメリカ/90分
監督・脚本:ジョン・タトゥーロ
出演:ジョン・タトゥーロ、ウッディ・アレン、バネッサ・パラディ、リーブ・シュレイバー、シャロン・ストーン

セクシー度★★★★★
満足度★★★★☆


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